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川崎市のマイナンバーによる住民票交付システムは何故1秒以内に同時発行すると別人の住民票が出力されるのかの技術的考察

原因

  1. マイナンバーのシステムはシステム内にマイナンバーを保持していないためマイナンバーによる個人特定は不可能な基本設計である

  2. マイナンバーのシステムで個人を特定するためには裏で動いている住基ネットのシステムにアクセスする必要があり、その際にJ-LISなる団体に住基ネットの照会手数料として10円支払われる

そして、上記2つの理由から発注者側も現場も「お、マイナンバーも使わないし10円も払わないで済む方法あるじゃん」とタイムスタンプを個人特定のIDとして用いてしまった

おそらくこんなところである

参考資料

以下のnoteに政府資料から分かるマイナンバーのシステムの基本設計の話(マイナンバーのシステムはマイナンバーを持っていない)とかJ-LISとかいう団体に10円支払われる話とかのソースはまとめてあるので必要なら各自で漁ってください


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