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子どもの不登校をキッカケにお店を始める理由①

補助金申請をしていて
通ったら
お店を始めようと思っていました。

昨日その採択通知が来て
うれしい反面、
いよいよ本当にやるんだなと
未知なる世界にすごく緊張しています。

でも
やるからにはいいお店づくり、
がんばります。

キッカケは不登校になった子ども達

うちには
2歳、小1、小4の三姉妹がいます。

前回の記事で
不登校だった次女が
給食に行けた話を書きましたが


長女の不登校に続いて
次女の不登校が始まった
という経緯です。

ちょっと長くなるかもですが
お店を始める理由に繋がることなので
しばしお付き合いいただけたら幸いです。


長女の不登校

長女は元々読書好きで
小3の時、全校で一番本を借りていたほど
本を読む子でした。

小3になったタイミングで
一番仲の良かった友達が転校してしまい
2クラスあるうち、
別クラスの方にわりと仲のいい子や
近所の子が行ってしまい

そこに追い打ちをかけるように
コロナ対策。

休み時間に可能だった
クラス間でのUNOもできなくなり
孤独感が芽生えたようです。

とはいえ
元々わりと誰とでも
仲良くできるタイプの長女は
新しいクラスにも少しずつ馴染んて
いたようでした。
漢字書き取りが苦手だけど
算数は好き。

勉強も体育もできるほうでした
(そして本人は男子達より上手と言い張ってましたが字は汚い笑 そんな母も走り書きタイプなので人のこと言えないゴメン笑)

小2の後半くらいだったか、
「授業がつまらない」
と言うようになった長女。

まあその気持ちわかるよー
と思いながら
最初は聞き流してたんですが

小3に入ってから徐々に
「授業がつまらない」
「めんどくさい」が
頻繁に出てくるようになり

なんでつまらないのか?を
アレコレ質問してみました

長女の言う「つまらない」理由は
主に2つ。

①速度が遅い
②やり方を先に言われる

①は、30人くらいいるクラスで
足並みを揃えて先生も進めるだろうから
待つこともあるよねと。
でも本人はその待ち時間が暇すぎて
辛いのだそう。

②は、もっともだなと思いました。
日本の教育方法の良くない部分だよなぁと。
長女は方程式も何もない、
まっさらな状態で自分で考えて
答えを導く勉強は楽しいと感じていて
私もそんなふうに
自分で考える力をつけてほしいなと
思っています。

担任の先生に
長女が行きたがらない理由を
伝えてみましたが

現実的に
①も②も難しいとのこと。

加えて
得意だった算数で
2桁×2桁のひっ算が出てきたとき

誰から何を聞いても
計算の導き方に納得できず
そこから先に進めなくなったことも
引き金となり、

小3の夏からぽつぽつ休むようになり
冬には完全不登校になりました。

嫌がる長女をなんとか送り出すようになり
車で送るようになり
車から出ようとしない日は
腕を引っ張って連れて行くこともありました。

長女は涙ぐむこともあったし
私に引っ張られて
赤くなった腕を見て

「こんなことまでして
学校に行かせなければならないんだろうか?」と。

当時、元夫は
「学校を一度でも休ませたから行かなくなったんでしょ」
と言っていました。

「不登校とかアホみたいだし」
とも言っていました。


長女から
頻繁に出てくる
「なんで学校に行かなきゃいけないの?」
の問いに

「○○ちゃんも○○君も行ってるよ」
「いろんな人と話すのも楽しいよ」
「中学生までは学校はみんな行くんだよ」
「大人になって仕事するときに困るかもしれない」
と薄っぺらな回答しかできず

質問されるたびに
答えられなくなる自分がいました。

学校ってなんのために行くんだっけ?

明確な答えを見出せないまま
次女が新一年生になりました。

次女も不登校に

長女は
転校したら学校行く、
と言っていたけど

結局初日しか行かず
クリスマスにサンタさんからもらった
PCに一日中かじりつく毎日。

「学校なんてつまらないから行かないほうがいいよ」

と言われ続けた次女は

ランドセルを背負って
学校に行くことを楽しみにしていたけど

「ねぇねが言ってたことって本当なのかな?」という思いを抱きながら
一応行く。

でも
ねぇねはずっと行かない。
ずっと「つまらない」と言っている。

ひらがなを書く練習で
ひたすら「ひ」ばかりを書く授業のとき

「ねぇねが言っていたつまらない、めんどくさいはコレか」と感じた様子。

次女の口からも
「つまらない、めんどくさい」が
出るようになり

ねぇねも休んでるから
私も休む!になり

行かなくなっていった
という経緯です。

ここでも出てきた
次女からの疑問。

「なんで学校にいかないといけないの?」

ホントだね、
なんで行かないといけないんだろう。

私は親だから
義務教育で行かせなければならない、
という前提はあるけど

子ども達自身が納得したり
純粋に楽しいなと思えることを
学校生活の中に見出して

自然と行こうと思えるまで
長い目で見守ろう。


いま、私ができることはないかな?

そして
学校に行かないといけない理由を
改めてちゃんと考えようと思い

この数カ月間考えた結果、
ある現実と
私が勝手に思っていたこと
そして
いま私ができること
に辿り着いたのでした。

②につづきます







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