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その環境でその仕事をしてる意味は?

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

「どんな環境でどんな経験を積むのかを真剣に考えてみる」というのは、特に最近、いろんな方と話す中で大切だと実感していることです。

「今はとても頑張ってます」という人が多いと思いますけど、「その頑張りって何に繋がると想定してますか?」と問うと、考え込んでしまう人も多いです。

「5%という数字は、社員の20人に1人しか(仕事への)熱意がないことを意味する。日本は調査開始以来5〜7%で推移しており、世界各国で最も低い部類にある。ただ、不満をまき散らすまったく無気力な社員の割合は減少していて、改善しているところもみられる」

引用:日本の「熱意ある社員」5%
世界は最高、広がる差
米ギャラップ調査

頑張っている人は多いと思います。

というか、みんな頑張ってますよ。

ただ、なぜ頑張っているのかを言語化できる人はまだまだ少ないと思ってます。

だから、なぜ頑張っているのかを言語化できるようになると、もっと頑張れたり、頑張り方が変わる気がしています。

自分の人生にわがままになっていいと思うんです。

「こう生きたい」と思った時に「ここに居続けたら無理かもなぁ」と感じたら、そこに居続けるか、そこから抜け出すかを自分で判断したらいいんです。

誰も、あなたをそこに縛り付けているわけじゃないから。

どんな環境に所属するかで、どんな経験を積めるかが変わってきます。

「この環境にいるからこその経験がある」という意識がないと、「なんでここにいるのか?」ということを説明できなくなります。

だから、今いる組織や会社のことを理解することはとても大切だし、理解すれば、「ここに居たらどんな経験を積めるのか?」を自分の口で説明できるようになります。

そうなると、ここで働くことが自分事化されて、日々をワクワクした気持ちで過ごすことができるようになるでしょう。

今の環境と今やってる仕事に対して、「なんでここでこの仕事をやっているのか?」を考えてみるだけでいいです。

せっかく今の環境で頑張るなら、頑張る理由を明確にした方がいいですよね。

理由もないのに頑張るって、そんなことはやめましょう。

「頑張っても頑張らなくても変わらない人生では頑張れない」という言葉は、とある方が働く上で大切にしていて、僕に教えてくれた言葉です。

例えばこれは、どれだけ頑張っても、明らかに頑張っていない人と同じ評価になったり、その頑張りが自身に戻ってくる対価に何も反映しない場合に感じるかもしれません。

その場合でも、信頼貯金が貯まって、「何か挑戦する機会や新しいことに抜擢される可能性が高くなる」という違いが生まれる組織もあります。

ただし、「頑張ったから評価される」わけではありません。

「頑張った」というのはファクトとして見えるものではなくて、主観で判断される場合があるからです。

自分では頑張ったつもりだけど、評価する人からしたら頑張ってないと判断されることもあります。

なので、「頑張った」とアピールするなら、誰が見ても「確かに頑張ったね」と判断できるファクトを持っていきましょう。

理想の未来を掴みたいなら、頑張る期間って絶対に必要だと思います。

現状維持の延長に描ける理想なら、今以上に頑張る必要はないかもしれませんが、現状維持の延長に描けないなら、何かしらの変化を起こして、頑張る期間を設けないといけません。

「あそこに行きたい」と言っておきながら、そこに向かうための行動や努力を積み重ねなければ、到達することなんてできませんから。

ただし、「今の自分は頑張っている」という自己肯定感は大切です。

たまには、頑張ってる自分を認めてあげてもいいです。

長期的な成果を追っている場合は特に、短期的な成果として現れないことがあるので、そんな時は「よくやってる」と自分で自分を褒めてあげてもいいでしょう。

その時に大切なのは、「長期的な成果はなんなのか?」「自分はどこに到達することを目指しているのか?」を自分の中で明確にしておくことです。

それがなければ、「何のために頑張っているのか?」という問いを立てた時に答えられないですし、目的を見失ってしまいます。

めちゃくちゃ頑張っている人がいて、その人に「なんでそんなに頑張ってるの?」「何を目指しているの?」と聞くと、「えー、なんででしょう、考えたことなかったです」と答える。

こういうパターンに何度も出会ってきました。

せっかく頑張ってるのに、「なんのために頑張っているのか?」を明確に言えないのはもったいないです。

「なんのために」が明確になれば、「頑張っている」の水準が上がって、今の頑張りが100だと思っていたけど、実は10くらいのレベルだったと気付けるかもしれませんから。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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