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2019年に観たい女性映画リスト①

 2019年に劇場公開される予定の映画から、女性を主人公にした作品を個人的にピックアップして書き出しました。ひとまず、1月~3月公開分まで。タイトルだけ並べるのも味気ないので、気になっている理由を書き添えました。自分用のメモでしかありませんが、よろしければ、ご笑覧ください。

(ここでいう「女性映画」の定義はざっくりと、女性を主人公にした映画、女性視点の物語が描かれている映画、という意味で、厳密ではありません。あしからず)

『バハールの涙』1月19日公開予定
■気になるポイント■ISに奪われた息子を取り戻そうとする女性たち。銃を持ち闘う女性たち。見ておきたい。知っておきたいです。


『天才作家の妻-40年目の真実-』1月26日公開予定
■気になるポイント■夫に才能と功績を奪われた妻。女性作家の苦闘。画家夫婦を題材にした伝記映画『ビッグ・アイズ』を連想。高村光太郎の妻・智恵子を主人公に据えた戯曲『売り言葉』小谷真理の『テクスチュアル・ハラスメント』なども思い浮かべつつ。気になります。


『メリー・ポピンズ リターンズ』2月1日公開予定
■気になるポイント■ディズニーによる映画化に難色を示していた原作者について描いた伝記映画『ウォルト・ディズニーの約束』を経て、どのような続編になるのか。1910年代を舞台に女性参政権運動に夢中になる妻・母をアイロニカルに描いていた前作。続編では1930年代に生きる家族をどのように描くのか。また、「大人になった男の子」をどのように描くのか。『プーと大人になった僕』とのアプローチの違いについても気になります。ナニー(乳母)を題材にした映画への興味も。実写と2Dアニメの融合、その進化、映像的驚きにも期待。


『ナディアの誓い-On Her Shoulders』2月1日公開予定
■気になるポイント■ノーベル平和賞2018の受賞者、ナディア・ムラドのドキュメンタリー。受賞時のインタビュー記事は辛くてなかなか目を通せなかったのですが。知っておきたい。見ておきたい。でも、とても怖いです。


『21世紀の女の子』2月8日公開予定
■気になるポイント■Vimeoで公開された短編『Girls of Cinema』が鮮烈でした。見ておきたいです。


『女王陛下のお気に入り』2月15日公開予定
■気になるポイント■刺激的な予告編。映像美、映像の面白さに期待。老境に差し掛かる女性、女性権力者の在り方について。宮廷の駆け引きについて。「女同士の争いはなんだかドロドロしている」という漠然として陳腐なイメージを吹き飛ばしてくれることを期待して。


『シンプル・フェイバー』3月8日公開予定
■気になるポイント■ポール・フェイグ監督とアナ・ケンドリックのタッグ。「失踪した妻」を題材にしたスリラー映画ということで『ゴーン・ガール』を連想しつつ。『デンジャラス・バディ』『SPY/スパイ』『ゴーストバスターズ』など、女性を主役にしたコメディ、パロディを得意とする監督がどう料理するのか。興味があります。


『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』3月15日公開予定
■気になるポイント■シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビーの仕事には注目していきたいと思っています。『女王陛下のお気に入り』と見比べたい気持ち。

『キャプテン・マーベル』3月15日公開予定
■気になるポイント■DCの『ワンダーウーマン』のヒットを受けて、マーベルが女性ヒーローをどう描くのか。比較に意味はないとはいえ、「アメコミ映画」が大きなトレンドを作っていることは事実で。『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見届けるためにも見ておきたいです。


『マイ・ブックショップ』3月公開予定
■気になるポイント■大好きなドラマ『ニュースルーム』のエミリー・モーティマーが主演。ポスタービジュアルの美しさに惹かれる。『マイ ビューティフル ガーデン』のような甘やかなイギリス映画を連想したけれど、概要を見ると、1959年にイギリスで書店を経営しようとする女性について、ということで興味と期待がUP。女性と老紳士の連帯、ビル・ナイ出演作つながりで『人生はシネマティック!』も連想。監督は『死ぬまでにしたい10のこと』『しあわせへのまわり道』のイザベル・コイシェ。信頼できると思うので、見たいです。


『ビリーブ 未来への大逆転』3月22日公開
■気になるポイント■絶対に見たいあらすじ。伝記映画への興味。大好きなドラマ『ニュースルーム』のサム・ウォーターストンが出演。見たいです。


 その他、『ライ麦畑の反逆児』『ゴッズ・オウン・カウントリー』『グリーンブック』『アクアマン』『ブラック・クランズマン』などなど、女性主人公の映画以外にも気になる作品多数。マイペースに見ていきたいです。


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