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張りぼての自信でも動機になるならそれでいい フリーランス生活【28日目】

 焼き直しのWEBライティングに面白みを感じず、時間も気力も奪われていた私ですが、このたびようやく突破口を見つけました。

 自分自身で「この仕事は焼き直しの仕事」思っていたのが、一番よくなかったようです。

 正直なところ、あらゆる情報はインターネット上にすでに存在しています。検索上位を目指したい、成約につなげたい、クライアントの思惑はよくわかりますが、書いている私からすると、「すでに完成している情報源があるのになんで書く必要があるんだろう」と思っている節がありました。

 まだ世の中に存在しないような情報を載せた、オリジナルの文章に憧れはあるのですが、予算の都合もあり、そこまで手はかけられない。

 そんなジレンマもあって、これまで苦痛を感じることもありました。

 でもようやく割り切ることができました。

 WEBライティングを楽しむコツは、「俺の方が上手く書ける!」とプライドを持って行うことだと思います。

 世の中には、SEO対策をバリバリに意識して、キーワードには配慮するけど読み手には気を遣わずにとりあえず作られている文章があります。

 検索上位のホームページといえど、読み手のことを考えずに突然広告が挿入されていたり、アイキャッチばかりで流れの悪い文章も存在しています。

 実績では圧倒的に負けていますが、読み手への気遣いでは自分も負けていないと思うのです。いや、負けてないと思い込むことで、あえて自分が焼き直す意義を見出すのです。

 とってつけた自信ですが、それでもようやくWEBライティングを楽しく感じることができました。納得できる動機があるだけで、こんなにも違うものなんですね。

 

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