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働くということ①

サラリーマンの目標は何?
と聞かれると、所属できていることが目的の人もいるし、
出世すること、稼ぐこと、などなど 人には多様な目指すところがある
組織の中での 実力を認められ
給料がアップし 仕事の裁量が与えられ
みんなに感謝される
行方は 部長か 役員か
そんな 夢もいいだろう

一方で、私がまだ幼い時に 祖父と一緒に店番をしながら
最近の若者は・・・」話を聞いていた
私の祖父は出兵していた世代だ
中でも・・・ 働くことについて ご紹介したい

「私らの若いころは、とにかく働いて、働いた結果に対して
 店主が代金を決めるのだ。
 店主が働いてくれたことに関して感謝して、
 感謝の証としてお金をいただく
 それが働いてお金を得るということだ。
 近頃は、初めっから、給料がいくらだからその仕事をするとか、
 そういうことではないよな。考え方が逆だな。
 それではお金のために仕事をしているだけで、お金の奴隷だ」
と、語っていた。
子ども心にも、仕事をするということの難しさを知った気がした。

今では、給料明細が 上司から渡されることもなく
社内メールで自動送信されてくる。
そしてお金は自動振り込みされている
簡素化された 結果である
会社の管理職から 感謝の証として お金を受け取っている・・・
そのような感性は 
いまどのぐらいの人が 感じているのだろうか。



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