覚えておきたいFigmaのショートカットキー一覧
みなさん、こんにちは!Fumiyaです。
今日はfigmaのショートカットキーについて話をしようと思います。
figmaにせよ、PhotoshopにせよIllustratorにせよ、ツールを効率的に使いこなすには、ショートカットの活用が欠かせません。
これは上級者に向かうべき、初心者デザイナーの訓練みたいなものですが、ショートカットキーを、使いこなせるだけで仕事のスピードが2倍、3倍と早くなります。
このチュートリアルでは、基本的なショートカットキーに加え、初心者が押さえておくべき高度なテクニックやニッチなショートカットについても詳しく解説します。
1. 基本操作のショートカットキー
まずは、上級者であっても毎日使用する基本的なショートカットキーを確認しましょう。これらのキーは作業の基礎を固め、どんなプロジェクトでもスムーズな操作を可能にします。
オブジェクトの複製(Duplicate)
Ctrl + D(Windows) / Cmd + D(Mac)オブジェクトをその場で複製します。コピー&ペーストよりも効率的に、デザイン要素を再利用できます。
ズームイン/アウト
⇧+ ー/ Ctrl+⇧ + -(Windows) / ⇧ + ー / Cmd+⇧ + -(Mac)デザインの詳細をチェックしたり、全体を確認したりする際に便利です。
整列ツールの呼び出し
Shift + A複数の要素を選択し、オートレイアウトを適用。自動で整列し、レイアウトが均等化されます。
グリッドの表示/非表示
shift+ G(Windows) / ⇧ + G(Mac)グリッドを表示してデザインの整列を手動で調整したい場合に便利です。
2. オートレイアウト関連のショートカットキー
オートレイアウトは、Figmaの中でも特に強力な機能の一つです。UI/UXデザインにおいて、レスポンシブデザインを効率的に実現するために、これらのショートカットキーをマスターしましょう。
オートレイアウトの適用
Shift + A選択した要素にオートレイアウトを適用し、縦方向または横方向に自動で整列します。レイアウトの変更が簡単に行え、レスポンシブな調整が可能。
オートレイアウトの方向変更
Shift + R縦と横のオートレイアウトの切り替えを瞬時に行います。UIの設計中にレイアウトを簡単に調整できる便利なショートカットです。
スペーシングの設定
Alt + Shift + H(水平) / Alt + Shift + V(垂直)選択した要素間の間隔(スペーシング)を均等に設定します。余白の調整を手動で行うよりも迅速かつ正確です。
パディングの調整
Ctrl + Alt + P(Windows) / Cmd + Option + P(Mac)フレーム内の要素に対して、パディング(余白)を一括で設定するためのショートカット。詳細な余白調整がスムーズに行えます。
3. コンポーネント関連のショートカットキー
Figmaのコンポーネント機能をフルに活用するためには、コンポーネントに関連するショートカットを覚えておくことが不可欠です。再利用性の高いデザインを効率的に作成し、管理できるようになるため、これらのキーは重要です。
コンポーネントの作成
Ctrl + Alt + K(Windows) / Cmd + Option + K(Mac)選択したオブジェクトからコンポーネントを作成します。使い回しやすい要素を作成する際に便利です。
インスタンスのデタッチ
Ctrl + Alt + B(Windows) / Cmd + Option + B(Mac)コンポーネントのインスタンスをデタッチして、個別のオブジェクトとして操作できるようにします。柔軟なカスタマイズが可能です。
コンポーネントの置き換え
Alt + ドラッグインスタンスを別のコンポーネントに置き換え、パターンの再利用やバリエーションの作成が容易になります。
マスターコンポーネントの編集に移動
Ctrl + Shift + K(Windows) / Cmd + Shift + K(Mac)選択したインスタンスから直接マスターコンポーネントに移動し、素早く編集ができます。
4. 選択とナビゲーションのショートカットキー
Figmaのプロジェクトが複雑になるほど、効率的にナビゲートし、選択するためのショートカットが重要になります。特にレイヤー数が増えると、これらのキーは作業を大幅に効率化します。
親フレームへ移動
Enter現在選択しているオブジェクトの親フレームへ素早く移動し、レイヤー構造を簡単に把握できます。
次のオブジェクトを選択
Tab / Shift + Tab隣接するオブジェクトをすばやく選択でき、レイヤーを手動で選択する手間を省きます。
レイヤーのすべてを選択
Ctrl + A(Windows) / Cmd + A(Mac)現在のフレーム内のすべての要素を選択し、一括操作が可能です。
ズームイン/アウト
Ctrl + マウスホイール(Windows) / Cmd + マウスホイール(Mac)デザインの詳細を確認したり、全体を俯瞰したりする際に使用。作業中に頻繁に使うショートカットです。
5. プラグイン関連のショートカットキー
Figmaのプラグインは、デザイン作業をさらに強化し、自動化できる強力なツールです。特定のプラグインを素早く起動することで、デザインの効率を最大化します。
プラグインの検索と起動
Ctrl + /(Windows) / Cmd + /(Mac)プラグインを検索して素早く起動するためのショートカットです。使用頻度の高いプラグインにすぐアクセスできます。
特定のプラグインを直接起動
Cmd + P(Mac)プラグインのショートカットをカスタム設定しておくことで、1回のキー操作で特定のプラグインを直接起動できます。
6. 高度な操作と選択のショートカットキー
上級者向けには、複雑なレイヤー構造を効率的に操作するためのショートカットが不可欠です。これらのキーは、複数の要素を一度に操作する際や、ネストされたオブジェクトを迅速に選択するのに役立ちます。
複数レイヤーの選択
Shift + Clickレイヤーパネルやアートボード上で複数の要素を選択し、一括操作を可能にします。
ネストされた要素の選択
Ctrl + Click(Windows) / Cmd + Click(Mac)深いレイヤー構造の中に埋め込まれた要素を直接選択。選択作業を効率化します。
フレーム内のすべての要素を選択
Ctrl + A(Windows) / Cmd + A(Mac)フレーム内のすべての要素を選択し、修正や一括操作が可能になります。
7. テキスト編集のショートカットキー
テキストの編集もショートカットキーを活用することで、効率的に行うことができます。特に多くのテキストを扱うデザインでは、迅速な編集が求められます。
テキスト編集モード
Enter選択したテキストボックスをすぐに編集モードに切り替え、迅速に内容を修正できます。
フォントサイズの変更
Ctrl + Shift + > / <(Windows) / Cmd + Shift + > / <(Mac)複数のテキストのフォントサイズを一括で変更できます。大規模なテキスト変更にも便利です。
テキスト整列の変更
Ctrl + Shift + L / C / R(Windows) / Cmd + Shift + L / C / R(Mac)テキストの左揃え、中央揃え、右揃えを切り替えます。
8. カスタムショートカットの設定
デフォルトのショートカットだけではカバーしきれない操作に対して、カスタムショートカットを設定することも可能です。これにより、自分の作業スタイルに合わせた効率的なワークフローが実現できます。
カスタムショートカットの設定方法
Figmaの環境設定(Preferences)からKeyboard Shortcutsにアクセスし、自分の使いやすいようにショートカットを設定できます。よく使うプラグインや特定の操作に専用のショートカットを割り当てることで、ワークフローが劇的に改善します。
9. まとめ
Figmaを効率的に使いこなすには、ショートカットキーをどれだけ活用できるかが鍵となります。特に上級者にとっては、ショートカットキーを駆使することで、作業時間を大幅に短縮し、デザインのクオリティを一貫して高めることが可能です。今回紹介したショートカットキーは、あなたのデザインプロセスを加速し、複雑なプロジェクトにも迅速に対応できるようになるはずです。
ぜひ、日々の作業でこれらのショートカットキーを活用して、Figmaでのデザインをさらに効率化してください!
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