見出し画像

私にとっての地域って?

我が家は地域の子供会に第1子が小学校に入学した頃から、続けて第2子もということで、かれこれ10年くらい関わっている。

最初の7年間は夫が主体となって関わり、うち3年間は会長(その前には副会長)。
この3年間は私が主体となって関わり、会計と監査を担当。

コロナ禍で2年間ほぼ活動がなく、新規加入もほぼないに等しい状態。(地域の別の子供会も同じ状況)
現在6年生の子供たちが卒業してしまうと、半数くらいに減ってしまう状況となり。。
役員の中からこのままだと運営ができなくなるという危機感が募り、子供会をなくすか?という声も出てきた。

そこで、子供会の全員が入っているLINEグループでアンケートを実施。全員が継続の意思(正確には継続したい人に委ねるという人が約半数)を示したため、現実的な継続に向けての相談を開始。

そこで困るのがファシリテーター不在。
これまで、夫が会長をやっていた時には主に夫がファシリテーターとしてやっていたようで、会長ではなくなった後は長年携わってきた役員の方が調整役をしていた様子。

今回は役員にファシリテーターをできそうな人が私以外に見当たらず、その役割を担うことに。

8月から数ヶ月かけて、実際にどうすれば活動を継続できるか、有志のメンバーを募って、月に1回のペースで対話を続けた。

対話で何が課題でどうすれば解決できそうか、共有して一緒に考えていく中で、有志のメンバーの中から役員をやってもいいという方が自ら声を上げてくださり、会長もお願いした方に引き受けていただけることに。

正直、誰も自分ごととして捉えてくれなかったら、この会はなくなってしまうだろうと思っていた。
でも、一度そういう気持ちは置いておいて、フラットな気持ちでファシリテーターとして関わって、話し合いを重ねてみた。

その結果、これまでは自分ごととして捉えるということから遠かった人もどういう形でだったら活動を続けられるか、一人一人が自分ごととして考えるようになり、決めた期限に結論が出せた。
(ただし、実際に活動を継続するためには各所への交渉が必要で、その部分は夫と現会長にバトンタッチとなる。)

この体験を通して、自分の身の回りの最小単位の地域での心のもちようや必要としていること、距離感など、ちょっとだけ掴めたような気がする。

必要な仕組みやツールの活用方法などはいくらでも思い浮かぶのですが、心の持ちようや距離感がしっかり掴めてないとこれらを提案したり、導入するのは難しいと感じていたので、一歩進んだ感じはする。

この記事が参加している募集

ふるさとを語ろう

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?