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雪はどこに?夏の雪上トレーニング! vol.3

前回もご紹介した室内スキー場!ノルウェーにも巨大な室内スキー場があります!今回はこちらをご紹介!


SNØ(NOR)スノー

ノルウェーのオスロにあるスノー!ノルウェーの選手たちがトレーニングしているところをたびたび目にします!

前回紹介したベルギーのスノーバレーとは雪質が全然違うようにみえます。どうやって人工雪を作っているんでしょうか?

前回記事はこちらです。ぜひ読んでみてね!

さすがノルディックスキー大国!アルペンだけでなくノルディックのコースもあるー!

しかも、レールやウェーブもあってフリースタイルも出来るみたいですし、アイスクライミングまで出来て、室内にしてはとーっっても広いです!

トレーニングセンターやひろーいレストラン、スキーやスノーボードのチューンナップ施設、世界に2つしかないアトミック プロ センターなどが併設されてる!

周辺には商業施設やホテル、住宅があって、この室内スキー場を中心にスノービエンというまちづくりをしているみたい!2027年まで開発計画があるようです。す、すごい!

スノービエンのHPはこちら!まちがだんだん出来上がっていく動画がおもしろいのでぜひみてください!(ノルウェー語なのでGoogle翻訳して読んでね)

さらに、室内スキー場のエネルギーを循環させる仕組みまで作られていて、さすが環境先進国ノルウェー!持続可能なまちづくり!

スノービエンのHPにも書いてありましたが、この室内スキー場を冷蔵庫に例えて、エネルギーを利用して冷気を作り、そこで発生した余剰エネルギーを回収して他のエリアの暖房に利用するという仕組みなんだとか!

さらに太陽光発電と水の再利用も検討しているそう!

また、新しいスポーツ用品を購入するのではなく、今あるものを長く使えるように用品の修理・メンテナンスサービスを提供しているとのこと。

レンタルもアルペン スキー、クロスカントリー スキー、スノーボード、フリースキー、サミット ハイキング/ランドネまで用意されてるみたい!徹底してますねー!

昨今、世界中で地球温暖化による雪不足が起きているので、自然スポーツ大好きなおばさんとしては他人事ではない問題・・・。雪がなかったらスキーが出来ませんからね!持続可能な仕組みはとっても重要!

日本はエネルギー資源が少なくエネルギー分野の課題がたくさんありますので、ノルウェーを見習っていけたらいいですね!

スノー公式HPには、施設内の動画が載っていて、わかりやすいしワクワクするのでぜひみてください!めっちゃ行きたくなるー!

だいぶ話がそれましたが、ここでトレーニングしていたのは怪我から復帰のシーズンを迎えるアトレリー!

Atle lie Mcgrath(NOR)アトレ・リー・マグラスの投稿

怪我から復帰して初の雪上トレーニングがこちらの室内スキー場でした。自身のInstagramにやっとスキーに乗れる喜びを投稿してくれていました!

こちらの記事でもアトレリーをご紹介しているのでぜひ読んでみてね。

ここでは、同じノルウェーチームでアトレリーと超仲良しのルーカス・ブラーテンが子供たちと一緒にレースキャンプをしていました。

Lucas Braathen(NOR)ルーカス・ブラーテンの投稿

2022-2023シーズン、初めて回転(スラローム・SL)の年間タイトルを獲得したルーカス。年間王者が教えてくれるなんて・・・なんて贅沢なキャンプ!わたしも参加したいw

世界中から60名も参加!子供たちにはすっごくいい経験ですよね!こういう経験を子供の頃にできることで、また強い選手が育つのかなーって思います。

このレーシングキャンプは、ルーカスが作った財団が主催で参加費はルーカスの希望でスポーツに取り組む恵まれない子供たちをサポートするために使われるんだとか。

この財団の設立は、スポーツコミュニティへの恩返しの為なんだそうです。

シーズンオフ中とはいえ、現役バリバリのときにこういった活動をするルーカス。まだ23歳ですよ?!ほんとに心から尊敬します!

ルーカスについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひ読んでみてね。

そしてこのキャンプのあとすぐに自身のトレーニングのためにニュージーランドへ飛び立っていったようです。

南半球でも各国の選手たちがトレーニングをしているので、またご紹介したいと思います!


他にも夏の雪上トレーニングをしている場所がありますよ!これまでの記事もぜひ読んでみてね。

この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめているので、こちらもぜひ読んでみてね。

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