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【エンジニアのひとりごと】RPAのステップ #09

こんにちは!
前回からはや9か月…ここ最近1か月か矢の速度で通り過ぎる…
ワークスアイディ株式会社 キャンスタ編集部 RPAエンジニアの、
りっさんです💦

ITに関連する話題や、支援で訪問するお客様先で思うことをつらつらと、
ひとりごと的に行う9回目。

今回は、「RPAのステップ」です。

ここ最近…20年ほどでしょうか…様々な機能やツールが加速度的に進化し、
追いつくだけでも大変、追いつけないことも多々…ではないでしょうか💦

RPAも同様で、月単位のバージョンアップから年単位のアップグレードはもちろん、次のステップと言われるAIを活用した機械学習による簡易判断まで自動化できると目されるEPA(Enhanced Process Automation エンハンスド プロセス オートメーション)、業務効率化の最終段階とも呼ばれる、非定型業務からデータ分析や意思決定等まで可能と目されるCA(Cognitive Automation コグニティブ オートメーション)と、枚挙に暇がありません。

その中でも去る6月にv7へアップグレードしたBlue Prismにおいては、「RPA」の第1世代である「デスクトップ型」から、現在の中核となりつつある第2世代の「サーバー型」を経て、IA(Intelligent Automation インテリジェント オートメーション)を掲げております。

別に「デスクトップ型」や「RPA」からの脱却を推進している訳ではなく、
お互いの特長を活かして「すみ分け」をし、その中でBlue Prismは「デジタルワーカー」を活用した「ビジネス変革プラットフォーム」へ、つまり「DX」に向けて進んでいきます、という考えではないかと感じました。

Blue Prismに関しては、過去の記事をご参考ください!
RPA:WinActorとBluePrismを比較してみた①~等)

せっかくですし、Blue Prismの新バージョンv7を簡易にご紹介しましょう。

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①ブラウザベースのコントロールルーム実装
「ダッシュボード」の実装、ワークキュー管理画面、セッションの実行結果、スケジュール実行情報等、「データ閲覧」機能が、見やすくまとまってブラウザ閲覧可能に!

②Blue PrismコントロールルームのREST API実装
従来はワークキューへアイテム登録する際にライセンスが必要(1デジタルワーカー)だったものが、REST APIを利用することでライセンスが不要に!
APIの仕様確認、セッション、スケジュール等の登録、実施等が可能に!

③デジタルワーカーの上限拡張
最新Blue Prism環境かで実装可能なデジタルワーカー数の上限を拡張!

④マルチタイムゾーンに対応したスケジュール機能
時差が発生するグローバル・プロジェクトにおいてもスケジュールをコントロールできるように!

⑤Citrix環境の自動化
Citrix環境に自動化用モジュールをインストールすることで、
Citrix Desktop上での対象アプリケーション自動化を実現!
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今回伝えたいことは、情報を受け取るにあたり、「提示された内容をある程度は理解できるかどうか」ということを軸にして、「現在のステップ」と「次のステップ」を把握し、的確にかじ取りしましょう、ということです。

家電なども10年ほどで買い替えタイミングが来るように、
レガシーシステムもアップデートするタイミングが必ず訪れます。

その時に急ごしらえで選択の余地なく流されて乗り換えるのではなく、
「現在のステップ」を理解し、「次のステップ」へ不足している何か
…例えばツールだったり、機能だったり、スキルだったり…を補い、
徐々に「DX」へとフィットする「道」をたどっていきましょう!
そんな一助になれば…と思う、今日この頃です。

キャンスタ編集部 RPAエンジニア りっさんでした!

【 過去の記事 】

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