クラフトビール文献読書会とは(詳細版、5/18変更あり)
この文章ではこれから始めるCRAFT DRINKSが主催する「クラフトビール文献読書会」がどういうものかを説明します。初めての方、参加を検討している方はクラフトビール文献読書会(簡易版)を先に読み、その後こちらをお読みください。
①【主催】CRAFT DRINKSが主催者です
CRAFT DRINKS代表のヲキトシヒコが主催します。私は酒屋、物書きなどしておりまして、North American Guild of Beer Writers日本人初の正会員でもあります。普段はhttp://craftdrinks.jpにてお酒関係の文章を書いて本を作ったりしています。東洋経済等の商業媒体にたまに寄稿したり、ビール品評会の審査員したり。お呼ばれして大学院で講義をしたこともあります。日々酩酊しつつも割と真面目にお酒に向き合っているつもりです。そんな酔っ払いが読書会を始めようとしています。
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②【シラフ】会の間は飲みません
飲んじゃうとそっちの方が楽しくなって話を聞いたり議論が出来なくなるので会の間は飲みません。あくまでも読書会であって、飲み会じゃないので。飲みたいけど、ちょっとだけ我慢しましょう。でも、会終了後、反省会と称して必ず飲みに行きますので体調(肝臓)を整えて参加してください。結局ビールなんてものは飲まないと分からないからね、仕方ないね。ウコンの力の差し入れはウェルカム。むしろ差し入れて!
③【開催場所】東京・北千住にある東京芸術センターの会議室でやります。
安いのでここにします。会議室代が高いと続けるのが大変だし。飲食不可なのも丁度いい。通り道にたくさん飲み屋があるから一石二鳥だね。JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線の北千住駅から徒歩7分。まあまあ近いので許してください。
④【対象の方】クラフトビールにまつわる文化に興味がある方
クラフトビールって何だろう?とか、美味しいクラフトビールってどういうものかな?とか、本当に人気なの?とか、ちょっとした疑問や違和感を持った方、是非いらしてください。一緒に考えましょう。それは文化について考えることだと思います。
プロ・アマ一切問いません。会終了後の反省会でお酒を飲むので一応20歳以上ということでお願いします。
「こまけぇことはいいんだよ、旨けりゃ」と思う方はたぶんこの会は合わないんじゃないかと思います…本や記事、論文を読みながら細かいことを無駄に一生懸命考える会なので。そこんとこ、ご承知おきを。
⑤【形式】月に一回開催、手ぶらで来てOK
会は月に一回開催します。上記の通り、場所は北千住の東京芸術センターです。
事前のヒアリングで遠回しに「CRAFT DRINKSのヲキちゃんがやるとマジでガチすぎる気がして参加しにくいよ〜」という旨の意見を頂きました。それを聞いて「え〜!?ただの酔っ払いなのにめっちゃ勘違いされてる…」と思い、結構しょんぼりしました。でも、確かに考えてみれば前提が無さ過ぎても分厚い専門的な本は読めないよなぁ、とも思います。反省。なので、とにかく読書会はやるとして、初めは気楽な感じで始めようと思います。
この読書会は特に準備は不要です。読書会ではその場で読める、そんなに長くない文章を利用します。手ぶらでOK。ふらっと来て、その場で読み、各自意見を出し合って話し合います。
読んで分からないなら分からないで全然問題ないです。正解のないことを考えるので間違いは存在しません。だから、何も心配せず発言してもらえたらと思います。順番が回ってきたけれどうまく言えないようなら遠慮なく一旦パスするのを申し出てください。但し、他の参加者の意見を聞いて何か感じてから後で必ず話をしてください。最後まで何も発言せず、聞くだけはダメですよ。
まずこういう形で始めてみますが、複数のご希望があれば別の読書会も立ち上げたいと思います。指定された本、論文を事前に読んできて、各自発表し、挙がった論点に関して深く議論しましょう。関連すると思われる社会学や経済学の本、その他洋書なんかも読めたらいいね。
⑥【費用】基本無料です
私が勝手にやりたいと思って始めることなので、参加費は基本無料です。とはいえ、投げ銭・カンパは大歓迎。会議室代に充てます。ぶたの貯金箱を入口に置いておくので、気が向いたらよろしくお願いします!
⑦【読むもの】なるべく公開されているものにします
読むものはなるべく無料公開されている文献を使います。たとえば、Jstageに上がっている黄金井さんの「地ビール業界の現況と展望」(2012)とか読み直して今への過程を考えるのって価値があると思うんですよね。他にもみんなで読みたいものがあれば提案してください。
読んで為にならない本も敢えて読むかもしれません。何故なら「ダメなのには理由がある」からです。それを考えるのはすごく重要です。何がぼんやりしていて、何がズレているか、何が書かれていないかなどを考えることは頭の体操にもなりますしね。ま、要するに迎合せずに批判的にも読んでみようってことです、はい。
もしかしたら私の書いたものを使う可能性もあります。「なにぃ、読書会にかこつけて、てめーの本を宣伝したいのか!」と言われるかもしれませんが、権限があるので著者なら無料で使えるので。
それに、日本語でコンパクトにまとまった良さげな本があまり思いつかないのです。本当にすみません。もしあったらマジで教えてください。速攻でそっちを使います。
⑧【参加方法】フォームから参加申込をしてください。
読書会に参加希望の方はクラフトビール文献読書会参加申し込みフォームから必要な情報を入力して申込みをしてください。
⑨【開催情報】このnoteのマガジンに情報を集約しますのでチェックしてください。
craftdrinks.jp、各種SNSで発信もしますが、基本的にこのnoteのマガジンで告知などをしますのでチェックしてください。マガジン登録よろしくお願いします!
⑩【安心】完全オフラインです。
参加した方がSNSなどで個人の意見を言うのは止めませんが、会のリアルタイム配信や録画映像のアップロードはしませんし、しないでください。会での議論に関しても非公開とします。参加される方は写真撮影・資料の公開もしないでください。完全オフラインでやります。
だって、見られているという感覚があると本音で話せないし、見られているせいで建前、ポジショントークになっては意味がないじゃないですか。だから、こういうルールも必要かな、と思っています。白黒はっきりしないきわどいこともきっと話すからね。そういうことなので、遠くにいて参加出来ない方、ごめんなさい。
でも、参加出来ない方にも有益な議論については知って頂きたいので活動報告誌を作ります。興味のある方はそちらをご覧ください。各種本の即売会、ならびにCRAFT DRINKSの本屋にて販売します。たぶんそんなに高くない、はず。
ということで、「クラフトビール文献読書会とは」はおしまい。ポイントは以上です。こんな感じでやりますが、なんだか面白そうだなと思ってくださった方はぜひ参加して下さい。不明な点や質問があれば上記メールアドレスにお願いします。
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