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新規事業に参入!?ビジネスモデル策定の際に私が3つ取り組んでいること!

こんにちは。ワークスアイディの奥西です。
日々の営業活動やキャンプにゴルフと日焼けが止まりません。
今更ですが、今年から日焼け止めクリームは必須のアイテムとなりました。

男性の日傘も少しづつ見かける様になりましたよね。
スキンケアを意識しはじめた私は、来年には日傘をさしているかもしれません・・。

さて、本日は「ビジネスモデル策定の際に私が3つ取り組んでいること」をテーマに
日々のDXコンサルティングで身近に起きている事象も踏まえてお届けします。


■ビジネスモデルの変革が急務な背景

新規事業開発は企業の成長エンジンの一つであり、
収益源の多様化を目指すためには欠かせない取り組みですよね。

2010年代初めには、アメリカやヨーロッパなどの先進国では、すでにデジタル技術を活用した新しいビジネスモデルが次々と生まれていました。

皆さまもきっとお使いの共有経済のプラットフォームは、従来の産業を根底から覆す変革ですよね。
スマホを見る時は、SNSが中心という方も多いのではないでしょうか。

また国の政策の推進や働き方改革など、「DX」というキーワードが飛び交いました。

2020年に入り、新型コロナウイルスの影響で、企業活動においても
デジタルツールの重要性が高まり、社内でもデジタル化が進んだと思います。

RPA業務自動化、リモートワーク、電子契約など、多くの分野でデジタル化が進み、
なんやー、やれば出来るやん。と、DXの必要性が体感として感じられるようになりましたよね。

さて次の課題として本丸に残ったのは、手段ではなく目的となるDXの「X」ですよね。
おーい、「X」どこ行ったーという声も聞こえてきます。
(Twitterが「X」になった話とは異なります)

多くの企業では、テクノロジーやデータの活用により、
新たなビジネスモデルの変革や組織変革、リスキリングといったステージに移行してきています。

そんな中、本日のテーマでもある「ビジネスモデル」に焦点をあてて
なぜ、多くの新規事業は失敗するのか?を一緒に考えていきましょう。

■新規事業がうまくいかない理由

・市場のニーズを正確に捉えられなかった
・競合との差別化が不十分であった
・事業計画が現実的ではなかった 等 

上記は、お客様から話を伺うケースが多い理由です。
これらの課題は、ビジネスモデルの構想段階でのミスから起きることが多いと感じています。

詳しくお話を聞かせて頂く中で課題になっている主な原因をあげてみますね。

▶ 顧客ニーズを誤解
  ∟売りたいサービスと買いたいサービスのギャップ

▶ 実行力と推進力の課題
  ∟進め方に慣れている人はほとんどいなく、アイディアベースで止まってしまう。

▶ 技術的な課題と資金的な課題
  ∟研究開発には時間と資金がかかり、資金計画が曖昧な為、一時中断している。

▶ マーケティングとプロモーションの課題
  ∟どの領域での新規事業に挑戦するのかによりますが、プロダクトのみに焦点をあて、全体的なモデル構想の設計不足。

成果や効果が見えてこないと、徐々にトーンが下がっていきますよね。

どこまで投資できるかで、体力の違いはあれど新規事業がうまくいかないのには共通した理由がありそうです。

その他にも兼務・兼務という問題で新規事業に打ち込めないという課題も
よく聞きます。

皆さんの会社ではいかがでしょうか。

■ビジネスモデルを構想する際のポイント

新規事業に取り組む上流段階で「センスのいいテーマ」の設定が重要となります。

センスと言われても・・・。うーん😶
私も良い表現が思いつかないのですが・・・。

要するに良いテーマでないと、
その後にどんなに頑張っても良い事業プランが生まれないというのが、あくまでも私の経験です・・。

挑戦していく新規事業で、まずはどの領域で検討していくのかも大事ですよね。

▶ 既存事業の周辺を拡大した新規事業
▶ 既存事業のアセットを活用して、別領域での新規事業
▶ エリアを拡大していく新規事業
▶ 多角化としてゼロから生み出す新規事業
など

自社の強みを活かすのか、他社との差別化要素を明確にするのか、
どの方向性を前提に議論を進めていくのか明確にしないと、テーマがぼやけてしまいます。

新規事業はワクワクした気持ちでプロジェクトに参画いただきますが、
議論段階でまとまらないこともよくあります。

肯定と否定の繰り返しなので、情熱がないと突破できません。

またイノベーションの分野においては、少しバカにされた笑いがでる様な
アイディアの方が大きく化ける可能性が高いです。
誰もが理解でき、分かる範囲での事業というのは既に先駆者もいるということですよね。

話を戻しますが、
どの領域での事業展開なのかというのは、議論する上でも重要なポイントということです。
そして、上流段階で、センスのいいテーマであることは重要です。

新たな収益源の確保を目指されている方はご相談ください(*^^)v

■ビジネスモデル策定の際に私が3つ取り組んでいること

企画すること、構想することは、実行することが私の強みなんです。
逆に弱点もいっぱいありますが・・・。助けてもらって生きています🙇‍♂️

さて、ビジネスを構想する際には、私が特に意識して取り組んでいることをご紹介します。

▶ 人に訊きまくる 
 構想したモデルを持って、関係者や専門家、お客様にフィードバックを求めることです。
 異なる視点からの意見や指摘は、ビジネスモデルのブラインドスポットを発見する手助けとなります。 
 多くの成功した新規事業は最初に立てた構想から大きくモデルチェンジしたものばかりですよね。
 サービスの利用を想定する方に訊きまくり、どうであれば利用したいか教えてもらうしかないですね。 

▶ 構想した案を破壊する
 自らで構想したモデルを破壊し、弱点を克服する取り組みを繰り返すことです。最初の企画と全く異なる構想になることだってあります。
 アイディアとして思いつくことは、過去に他の方も思いついて試しているでしょう。
 きっと、実現しなかった弱点を知ることが、次へのステップになりますよね。

▶ ビジネスモデルキャンバスの有効活用
 ビジネスモデルキャンバスは、ビジネスモデルを把握するフレームワークです。
 各要素を埋める作業を通じて、事業構想の全体像を掴むことができ、解像度を高める為に使います。
 可視化することで、つじつま合わせた部分や妥協している所に気付いていきます。
 大体この辺りで、実現性の有無が見えてきたりしますのでオススメです。

ビジネスモデルの策定は、企業の未来を作り出す重要な取組みですね。

多くの会社で新規事業に取り組んでは、失敗も経験し前に進んでいることかと思います。
少しでも参考になれば光栄です。

是非、皆さまの会社でも「ビジネスモデルの策定」について、一度議論してみてください。

本日も皆さま、GOOD JOB!!

ワークスアイディは「働くをデザインする。」をコンセプトとして、
これからもお客様の「変化と体験」を創出し、ビジョンを描くシナリオプランニング構想でお客様と共創して参ります。

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