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自分で自分のことを承認してあげる

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

僕は学生時代(高校まで、特に中学時代)、自己肯定感が低いタイプの人間でした。

例えば、クラスでコソコソ話をしている誰かがいると、「自分の悪口を言われている」と思っていました。

「自分がこれを言うとどう思われるか」「自分がこれをやるとどう思われるか」ということを気にしながら、学校生活を送っていました。

シンプルに、「自分に自信がなかった」というのがあります。

自分に自信がないから、いちいち周りのことが気になる。

自分の価値観とか、自分の信念とか、そんなことは考えたこともなかったし、ブレない自分を構築するなんてことも頭になかった。

ただ、「ここに向かう」と決めたら、自分を律して周りも気にせずに突っ走るタイプではありました。

この高校に行くぞ、この大学に行くぞ、この仕事に就くぞと決めたら、そこに向かって無我夢中に日々を過ごしていました。

決めてゴールに向かっている意識がある時は周りを気にせずに進めるんだけど、何気なく日々を過ごす中では周りを気にしていた。

ここを紐解いていくと、「自分はこうありたい」というありたい姿の設定がなかったから、定めてゴールを意識している時は無我夢中になってたけど、日々の生活においては自分を認めることができていなかったんだと思います。

そんな僕に転機が訪れます。

それは、大学入学と共に一人暮らしを始めたこと。

これがなぜ転機になったのかは、後から当時のことを思い返して言語化できたことです(当時はそんなこと考えてもいませんでした)。

一人暮らしを始めてからは、特に不自由なこともなく暮らしていました。

ただ、今までは家に帰ると誰かがいて、「ただいま」「おやすみ」「おはよう」「いただきます」を言う相手がいましたが、その日常がなくなりました。

そこで、「誰かと一緒に暮らすというのは、それだけで自分が承認されていて、自己肯定感を高めてくれていたんだ」と気付きました。

「じゃあ、誰が自分のことを承認していけばいいんだ?」と考えて、行き着いたのが「自分だろ」でした。

「自分が自分のことを一番好きになって、自分が自分のことを誰よりも認めてあげる。そうすれば、仮に誰かがいなくても、自分は自分であり続けることができる。」と、そんな結論に至りました。

ここからは、思考のトレーニングです。

自分のことを好きになる、自分で自分を認める、これを意識しながら、日々を過ごしていました。

本を読み、自分と向き合う時間をひたすら作りました。

僕は誰かと話しながら整理するというより、本を読みながら整理するタイプなので、「本をメンターにして本と1on1をする」みたいな感じでした。

本を読み、アクション設定をして、アクションをしてみて、振り返って、そのアクションを続けるかどうかを決める。

次の本を読み、それを繰り返す。

とにかく自分と向き合うことを繰り返して、自分で自分を認められるようになりました。

自分で体感してきたから言えることですが、自分を認められない人って、思考のトレーニングをやっていないだけだと思います。

思考のトレーニングは、粘り強さが大切です。

「自分の心を変える」ということなので、そんなに簡単に短期間に実現できることではありません。

「決意があるのか?」という問いを立てることも大切でしょう。

本気で変わりたいと思うなら、日々のトレーニングをしないと変わりません。

日々のトレーニングを支えるのは、自分の決意ですから。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。


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