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読書感想ダイジェスト、という名のあっさり回

noteに書いていなくても、それなりに何かしら本は読んでいるのだけれど、最近なかなか時間体力気力がなくて、読み終わってそのまま〜な本もいつもより多め。ということで、今回はそのうちいくつかを、乱読感想短文思いのままダイジェスト!でやってみようと思います。

…要は、推敲しながら文章にする気力がないので私にしてはあっさり、の回です笑。

noteきっかけで読んだ本もそうでない本も混ざってるので、マガジン分けは一応「noteをきっかけに読んだ本」にしてみました。が、自分で分類しておきながら、そもそもこの分類要る??と疑問な今日この頃です。

まあいいや!ではいきます!

『科学的根拠に基づく最高の勉強法』- 著者: 安川康介さん

売れてるそうなので読んでみました。誰にでも、何らかのペーパーテストを受ける人にはとても有益な内容でした。この本には、課外活動のあれこれも面接の心構えも書いていないので、あくまでペーパーテスト対策の本という印象。そうは言っても、ペーパーテストをまず突破することって、何だかんだ重要だったりするじゃない?学生の時に読んで本当にこの通り全て実行したら、すんごいことになってたかも。

『四隣人の食卓(네 이웃의 식탁)』- 著者:ク・ビョンモ(구병모)さん

こちらは、以前noteでレビューを拝見してちょっと気になっていた小説。最初は、だいぶ前にあった韓国のホラー映画『4人の食卓』(観てないけど…!映画の広告貼ろうかと思ったけど怖いからそれすらしないけど…!)の原作本なのかと思ってビビっていたら、タイトルは似てるけど内容は全然違ったので、ほっ。

でも、ある意味これも全然「ほっ」ではなかった。読んでみると、なるほど、ベースの設定はまあまあ非現実的ながら、韓国の社会問題をこれでもかっ!と詰め込んであるお話でした。現代女性に立ちはだかる諸問題あるあるが、韓国のそれと日本のそれは完全に一致ではなくとも、同様のことはたくさん。ファンタジー(といっても楽しい夢いっぱい!という意味ではない方)要素やや増しの『82年生まれ、キム・ジヨン』という感じでした。

『台湾生まれ 日本語育ち』- 著者:温又柔さん

台湾人のご両親から生まれ、幼少期の数年を台湾で過ごしてからすぐ日本に移住、そこからはずっと日本で暮らしていらっしゃる、多文化な背景を持つ著者の自伝的なお話でした。村田沙耶香さんのエッセイで、この温さんの『来福の家』という本が紹介されていたので、最初はそちらを読んでみようかと手に取ったのですが。ふと、隣にあったこの本に気づきまして。見てみたら、どうやら著者のリアルのお話だったので、まずはこのエッセイを読んでみることにしてみました。

台湾に行ったことがあり、台湾系の友人知人がいて、中国語もかじったことがある私ですが、台湾のことも、日本のことも、まだまだ全然知らない事ばかりだったな、と、とても学びになりました。台湾で話される中国語といわゆる台湾語のルーツの違い、台湾の歴史、日本との関係性の歴史、異文化を渡り歩いて生きること、などなど、1ページ1ページにとても重みがありました。ほんの少しでも中国語を学んだことがあれば、会話文や言語に関するところのあるあるが分かって、それも面白いですよ。


はい、今回はこんな感じ!
今の読書状況としては、読み終わって感想はじっくりまとめたいなとぼんやり思っている本と、スーパー牛歩で読み途中の本と、タイトルでジャケ買いして読むのが楽しみな積読と、が、ゆるりと混在しています。皆さんのnoteも読みたい。

しかし、毎日こまごまとやることも山積み。noteを書いたり読んだりする時間は、私にとっては確実に現実逃避も兼ねているな…汗

1日が48時間あったらなぁ。
いや、それはそれで困るかな…?笑

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