半額になった、ロシア産つぶ貝(解凍)と、今起きてる戦争。
夜遅くに散歩がてら、近所のスーパーに行った。
既に22時を回っていたので、売れ残った惣菜には割引のシールが貼られていた。
割引シールを見るのは好きなので、ぐるっと店内を一周すると、刺身コーナーに目がいった。
半額ともなると、魚付きの皆様がここぞとばかりに買っていくのだろうか。
お刺身のほとんどが売り切れになっていた。しかし、あるものだけが、半額になっても売れ残っていた。
それは、ロシア産つぶ貝(解凍)だった。
売れ残ったつぶ貝を眺めて、今起きている戦争が、このつぶ貝を買う人たちの購買意欲に影響を与えてるのでは。そんなことを思った。
それと同時に、つぶ貝が解凍されて、ここに出てくるまで、どれだけの時間が経ったのかわからない。
ただ、もしかしたら、戦争が起こる前の海で、このつぶ貝は生きていて、それから冷凍されたのかもしれない。
そんなことを考えた。
戦争は人間が起こしているもの、原産地の国も人間が作ったもの。
つぶ貝は悪いことしてないよな。そんなことを思った、一つパックを手に取った。家に帰って食べたら、とても美味しかった。半額シールツアーでなんとなく入ったスーパーマーケットで、色々と思いを馳せた、22時でした。
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