好きなことしか本気になれない
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
本『好きなことしか本気になれない。』を紹介します。
好きなことしか本気になれない
キャリアアップよりも大事なのは、
自分のストーリーを生きること。
タイトルと帯に書かれている言葉への共感値が高く、キャリア伴走の手助けになる本だと思い、読んでみました。
社員に対するキャリア教育の中で活用できると感じて、本の内容を紹介しています。
本の内容を要約しているflier(フライヤー)に無料登録すれば、この本の要約について全文が読めるようになっているので(2024/04/28時点)、キャリア教育の中ではflierの内容を引用して紹介しています。
セルフ・リーダーシップを自分事にしていけるようにしていきましょう。
「個人の力」が求められる時代へ
会社に雇用される期間には終わりがある。会社ありきの人生にはリスクが伴う。
🔶自分が望む生き方は?
🔶自分が望む働き方は?
🔶それをどうやって実現していく?
これらの問いと向き合うことが大事。
個人の力」・・・要素の「スキル』
🔶リスキリング:企業が主体となって従業員に新しいスキルを身につけさせる。
🔶リカレント:個人が主体となってスキルを身につけていく学ぶと働くのサイクルを自らの意志で回す。
会社主体のリスキリングも大事だけど、自分の人生を自分が主体となって生きるためには、リカレントの方が大事。
スキルを身に付ける機会として仕事は最適です。仕事を自身のスキル獲得に生かさない手はありません。稼ぐ力を身に付ける絶好の機会です。
「個人の力」・・・要素②「自分の価値観』
過去の事実を正当化するんじゃなくて、自分という存在を正当化しないとダメ。やってきたこと自体は『得意なこと』でもなければ『価値観』でもありません。やってきたことを踏まえて、得意なことと価値観を整理していきましょう。
具体的な経験を抽象化して、キャリアの選択肢に拡がりを持たせることができます。
以下の問いに対して、1つずつ丁寧に自分の頭の中を整理していくと、自己理解が深まります。
現在の自分は過去の自分の積み重ねなので、望む未来があるなら、どんな現在を積み重ねるのかを考えて、自らが意思決定していく必要がある。
過去と現在と未来の繋げ方がわからない人が多いので、以下のように整理しました。
「個人の力」・・・要素3「セルフリーダーシップ』
企業人としての目標設定だけでいいのか?企業人というロール(役割)は、人生の一部にすぎないので、他のロールも意識しながら仕事を捉えないと、ふとしたタイミングで「あれ、なんでこれを頑張ってるんだっけ?」と思うようになり、頑張る意味を見出せなくなってしまうかもしれない(そういう人をたくさん見てきました)。
人生の目標を定めて管理する・・・それができるのは自分しかいないんです。
セルフリーダーシップを発揮する前提に必要なこと
なぜ働くのか?
この問いに対する答えは、セルフリーダーシップを発揮する源泉であり、自己理解のために必要なこと。
理解のために必要なこと
目の前のことに本気になることでしか、自分の本音や価値観は顕在化しません。
太宰治はこのように言っています。
自分のことは自分で決めていい・・・この権利を活かそう
🔶心からワクワクすることを見つけよう
🔶自分がイキイキすることを見つけよう
🔶義務から解放される瞬間を過ごそう
そのためには、目の前のことを本気でやるしかない。
自分のことは自分で決めていいけど、働く自由度は自分だけでは決められない・・・だからこそ、どの組織に所属するのかが大事(共感できない組織にいても、自分にとっても組織にとっても良いことはない)。
「趣味なら時間を忘れて夢中になれる」という人がいるけど、それは対象が『趣味』だからなのか?
夢中になれる趣味があるなら、「なんでそれには時間を忘れて夢中になれるのか?」を考えて、要素を分解していくといい(上記に画像を添付した『具体と抽象の行き来』の内容)。
夢中になれる要素を仕事に当てこむことができたら、『やらされる仕事』からの脱出に成功するかもしれない。
自分の人生に自分が向き合えるようになると、キャリアアップなんて気にせずに、自分のストーリーを生きることができるようになります。
周囲からの見られ方なんて、気にならなくなります。
仕事を意味づける主体は自分自身なので、仕事を人生を良くする手段にするために、自分と向き合っていきましょう。
好きなことしか本気になれないなら、好きなことしか夢中になれないなら、好きなことを見つければいい、好きなことをつくればいい、好きなことを仕事にしちゃえばいい。
そのために何を積み重ねるか・・・それは自分の意思決定にかかっている。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
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※ワークライフハックをテーマにnoteを書く中で、心をラクにするためにオススメできるものをたまに紹介していきます。
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