仕事に対する姿勢で人生を豊かにする
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
うちのグループ会社で掲げているクレドの1つに、こんなものがあります。
【仕事に対する姿勢】
与えられた環境の中でどれだけ結果を出せるかを常に考えます。できない理由を考えたり、責任転嫁・他人の批評・批評をするよりも戦略を考える事に時間を費やします。
仕事に対する姿勢って、各々でこだわりがあるものだと思います。
僕自身は、新しい仕事をすることになったり、新しい役割を担うことになったら、必ず『こういう姿勢で仕事と向き合う』というこだわりがあります。
それは、「その仕事や役割に興味を持ち、徹底的に調べて理解する」という姿勢を持ち、「その仕事や役割に対する自分なりの『意見』を持つようにする」という意識を持つ。・・・というものです。
僕としては、誰にやらされているわけでもなく、自分が主体的に仕事をやっているわけですが、会社に勤めていると、仕事や役割が与えられるという構図になるのは仕方のないことです。
だからと言って、「本当はこういうことをやりたいんだけど、会社から与えられたからやってる」という姿勢は持ちたくないんです。
やるからには興味を持ち、徹底的に調べて理解するということを大切にしていくと、「やらされている」という状態から「主体的にやっている」という状態になっていきます。
新入社員の頃からそうでした。
僕が最初に経験した仕事は、建設業界の施工管理という仕事でした。
建築構造設計職で入社したんですけど、「現場を理解することが大切」というスタンスを掲げている会社だったので、どの職種で入社をしても、まずは建設現場に配属となります。
今思えば、「建設現場という環境で働けて良かった」ということを強く感じます。
建設現場には様々な仕事や役割が存在し、それは、建設現場を統括する建設会社だけでなく、多くの下請会社の存在があって成り立つ場所です。
その場所で、いろんな人の『仕事に対する姿勢』を感じられたことは、キャリアと向き合う仕事がライフワークになった今の僕に大きな影響を及ぼしていると感じています。
建設現場で働いていると、いろんな職人さんと出会います。
それぞれの仕事にプライドを持ち、働かされているわけではなく、自分の意志で働いている方との出会いが記憶に残っています。
その中で、こんな質問をしてくれる方がいました。
野村くんはさ・・・
🔶なんで建設業界で働こうと思ったの?
🔶なんで構造設計の仕事をやりたいと思ったの?
ただなんとなく、会社から与えられたから仕事や役割で動いている人であれば、ドキッとする質問だと思います。
ただ、「その仕事や役割に興味を持ち、徹底的に調べて理解する」という姿勢で、「その仕事や役割に対する自分なりの『意見』を持つようにする」という意識を持っていると、自分の言葉で自分なりの答えを伝えることができます。
ここでポイントなのは、「調べて理解することが目的になってはいけない」ということ。
大切なのは、「自分が主体的にその仕事や役割に臨む」ということなので、「調べて理解すること」はそのための手段にすぎません。
「どうすれば自分は『やらされている感』から脱することができるのか?」を考えていくと、その仕事や役割を深く理解することができるでしょうし、主体性が生まれていくはず。
プラス、将来の自分の姿を思い描くと、「あの仕事がやりたいな。じゃあ、今の自分には何が必要なんだろう?」と考えることができ、さらに仕事に対する姿勢が前向きになっていくはず。
人によって思考のプロセスが違いますから、上記の内容はあくまでも僕の頭の中の話。
「今の仕事に夢中になれない」「将来が見えない」という方がいたら、「その仕事や役割に興味を持ち、徹底的に調べて理解する」という姿勢で、「その仕事や役割に対する自分なりの『意見』を持つようにする」という意識を持ってみてください。
ただなんとなく「やらされている」という状態のままだと、気持ちもどんよりしていきます。
誰かに指示される状況の中でも、自分の頭で考えて自分で行動できる領域をつくっていけば、気持ちも晴れていくし、仕事から受ける悪いストレスも軽減していくはず。
仕事のストレスが軽減していくと、人生が豊かになる方向に向かっていくのは間違いないので・・・(日本の幸福度が低いのは、5人中3人が仕事から良くないストレスを感じていたり、熱意を持って働いている人が5%しかいなかったり、そういう統計データからも裏付けされている)。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。
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