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「寒さを感じる時、温めてあげる相手に出会えますように」


最近こんな言葉に出会った。

ちょっと長いけど、マザー・テレサの祈りの言葉だ。


主よ、私が空腹を覚えるとき、
パンを分ける相手に出会わせてください。
のどが渇くとき、飲み物を分ける相手に出会えますように。
寒さを感じるとき、温めてあげる相手に出会わせてください。

不愉快になるとき、
喜ばせる相手に出会えますように。
私の十字架が重く感じられるとき、だれかの十字架を背負ってあげられますように。
乏しくなるとき、乏しい人に出会わせてください。

ひまがなくなるとき、時間を割いてあげる相手に出会いますように。
私が屈辱を味わうとき、だれかを褒めてあげられますように。
気が滅入るとき、だれかを力づけてあげられますように。

理解してもらいたいとき、
理解してあげる相手に出会えますように。
かまってもらいたいとき、かまってあげる相手に出会わせてください。
私が自分のことしか頭にないとき、私の関心が他人にも向きますように。

空腹と貧困の中に生き、
そして死んでいく世の兄弟姉妹に 奉仕するに値する者となれますように。
主よ、私をお助けください。

主よ、私たちの手をとおして、日ごとのパンを、今日彼らにお与えください。
私たちの思いやりをとおして、主よ、彼らに 平和と喜びをお与えください。


正直に言ってマザー・テレサのことは詳しくない。色々ググっていたら黒い噂もあったようだ。私はキリスト教徒でもないので、この祈りの本当の意味が理解できているとも思わない。

だけど、それでも、深く「そうだよなあ」と思ったのである。

個人的に「滅私奉公」みたいなものは好きじゃないので、
自分を犠牲にして他人に尽くしましょうみたいなスローガンは嫌いだ。
(私が好きなのはあくまでもwin-winな関係性である)

でも、人に温かい関心を向けることで自分が救われるというのは、すごくよくわかる。

すごくよくわかるし、実例をこれでもかというほど見てきた。

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