ひとり起業家の働き方プロデュース

ひとり起業家歴20年以上の経験を元に、自分らしい働き方をプロデュースしています。本業は…

ひとり起業家の働き方プロデュース

ひとり起業家歴20年以上の経験を元に、自分らしい働き方をプロデュースしています。本業はレベニューシェアでのWebプロデューサーでもあります。 https://www.web-company.jp

最近の記事

メンタルは鍛えるものではなく安定させるもの

ちょっとしたことで落ち込んでしまう 嫌なことがあると頭から離れない もし自分のメンタルがもう少し強ければ、 こんなことで悩む必要はないのに。 そう考えたことありませんか? たしかに、何があっても動揺しない メンタルが強い人は存在します。 でも、あなたがそのようなタイプでなければ、 無理にメンタルを鍛えようと考える必要はありません。 メンタルを鍛えようと無理に負荷をかけすぎると 耐えきれなくて鬱になってしまいます。 そこでメンタルは鍛えるのではなく、 どんなことがあっ

    • いい大学に行って、大企業に入れば、一生安泰なのか

      「いい大学に行って、大企業に入れば、一生安泰」 子供の頃に、親からそう言われた人は多いと思います。 本当にそうでしょうか? どんな大企業だって倒産する時代です。 安定というのは幻想です。 ただ、隣の芝生がよく見えているだけ。 そうであれば、自分なりの働き方を見つけられた人が幸せではないでしょうか。 100人いたら100通りの働き方があっていいじゃないでしょうか。 どのような働き方をするか。今の時代、問われています。 いくつかの拠点を転々と移動するワークスタイルや

      • 規模を拡大したいという欲望との戦い

        最初は一人がラクだと思っていても、 同じ時期に独立した人の会社が大きくなっていくのを見ると、 自分も規模を拡大したいと思うようになります。 人を雇ったら大変だとわかっていても、 隣の芝は青く見えるものです。 自分と同じように一人で働いてた人が 多くのスタッフと楽しそうにオフィスで働いてるのを見ると 自分もあんなだったらいいなと感じます。 そのような感情が出来てた時は、 それが一時的な感情なのか、 規模を拡大することで 本当に自分がやりたいことができるようになるのか 冷静

        • 固定費を減らすのは自分が思っている以上に難しい

          売上がいい時はあまり気にならないものですが、 売上が下がり出した時に毎月かかる固定費はきついものです。 そうなった時に固定費を下げたらいいのでは? そう思っていても、一度あげてしまった固定費を下げるのは 自分が想像している以上に大変なもの。 事業の固定費として一番大きいのが人件費ですが、 社員やバイトを雇っている場合は、 売上が下がったからという理由で解雇できないと 最初から思っておいたほうがいいです。 スタッフとの関係性もありますが、 最悪訴えられるリスクも想定しとか

        メンタルは鍛えるものではなく安定させるもの

          オフィスは本当に必要なのか

          昔から自宅から出ずに 働くことに憧れていました。 スーツを着て、電車で通勤する自分を イメージできなかったからです。 コロナ以降、 在宅ワークやリモートワークは 珍しくなくなりましたが 30年ぐらい前は自宅をオフィスにしてる人は珍しく、 SOHOと呼ばれていました。 その頃、SOHOの存在を知って ワクワクしたのを思い出します。 会社に行かずに 自宅で仕事ができるなんて、 なんて素晴らしいんだと。 Webディレクターという仕事柄、 ノートPCとネットがあれば、 どこ

          オフィスは本当に必要なのか

          人は雇わない

          組織が嫌で、ひとり起業した人でも、 順調に仕事が増えて忙しくなった時には、 「人を雇ったほうがいいのかなー」と考えるものです。 人を雇えば、 今やってることは自分でやらなくてよくなり 今より売上が増える可能性もあります。 (固定費が増えるので売上増えないと困りますが) 人を雇うことで、 まるで夢のような世界が広がってるような錯覚に陥るのですが、 それは完全に幻想です。 そもそも、即戦力ですぐに売上に貢献できるような優秀な人は、 ひとり起業でこじんまりとやってるようなとこ

          人が休んでいる時こそ働く

          「今日は日曜だから休もう」 「GWは10連休だ」 会社員ならそれが普通なのかもしれませんが、ひとり起業では、人が休んでいる時こそ働くべきです。 たんに長時間労働をすすめたり、休むなと言ってるわけではなく、思考停止にならないで欲しいという意味です。 会社員であれば働く時間や休む日を会社側に決められてましたが、ひとり起業を選択した時点で。自分でリスクをとってでも、その分自由な働き方を求めていたんじゃないでしょうか。 人が休んでいるから自分も休もうという「会社員脳」から抜け

          何歳までひとり起業を続けるのか

          会社員には定年がありますが、 ひとり起業の場合は、自分で定年を決めることになります。 今は時代の変化が早いので 5年後はなんとなくイメージできても、 10年後に同じ仕事が出来ているかなんて誰にもわかりません。 それを過度に恐れるより、ひとり起業は会社員の働き方とは違い、 自分の意思で明日から全く違う仕事ができる自由があるんだ!と 前向きに考えればいいと思います。 ただ、お金のために働き続けないといけないプレッシャーからは 脱出しておきたいものです。 そのためにも前回、

          何歳までひとり起業を続けるのか

          ひとり起業にも資産運用は必要?

          自分がやりたいことをしたくて、会社を辞めてひとり起業した人にとって、資産運用と聞いてもあまりピンとこないかもしれません。 お金は稼がないといけないのはわかっているけど、投資家を目指して起業したわけではないからです。 でも、本当に自分がやりたいことを続けるためには資産運用は避けて通れません。 前回お話した「権利収益」もですが、自分の時間を切り売りして生み出す収益以外で、お金が入ってくる流れがあるとメンタル的にとてもラクになります。 資産運用の取り組み方としては、最初から

          ひとり起業にも資産運用は必要?

          お金の問題でひとり起業を辞めないでいいように権利収益の柱を立てておく

          自分がやりたいことをしたくて起業した人でも、長く続けていける人はとても少ないように感じます。 続けていけない理由としては、健康や家庭の事情などいろいろあると思いますが、ほとんどの場合がお金の問題です。 はっきり言うと生活していくだけのお金を稼げなかったということ。 独立当初はしばらく売上が少ないことはある程度覚悟してると思いますので、 それが数年やってみてもどうしてもダメで、お金の事で悩むのは正直しんどいな・・と辞めていく人がとても多いように感じます。 中には一時的に

          お金の問題でひとり起業を辞めないでいいように権利収益の柱を立てておく

          労働収益は「時間」ではなく「価値」の設計が大事

          前回、ひとり起業における不安を和らげるために「収入を複線化」しましょうとお話しました。 複線化とは「労働収益」「権利収益」「資産運用収益」の3つの収益源を作ることを言います。 そこで今回は、ひとり起業において「労働収益」とどう向き合っていくかについて考えたいと思います。 労働収益とは、文字通り自分の労働(時間)をお金に変えることです。 ひとり起業では、ほとんどの人がこの労働収益型の仕事をしてると思いますが、とくに大きな資本金も必要なく、自分の時間を切り売りするだけで比較的

          労働収益は「時間」ではなく「価値」の設計が大事

          ひとり起業における「お金」の大切さ

          起業において、命の次に大事なのが「お金」になります。 ひとり起業の場合は、人件費や家賃などの固定費はそこまで重くないと思いますので最低限の生活費をカバーできる売上があれば、資金的にショートするリスクは低いのですが、お金が減っていくストレスには常にさらされます。 そのためにも、最初は見栄を張らずに、 人も雇わず、自宅兼事務所からスタートすることをおすすめします。 また、ひとりでやっていると取引先が増えるとどうしても管理できなくなりますので、特定の取引先に依存してしまいがち

          ひとり起業における「お金」の大切さ

          ひとり起業における「健康」の大切さ【実体験】

          健康が一番大切なのは言うまでもありません。 誰もが健康でありたいと思っているのに ひとり起業をするとお金のことで頭が一杯になって 命を削るような長時間労働をしてしまいます。 私もそうでした。 独立して3年ほどは広告代理店の下請けの仕事が中心でしたので 納期に追われ、まるで奴隷のような働き方をしていました。 昼前に起きて、夜中まで働く生活が普通になり、 夜中に代理店の営業さんからの修正依頼の電話に朝まで対応したり 納期ギリギリでデータを送ってくる外注さんにイライラしたり

          ひとり起業における「健康」の大切さ【実体験】

          ひとり起業を続けていくために大切な3つのこと

          ひとり起業は、やろうと思えば誰でも始めることができます。 ただ、続けていくことが難しいのです。 よく10年の間に9割近くの会社が廃業すると言われますが 従業員を雇わずに細々とやっている人であれば、 肌感覚では6割ぐらいの人は続けていけているような気はしてます。 多くの従業員を雇ってもうまく行く人ももちろんいます。 どちらが「成功」なのか「幸せ」なのかという話は別にして、 続けていけない人のパターンもある程度わかってきました。 理由として一番多くて、辞めようと心が折れるト

          ひとり起業を続けていくために大切な3つのこと

          【お金は大事】でもお金だけのために「ひとり起業」を続けていくのは結構しんどいはず

          「お金があったら働かないのに」 そう考えながら働いている人は多いと思います。 少し前のFIREブームがそれを物語っています。 ひとり起業をする人も稼ぎたいという欲望が強い人が多いように感じますし、私も最初はお金を稼ぐ以外の理由でなぜ働くのかがわかりませんでした。 今なら少しわかります。 「お金」はとても大事なのは間違いありません。 お金があれば時間が買え、人税の選択肢も増え、いろんな経験もできます。 日々の精神的な不安も小さくなります。 でも、それだけで本当に幸せなの

          【お金は大事】でもお金だけのために「ひとり起業」を続けていくのは結構しんどいはず

          何のためのひとり起業なのか。逃げの起業ではダメなのか?

          ひとり起業で最初に考えるべきこと。 それは何のために起業するのかということです。 「自分の人生において大切なことは何か?」「今の自分にとっての幸せとは?」 それを明確にしましょう。 そのような教科書通りのカッコいいことを言いたいのですが、現状からの逃げの起業でもいいと私は思ってます。 悶々とした毎日を生きるより、逃げることで環境を変えたほうがよっぽど健全ですし、心も体も守れます。 実際に私も独立前の会社の給料が安く、どう考えてもこれから家族を養っていくには厳しいのが想

          何のためのひとり起業なのか。逃げの起業ではダメなのか?