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【初心者向け読書術】読みたい本の読みたいところだけ読めばいい(知識を操る超読書術)

メンタリストDaiGoさん著書「知識を操る超読書術」を読んだので、インプットに向けたアウトプットの為、レビュー投稿します。内容の詳細というよりも、私自身この2年半で100冊以上読書をしてきたので、その回顧録も兼ねた投稿です。

書籍概要/こんな方に

著者のDaiGoさんはメンタリストとして有名。1日に20冊読書されるそうです。超絶論理的なYouTubeはその知識が裏付けとしてあるようです。その読書のテクニックを語った内容。主に学術書、ビジネス書を対象とした、読書初心者向け中級者向け上級者向けと、読み手の状態ごとに内容が分かれた本。内容も具体的でわかりやすく、かつ要点にラインが引いてありそこをザッピングする形で読むだけでも理解が進みます。20年に向けて読書に挑戦しよう!という方は勿論、もう一段の知識習得を進めていきたい方も是非。

今回は読書初心者の方に向けたまとめてみます。

そもそも読書はモチベーションが大事

読書にはいくつかの敵がいると考えています。強敵なのは眠気。以前通勤で1時間ほど電車に乗っていましたが、疲れが溜まってくるとその時間も読書ではなく睡眠に置き換わってしまうものでした。要は、「この本を読むたみたい!」というモチベーションが超大事ということ。

フロー状態の維持

次なる敵はスマホ。誰かからの連絡やプッシュ通知が入るたびに意識はスマホに持っていかれます。何かを深く理解しようと思うと、やはり没頭集中することが大事。いわゆるフロー状態の維持ができるか。そうなると、スマホやテレビなど、妨げになるものを意図的に遠ざけることが大事になります。わざわざここまでして読書したいのか!と考えると、やはり読書に大事なのはモチベーションである、とうことに話は戻ってくると思います。

「なぜ読書したいと思ったのか」というインサイト

そもそも、ただでさえ忙しい日々を過ごす中で、読書しようと思ったんでしょうか。しかも小難しい内容もあるビジネス書を。その自分の気持ちを一度理解してみることが大事ではないでしょうか。「読書したい」という気持ちや想いの裏側にあるインサイト。私と同じように日常生活への閉塞感という方もいれば、キャリアアップスキルアップ、業務上の自己研鑽、趣味、カッコ良さそうなど…色んなパターンがあると思いますが。インサイトを理解できるかで、モチベーションはグッと変わってきます。

もっとワガママに読書すれば良い

そもそも読書方法に正解なんてないはず。読書も人生も自由だから。だからこそ、もっとワガママに読んだらいいと思うんです。私も2年半で100冊ほど読書した本をInstagramに投稿しましたが、実際に手に取って一部を読み進めた本は倍以上あると思います。要は、わざわざ投稿するほどでもないなぁという内容の本もたくさんあったし、投稿できる水準まで理解が進まなかった難解な本もあったということです。とりあえず気にいったジャケットのCDを買っていたあの頃のように。好きなように読書を始めてみましょう。

本を読む準備がキモ/得たい情報を決める

そんな私が一貫していたのはテーマを立てて本をセレクトしていたこと。学びたい、知識を深めたいと思ったことをもとに本を借りました。リーダー業務をすることになった際にはリーダー論・マネジメント理論を。社外研修の講師の方が魅力的であればその方の著書を借りたりなど。そもそもこの「学びたい」というテーマがないと、なかなか読書を進めるモチベーションは高まりません。DaiGoさんも、書籍でアクション①として本を読む準備をすることを掲げておられ、得たい情報を事前に決めていくことの重要性に触れています

図書館を活用するメリット

定額読み放題のサービスもたくさんあるのですが、これまでは黎明期でラインナップがイマイチだったこと。またドライアイには液晶を見つめ続けることが難しかったこともあり、私は図書館を利用していました。図書館のメリットは3つあります。ジャケット借りができる。予約すれば最新書籍も読むことができ、良いものを厳選して購入できる。また最大のメリットは納期が決まること。返却期日が設定されることはスピードの観点で非常に重要です。初心者の方は是非一度図書館に足をお運びください。毎週足を運んでいた副産物として、6歳の娘もすっかり読書好きになり「図書館に住みたい」というようになりました。

なによりも好きな場所だけ読みば良い

本著でも記載されていましたが、読書で挫折した方のほとんどが「第一章でストップしている」ということでした。ここで改めてお伝えしたいのは「最初から順番に読み進める必要はない」ということ。仮にとんでもない内容の書籍であったとすれば読み進めた時間が無駄になりまし。何よりもモチベーションが上がらない。まず大前提にある「最初から最後まで読み進める」という既成概念を取っ払いましょう。

道筋が予測できる方が読み進めやすい

行きよりも帰り道の方が短く感じる。そんな経験はありませんか?科学の世界では「リターン・トリップ・エフェクト」と呼ばれています。要は往路で道順を理解したことで復路を「予測できる」ことが感覚に繋がっているんです。読書にも同じことが言えます。なので、読み進め方としても「まず内容を予測する」ことからスタートしましょう。

具体的な読み進め方

①本を手に取って最初に目を通す場所。ザッピングするような気持ちで読みます

表紙、裏表紙、帯
プロローグ
目次エビローグ

ここから筆者の伝えたいこと(道筋)が見えてきます。

②その上で、読みたいところだけ読みましょう。
③そしてもっと深く勉強したい、深く理解したいと思った時に、最初から熟読すれば良いのです。

※より深く読み解いていく為の手法はまた別途整理します。

さいごに

読書はヒトに会って話をするよりも時間、費用対効果ともに高く知識習得できます。もちろん実践が一番なのですが、そのとっかかりとして読書元年にしてみるのはいかがでしょうか。


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