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#3 不安でも、進んでみたら、ステキな出逢いと体験が、待っていた。

【わたしのNewYork物語_#3】

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新しい一歩を踏み出して
最初に、ロストバゲージ、という
不安を増幅させるようなイベントに
打ちのめされつつ

留学エージェントのスタッフさんに連れられて
ニューヨークでの最初の住まいへ。

”最初の”というのは
次の住まいは、自力で探さねばならぬ
ということ。

日本から、まる一年分の住まいを
決めて、抑えておきたかったのに
わたしが滞在する住まい、レジデンス、という
寮のようなスタイルのお家は
最大でも半年分しか、契約出来ないと言われ
自分で家探し&契約なんてしたことないのに!
致し方なく、半年契約に頷き
後は、現地でガンバレ!と
未来の自分に託すことに。

半年もあるから、その間に何とかなるだろう
・・・という考えが、甘いということに
後になって、気づくことになるのです(笑)

次の家探しについては
また、あとで語るとして

わたしは
ニューヨークの、確か、昼頃に到着。

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キリスト教会が運営するレジデンスに入ると
シスターさんが、たくさん。

レジデンスは、寮のようなスタイル。

◎平日の朝と晩に食事が出る
◎共同の冷蔵庫はあるが、キッチンは無い
◎地下に、コインランドリーあり
 同じく地下に、干すスペースも少しだけ
◎鍵付きの個室(狭かった。3畳くらい?)
 ベッド、テーブル&椅子あり
◎シャワーとトイレは、共同
◎談話室、共同リビングが一部屋ある
◎門限あり(朝に門の解錠、夜に門が閉まる)

こんな感じでした。

部屋が、狭かった。ベッドと机でパンパン。

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でも、窓からの景色は
かわいくて、好きだった。

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紫色の旗が付いている建物。
4階建て、プラス、地下フロア。
エレベーターは無く、急な階段のみ。

シスターさんたちは
みんな、おだやかな雰囲気で
ステキだったのだけど
わたしの入寮手続きが済み
さぁ、部屋へとなった時に、衝撃。

シスターさんが、わたしの荷物を
(小さいキャリーケース)
運んでくれたのだけど
なんと、そのシスターさん、
おそらく、最年長で、最もか弱そうな
小柄な、おばあちゃん!

いやいや!なんで、この人?!
がっしり体型の若いシスターさんもいるのに
なんで、よりによって
3階までの急階段を
キャリーケース持って上がるのが
おばあちゃんシスター?!

ニコニコしながら、運んでくれたけど
わたしは、驚き過ぎて
自分で持ちますとも言い出せず
倒れたら、支えよう、と
ついていくだけ。

えーーー?!と思いつつ
通された部屋の狭さにも、驚きつつ
とりあえず、ほっと、一息つくと
未知の土地へ、ついにやってきて
お迎えのスタッフさんとも別れて
本当に一人になり
また、不安、ビクビク、ドキドキ。

そのまま、夕食の時間まで
引き籠もっていたかったけど
そうはいかなかった。

なぜなら、大きなスーツケースが
ロストバゲージして手元に無く
あるのは、最低限のモノだけ。

下着とか寝巻とか、必要だ。
街に、繰り出すぞ、やっほー!
なんて、微塵も思えなくて
初めてのアメリカ、異国、異文化、
分からないことだらけで、不安しかなく
そんなんで、よく、留学とか
決めたよね、という感じだけど

”ニューヨークでダンスを学びたい”
その思いだけで、来ちゃったのです。

恐いけど、不安だけど
とりあえず
下着と寝巻を買うのだ!と決めて
持参したガイドブックを覗き込んで
どこなら買えるかな、と考えた。

すると、マンハッタンの中心街に
日本でもお馴染みのGAPを発見。
ここなら、価格帯も商品も
なんとなく分かるから、いける、と
目的地をGAPに定め、いざ、地下鉄へ。

レジデンスは
ニューヨーク、マンハッタンの南西部
チェルシーというエリアにあり
中心街に行くには、徒歩はムリ。

オドオド、ビクビクしながら
晴れた、ニューヨークの街へ繰り出した。

地下鉄の切符を買うのは難なくクリア。

けれど
目的地に向かう電車が来るのを
ホームのベンチに座って待っていると

通りがかった女性に
「ブロードウェイに行くのは
こっちの電車で合ってる?」
と、尋ねられ
飛び上がるくらい、ビックリして
とっさに「分かりません」と、答えた。
(後から考えたら、合ってたのに)

いや、今日、わたし
ニューヨーク初日なんですけど?!
なんで、わたしに聞くの?!
って、思ったけど
その後、しばらく暮らして分かった。

ニューヨークで、道を尋ねられるのは
日常茶飯事。
到着初日から、その後、
毎日、道を聞かれた(笑)

そして、驚くべきは
尋ねられることよりも
「大丈夫ですか?
道に迷っているんですか?」と
声を掛けられること。

交差点で、立ち止まって
キョロキョロしてると
かなりの高確率で「大丈夫?」と
声を掛けられる。

なんて、親切、ニューヨーカー。

ニューヨークの街は、すべての通りに
名前や数字が付いているので
地図が読みやすいし、解りやすくて
目的地に辿り着くのは、割と簡単。

初めての中心街へのお出掛けも
無事に、GAPに到着できて
買い物できて、帰宅できて、安堵。

その夜、初めてのレジデンスでの夕食。

ビュッフェスタイルで
食べたいものを、好きなだけお皿に取る。
好き嫌いの多いわたしだったけど
美味しく頂くことが出来て
さらに、一安心。

初日から、トラブルで
ショックを受けたけど
ロストバゲージは
街に繰り出す勇気をくれたから
まぁ、結果オーライ、と思えていた。

翌日は、また、中心街に出て
自分が通うダンススクールまで行ってみたり
お土産屋さんを覗いたりして
穏やかに過ごし、帰宅。

すると、わたしの到着から一日遅れで
ロストしていた、スーツケースが到着。

友達との再会みたいに、嬉しかった。

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思わず、撮影(笑)

この時の上の服は
お土産屋さんで買ったTシャツで
下は、GAPで買った、七分丈パンツ。

ビビりまくりで、日本から旅立ち
到着と同時に、ガーン!と落ち込み
だけど、何とか、顔を上げて、前を向いて
街に出ることを繰り返しているうちに
落ち着いて、よっしゃ!ダンス頑張るぞ!と
メンタル復活出来たのでした。

そして、とっても有難かったのが
レジデンスには、入れ替わり立ち替わり
日本人がやってきて、仲良くなれたこと。

わたしは、半年の契約だったけど
レジデンスは短期滞在の人が多くて
みんな、割とすぐ、出て行ってしまうのだけど

わたしの友達は、シフト制ですか?
って思うくらい(笑)
友達になった日本人の女の子が去ると
次にまた、日本人の女の子がやってきて
友達になった。

日本人だからって
そんな、気の合う人ばかりじゃないはずなのに
ここで出逢った日本人とは、みんな
仲良くなって、一緒に出掛けたりした。

帰国してから、東京で会ったりもしていて
ここでのご縁は、一期一会よりも
長く続くものになった。

最初は、何もかも分からなくて
初めてのことばかりで
不安で、恐くてたまらなかったけど

進んでみたら、道は、広がっていて
困ったら、助けてくれたり
寂しかったら、寄り添ってくれる人も
次々に現れて
(難題を吹っかけてくる人もいたけど/笑)

不安だから、恐いから
その後、タイヘンなことが起こるんじゃない。

不安や、恐れは
悪いことが起こる予兆でもない。

不安や、恐れが、入り口にあっても
進んでみたら、その先には
ワクワクする楽しい出逢い、
感動、歓びが、待っていたりする。

進んでみないと
生きてみないと
どうなるか、わからないよ。

ちょっとでも「そっちに行きたい」
って、思ってるのに
不安だから、恐いから、行かない
って、するのは、もったいないなと思う。

行きたいなら、行ってみれば?

今の場所に、ずっと居るより
おもしろいことが起こることは、確実!


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レジデンスの入り口にて。
だいぶ、慣れて来た時だな。

ニューヨーク到着から、一週間後
BROADWAY DANCE CENTERでの
留学生プログラムが、スタート。

そこで、わたしはまた、
とんでもなく、
ショックを受けるのだった(笑)


【わたしのNewYork物語_#4】へ続く


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投げ銭

これからも、様々な場所へ旅して
そこでの体験を綴りたいと思っています。
応援して頂けると、とても嬉しいです(*^_^*)

読んで頂き有り難うございます😊 わたしが見たもの・感じたこと・考えたことについて、思いつくままに書いています。めっちゃWonderな地球暮らし、わたしもあなたもFantasista!ここにある言葉たちが、人生を楽しむヒントになれば嬉しいです☆