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小学生も遊べる、土木系教育カードゲーム「ドボ・シティ」

街の発展や防災、土木の魅力や知識がいっぱい詰まったカードゲームで、土木学会会長プロジェクトのメンバーで作成したオリジナルのカードゲームになります。 “ボドゲ”ならぬ“ドボゲ”な感じです。

ドボ・シティとは?

コンセプトとしましては、土木と街の関係をゲーム化したもので
インフラを発達させると街が発展する」という単純明快なルールの他に、
災害が発生するとインフラや街に被害が出る」という現実と、
土木の力により被害を軽減・復旧が可能である」という土木の力や魅力を伝えることができればという思いを込めたカードゲームになっています。

また、カードの下側には土木の豆知識が書いてあり、土木についての知識を学ぶことも出来ます。


テスト用に印刷したカード

カードゲームを製作した背景

私自身が建築出身で土木の方から声を掛けて頂き、楽しそうな活動だと思い参加をしました。
(建築だからこそ、土木って何だろうと?と初心になって調べたり、考えました。)

建築から見た土木で考えた場合、“建物を施工する際に、そもそも道路が無ければ...何も出来ない?”、“ダムや防波堤などが無ければ、災害が来たら何も出来ないのでは!?”って事にふと気付きました。

そこから、シティ(建築)を大きく・強くするためにはドボク(インフラ)の力が必ず必要となる。土木・建築は切っても切り離せない関係なんだと思ったところから、“ドボ・シティ”は生まれました。

(ちょうどその時期、神戸マラソンで街を見ながら道路を走ったり、企業風土のワーキンググループで土木の方の話を聞けたことが大きく影響していると思います)

ベースのゲームを作成した後は、子供と一緒に遊べるようにルールをなるべく簡単にし、デザインも親しみが持てるように工夫しました。
何度もルールの見直しやデザインの修正、アイディア出しを製作チームで行い、完成させて行きました。

次回は、遊び方のお話をしたいと思っています。


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