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【常識を覆す企画の考え方】東京タワーで内定式を開催した裏側を人事に直撃

こんにちは!
WonderSpace広報のゆうみんです🐰

タイトルにもある通り、弊社は2023年新卒入社の内定式を
なんと東京タワーで開催いたしました!

今回はこの内定式について、採用担当の木野にインタビューしました🎤
「内定祭」と名付けられた内定式に込められた想いをお届けします。


常識を覆す企画が生まれた背景とは

——  WonderSpaceではなぜ内定式を内定祭と呼ぶのでしょうか。

内定式は人生で一回きりのイベント。自分らしく「就活」という枠にとらわれない形を作るためにも、式ではなくお祭りという表現の方が良いなと思ったからです!

加えて、「内定者による内定者の内定者のための内定祭」というテーマを掲げています。仲間との出会いを自らで祝福し合うお祭りにしていこう!という想いも込めて、弊社では内定祭と呼ぶようにしたんです

—— なぜスーツ着用ではなく、ドレスコードを設けたのでしょうか。

楽しみながら個性を表現してほしいなと思ったんです。

ドレスコードの中で自分を自由に表現することは、自らの個性を発揮するにはどうするかを考える面白みもあるし、ある程度の意思統一もできて内定祭を楽しみにできる要素になると考えました。
みんなであるテーマを持って服装を選ぶと一体感もあって、きっと思い出に残りますよね。

画一的なリクルートスーツで参加するよりも、普段なかなか着ない服であったり晴れ着を着る機会となれば、これからの社会人生活がより楽しみになって、さらに人生も楽しくなると思い、男性はリクルートではないスーツに蝶ネクタイを着用、女性はドレスコードでの参加と定めました!

WonderSpaceでは粋でお洒落であることを大事にしているので
個性を発揮して欲しいという想いもあります。

—— 当日は、一人ずつ決意表明を行いました。どんな意味があるのでしょうか。

社員メンバーに「今年の内定者は違うな」「あの子と一緒に働きたい」と思ってもらえる機会を作り出したいからです。

これは自分の経験なのですが、私はFラン大学卒でしたし、新卒で入社した会社の内定式や入社式での自分に対する注目度は低いなと感じていました。代表スピーチに選ばれることももちろんありませんでした。

ですが、入社式で一人ずつ決意表明する機会があったんです。私に与えられたチャンスはこのスピーチだけだと思い、何度も練習していざ本番を迎え、スピーチすると当時の社長が唯一自分にだけ立って拍手してくれたんです。周りからの見方も変わり、チャンスを掴んだなと感じられた瞬間でした。

そんな経験があり、23卒のみんなにも同じようなチャンスを提供したいと思っています。
そんな背景もあり、23卒内定者にも決意表明を行ってもらいました。

内定者研修では「チャンスを掴め」という話をすることが多いのですが、
まさにそれを体現してもらう場のひとつです。

また内定式は、私たち採用担当にとっても大事な機会です。初めて内定者を社員にオフィシャルに紹介できる機会となるからです。
ある意味では、採用活動の成果発表の場ともいえます。

今年は本当にいい採用ができたなと思っているので、私としても決意表明はとても楽しみでした。

——  内定式を東京タワーで行うことにした背景を教えてください!

内定者に世界一の内定式を体験してほしいと思ったからです。

14名の内定者には、高く聳え立つ東京タワーのように「常に高みを目指し誰からも愛されるシンボルのような人」になって欲しいと思っています。

これまで21卒の出陣式(入社式)、22卒の内定祭と入社式も担当したのですが、世界観の統一を大事にしてきました。

出陣式を明治神宮内の桃林荘という場所で行ったことも、昨年の内定祭を雅叙園東京の和室の部屋を使用して行ったことも、株式会社猿(2021年10月以前の社名)というブランドの一貫性を意識していました。オープニング映像の音楽一つ一つにも意味を込めてきました。

今年はWonderSpaceに社名が変わって初めての内定式ということで新たなテーマである「いかにワクワクできるか」ということ。加えて「どうしたら注目が集まる内定式を行えるか」を考え、東京タワーという場所を選びました。

参考にしたのは、USJの戦略にある世界一のクリスマスツリーです。
USJのクリスマスツリーは、まずは大きさで、その次は電飾の多さでギネス記録を申請し、毎年新たな「世界一」であり続けて話題になりました。

この事例は採用活動でも使えるなと思い、当初は「世界一高い場所での内定式」としてギネス世界記録を狙っていました

そしてスカイツリー、東京タワー、ランドマークタワーの3つを候補に挙げ、最終的には東京タワーに決定しました!

東京タワーを選んだ理由は浜松町の当社オフィスとの距離が近いことや、港区で働くことになるため、港区でお祝いしたいという採用チームの思いからです。

ギネス記録も申請しようとしたのですが、実はギネス世界記録の基準には、世界的に一般的なものという決まりがあるんです。内定式という文化は日本にしかなかったためギネス世界記録は取れませんでした…(笑)。

あいにく記録は取得できませんでしたが、東京タワーでの内定式は史上初だったようですし、世界一の内定式が実施できたと思っています。

—— 内定「祭」としたのは、もう一つ理由があるそうですね。

この世のお祭りは、何かを祝福したり祈願して行われているものだと思います。ですので「祭」と銘打ちました。

内定祭は、もちろん内定者にとってのお祝いだけれど、それ以上に会社にとっても喜ばしいことです。素晴らしい内定者のみなさんと、これから仲間になれるからです。

だから、お互いに祝福し合うという意味もあるんです。

内定式を経験できるのは人生に一度だけ。
この日の全てを一生忘れないくらいの思い出にしてほしい。

WonderSpaceに内定を決めて良かったと思う瞬間、ここで頑張っていきたいと思う瞬間を、どうやって表現しようかと考えると、自分自身のワクワクも止まらなかった。
内定祭は、僕のチャレンジでもあるなと思いながら準備をしていました。

僕が常日頃意識していることは、「今日この瞬間誰しもが最後の可能性がある」ということです。
内定者14人のメンバー全員で一つの物事に取り組むというスタートが内定祭でした。
そして、それは既にカウントダウンが始まっているんだと思います。

この先、冬の合宿研修、卒業旅行、入社式、1ヶ月間の研修があるとして、今後14人が全員揃って何かに取り組む機会って、あと50日くらいなんじゃないかな。そう思うととても貴重な時間ですよね。

何かあった瞬間に今ある日常は崩れる可能性もあるし、この今の状態が永遠に続く保証もない。できる時にみんなで最高のものを作ろうとか、最高の体験をしようということを一人一人が心掛けて欲しいなと思います。

木野さん、ありがとうございました!
こんなにも沢山の想いが込められた内定式を迎えることができて心から幸せです。

23卒の選考は「僕のヒーローアカデミア」というアニメをもとに、個性採用やヒーロー選考が行われました。オープニング映像ではヒロアカの曲が使用されていたり、内定者を知ることができる工夫や熱いメッセージが込められていたり、あらゆる仕掛けにとても感動しました。

また一人一人の決意表明も全員の大きな挑戦の場となり、深く心に刻まれたものになりました。東京タワーという素敵な場所で内定祭を行うことができたこと、心から嬉しく思います!一生の思い出になりました。
本当にありがとうございました。

WonderSpaceについて「もっと知りたい」「働いてみたい」という方は以下↓の採用ページより採用情報をチェックしてみてください!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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