南こうせつと葛飾で。(12/9 コンサート@かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール)
中学時代の青春音楽が70年代のフォーク音楽
平成生まれなのだけれど、昭和フォークが青春音楽っていうのは、
結構微妙な感じがするけれど、でもほんとにそうだったのだ。
中学生の時にラジオから流れてきた、かぐや姫のなごり雪や妹、そして神田川。
これらの音楽は、当時の僕にとって、青春の音楽だった。
ビートルズ、ビーチボーイズ、かぐや姫もチューリップも、
そして他のフォークミュージックもリアルタイムではないのだけれど、
ラジオから流れてきたのが、中学時代だったので、大きな影響があった。
谷村新司さんの事は前にも書いたけれど、どんどん好きなミュージシャンの高齢化が進んでいる。(もちろん自分もだんだんおじさんになってきて、自分も周りも年老いていくことは当たり前なのですが・・・)
いつ何があってもいいように、年齢にかかわらずチャンスがあるときにできることをする。
これが非常に大事だと思ってる。(特に好きなミュージシャンについては!)
いつまでたっても、「こうしたいしたいなぁ」っていうことばかりだと
人生あまり面白くない。
いろいろやってみたという事実が、自分の人生を豊かにしてくれると思う。
南こうせつさんのコンサート
話の前置きが随分と長くなってしまったけれど、
南こうせつさんのコンサートに行ってきた話を書いてみたい。
結論から言うと、コンサートは素晴らしかった、
2時間半のコンサートでたくさんの音楽を届けてくれた。
知らない曲もたくさんあったけれど、その分新しく好きになった音楽がたくさんできた。(これがコンサートの魅力だと毎回思う。予期せぬ出会い。)
新しく好きになった曲を感想とともにまとめてみたい。
恋のゆくえ
『恋のゆくえ』は、アコギ1本で弾いてくれて、胸にじんときた。
ラブソングって間古今東西たくさんあるけれど、なんていうか、
やっぱり人間のすごさは、また新しい物語を紡ぎ出せるということ。
『恋のゆくえ』を聞いてそんなことを思った。
あの日の空よ
あの日の空よという曲は、南こうせつさんが30代から始めてるサマーピクニックの主題歌だ。
来年のサマーピクニックが最後です、2024年9月に開催です
その話をしたときにテーマソングを少し弾き語りで演奏してくれた。
これがすごい良くて頭から離れなかった。
家に帰ってきてからApple Musicで検索すると
曲のタイトルは、あの日の空と知った
早速ダウンロードして今何回も聴いている。こういう新たな出会いがコンサートの醍醐味というか、面白みというか、魅力なんだと改めて思った。
緑の旅人
『緑の旅人』もコンサートで好きになった楽曲。
曲心地よいコード、信号とメロディー。
歌詞が心の中にずっと入ってきて、聞いてる人たちも表情が穏やかで、
その曲の中に入り込んでいる様子が伺えられた。
やっぱり神田川とか妹と言った曲のイメージがすごかったけど、
当時からたくさんのファンがいて、サマーピクニックでは沢田研二さん、井上陽水さん、サザンも出演したり。
当時のコンサートの規模は20,000人野外ライブをやってたりするので、その影響力がよくわかる。(特にサザンとの共演は驚きだった)
神田川収録は、売れる為
後はアナログがリリースされたと言う宣伝もされていた。
今アナログ盤をリリースした理由についても話していた。
昨今、欧米含めてLPブームがすごくて、
その中で自分もやっぱりレコードしてみたいと思っていうのが背景らしい。
三日月のセレナーデには神田川も収録されているが、
神田川を収録した理由はなぜかと言う点については、
神田川を収録しないと売れないから
正直にそうおっしゃっていて、それがまた魅力的だなと思った。
正直に何かを言うって事は、本当の笑いにつながるんだと思う。
男が独りで死ぬときは
あともう1曲あげるとしたら、
『男が独りで死ぬときは』という曲が印象的だった。
これはあの年老いた男性が、死について語っている曲。
周りの人がかなり涙を流してる人がいたので、まぁの旦那さんに思いを馳せて胸がいっぱいになったのかなと思ったりもした。
音楽は記憶を呼び戻す、自分の気持ちを正直に出さしてくれる表現さしてくれる方法の指導なんだと思った
最後に
南こうせいさんのコンサートはあっという間の2時間半だった。
CDで聞いていた、あの人が目の前にいる事は不思議な感覚だし、テレビはYouTubeそれからDVDでしか見てなかった人が現実にいると知ること。
コンサートで音楽を浴びながら、現実にいると感じる事は、
やっぱり人生にとって大きな喜びだった。
南こうせつさんのコンサートから、
たくさんの元気をいただいたので明日からまた頑張ろうと思う。
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