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コロナ騒動で誰もが経験したことがない時代に必要なこと

はじめまして。
株式会社Works Human Intelligenceの人財最高責任者(CHRO)の野田です。

きっとここでは初めましての方がほとんどなので、少し自己紹介をします。

1988年、早稲田大学政治経済学部卒業後、三菱銀行(現:三菱UFJ銀行)に入行しました。
ハーバード・ビジネススクールに留学し、1998年にMBAを取得。その後、株式会社インクスを経て、2004年に楽天に入社。執行役員マーケティング本部長、採用育成本部長、経営企画室長、グローバル人事部長などを歴任。
2016年よりウォルマートジャパンホールディングス株式会社及び合同会社西友にてCHROを勤め、2019年より、当社のCHROとしてジョインしました。

まだ、当社に入社して日が浅いですが、当社の従業員の成長スピードの速さには驚いています。


さて、本日はタイトルにもある通り、世界的に猛威をふるっている新型コロナウイルス禍での「はたらく」についてです。

新型コロナウイルスは周回遅れで、欧米諸国に広がっており、すでに世界中に大きな影響を及ぼしています。
個人的な感覚ですが、私がこれまで経験した1990年代の日本のバブル崩壊、2008年のリーマンショックよりも大きな爪痕を世界に残しそうな状況です。

以前は、「元の生活に戻るはずだ」という考えが多くありましたが、個人も企業も「新しい生活」「新しい働き方」を徐々に実現していっています。
アメリカ大統領も、欧州諸国の政治リーダーも、もちろん日本の首相も、誰もが正解の無いなかで、変化の激しい世の中で何らかの意思決定を次々としていかねばなりません。

私たちが想定していなかった出来事が、ビジネス界においても、今後起こってくるかもしれません。

日本国内に目を転じてみれば、このコロナ騒動で、日本全体の景気減速が顕在化することでしょう。
そうなると、一気に消費が冷え込み、企業活動も停滞する可能性が高まっていきます。


そうしたなかで、一人ひとりが何をすべきか。これから長い人生を生きていく皆さんには良く考えてもらいたいと思います。

一番大切なのは「洞察力」だと私は考えています。

周囲の雑音に惑わされることなく、「事実」と「推測・予想・憶測」をきちんと切り分けて把握し、いたずらに感情的になるのではなく、一旦落ち着いて自分自身で咀嚼することが大切です。

これからの10年は間違いなく「洞察力」が勝負を決めていくことでしょう。

これはこれからの時代を生きていく一人ひとりの生存戦略としての話です。
皆さんには、これまで以上に「自分の頭で考えること」を大切にして欲しいと思います。


そのために、たくさん勉強して、多くの人の話を聞いて、多くの本を読んで、先人の知恵を吸収するために歴史を学んで、そして、何が起きても動じることのない胆力を身に付けてもらいたい。

そのうえで、自分の頭で考える癖をつけて、本質を見抜いて、自分自身の意志で行動する

それこそが、Intelligence 、インテリジェンスなのです。

これからの時代、真のインテリジェンスを持っている人が社会に必要とされてきます。
真のインテリジェンスを身につければ、どこでも生きていけます。
私はワークスHIをそうしたインテリジェンス集団にしていきたいと思っています。

新型コロナウイルスで落ち着かない日々が続きますが、考えようにとっては今が大きなチャンスです。
このチャンスを自らの力で掴み取りましょう。


※本記事は個人的な考えに基づいたものであり、当社および政府機関等の公式見解ではございません。
※株式会社Works Human Intelligenceの社員向け社内報より抜粋してお届けしております。

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