No.61「私は過度の潔癖で、彼氏が他の女性に好意を持つことを許せません」＿Rem

いつもnoteやTwitterを訪れてくださって、ありがとうございます。つかふる姐さんです。
フォロワーの皆さまから寄せられたご相談にお答えする、「つかふる姐さんに聞いてみよう」No.61をお送りします。
（※個人の特定を防ぐため、とこどころ情報を伏せてお送りしています。）

No.60、今回はRemさまからのご相談です。

「私は過度の潔癖で、付き合った人が女性に好意を持つことを許せません。このことが原因で今まで男性と上手くいかず、鬱病を発症しました。今後一生誰のことも愛することができないのではないかと不安です」

ご相談の詳細は以下です。

初めまして。24歳の女です。
いつもつかふる姐さん様のお言葉を楽しみにしております。note公開の無料相談をさせていただきたいのですが、こちらで間違いないでしょうか。

私は過度の潔癖で、付き合った人が女性に好意を持つことを許せません。
元カノの存在は言語道断ですが、アイドルなど芸能人のことを好きなのも許せません。(SNSでフォローしているだけで嫌悪感があります)また、性に対する嫌悪感があり、男性がアダルトコンテンツを見て性処理を行うことにも嫌悪感があります。

このことが原因で今まで男性と上手くいかず、鬱病を発症しました。鬱は寛解しかけているのですが、今後一生誰のことも愛することができないのではないかと不安です。一人は好きですが、男性嫌悪を抱き続けるのは苦しいです。とはいえ男性の性質を受け入れることはできません。(数年かけて努力しましたが無理でした。)対処法があればご教示頂きたいです。

長文失礼しました。ちなみに私は女子校出身で、初めて男性と深く関わったのは大学生の時でした。その時から潔癖を発症し、自殺企図も行いました。過去に性犯罪、両親の不仲などを経験したことが関係しているかもしれませんが、自分が異常だと思うのは辛いです。

Remさま、おたよりありがとうございます。普段から私の言葉を読んでくださっているとのこと、嬉しいです。
毎度のことながら、お時間いただいてしまい申し訳ないです。

Note公開の無料相談はこちらで大丈夫です。ご案内がわかりにくいようでご迷惑おかけしています。
こちらにも詳細載せていますが、もう一度この場をお借りしてご説明しますので、検討中の方はご確認くださいね。

◆ ◆ ◆ Note公開の無料相談◆ ◆ ◆

◆１　 個人情報守秘の上、私のnote上で公開回答します。相談者様含め、Twitterやnoteのフォロワー様に読んでいただけるよう一定期間無料公開したのち、有料公開に切り替えさせていただきます。

◆ ２　ご相談内容は基本的に自由です。恋愛・友情・家族・人生・人間関係・ライフスタイル・セックス・仕事・夜職・心理学・文学・ファッション・アートなどなど。ただし、自殺・他殺・犯罪行為の宣言など緊急の危険性の高いものは守秘をお約束できません。その場合は適切な機関に連絡、またはご相談者様に機関をご紹介いたします。また、明らかに医療的介入が必要な方にも、こちらでご相談をお聞きするよりも、医療機関への受診をお勧めすることがあります。ご了承ください。

◆３　過去にお答えしたご相談と類似するものは、公開相談でお受けできない場合があります。ご自身のご相談内容と類似するものがないかどうか、過去のバックナンバーをお確かめの上でお申し込みをお願いします。

◆４　公開無料相談は原則一回のみです。2回目以降のご相談、継続のご相談、より詳しいご相談等をご希望の方は、有料相談へのお申し込みをお願いいたします。

◆５　月間マガジンの購読者様は特典として優先的にご案内しています。お申し込みの際にその旨お伝えください。

といったルールを設けさせていただいています。
どうぞよろしくお願いいたします。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

それでは改めましてRemさま。ご相談承ります。


Remさまは現在24歳。“過度の潔癖症”という言葉で表現してくださいましたが、自分が付き合った男性が他の女性に好意を持つことが許せないのですね。男性がアダルトコンテンツを見て性処理を行うことにも強い嫌悪感を感じる。

（このアダルトコンテンツも、男性が“見ず知らずの女性”を対象としている点で嫌悪感が生じるのでしょうか？彼氏の場合なら、自分以外の女性で性処理をしているという点で。そうであればこの嫌悪感の根っこは同じなのかもしれませんね）

そういったことが原因で男性とのお付き合いがうまくいかず、大学生の時のお付き合いで“潔癖”を自覚され、自殺企図にまで至ってしまった。

Remさまは「自分が異常だと思うのは辛いです」と書いてくださいましたが、お付き合いをしていたら「自分以外の人に好意を持ってほしくない」というのは当然の感覚だと私は思います。その感覚自体は何ら「異常」ではないのでは、と。

むしろ彼氏が他の女性にメロメロになるのを平気で見ていられる人の方が少数派なんじゃないかなと思います。

私だって嫌ですもん、そんなの。嫌ですよね、可愛い子熱心にフォローしてニマニマしてるのも、AVで性処理する姿も。できる限り見たくないし見えないところでやってくれと思っちゃいます。お付き合いしている男性でなくとも、日常生活の中で、映画やドラマ見ててそういう性処理の生々しい場面を目にすると、「うっわ気持ち悪ぅ！！」「汚な！！」って我にかえることしょっちゅうあります。女性読者の皆様も、そういうことありませんか？

ただ、Remさまの場合は、そういった感覚が“強い”、“過度”である、ということなのかなと思います。そのためにこれまで苦しい思いをしてこられたのかなと。

点数に喩えてみましょう。仮に「0：全然気にならない」、「100：もう無理！」レベルだとすると、大多数の人のその嫌悪感が0〜50点くらいだとすると、Remさまは100〜150点くらい鮮明にそれを感じてしまう。そんな感じでしょうか？

過去そこまで追い詰められた様子を伺いますと、男性のそういった生理現象や本能はRemさまにとって相当気持ちの悪いものだったのだと想像します。あとでまたお話ししますが、性被害やご両親の不仲といったお辛いご経験も、もちろん影響していると思いますよ。人は経験やデータの蓄積から対象への認識を構成していますものね。