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個人事業主を半年やると「出役(でやく)」意識が出てきた。

しゃけこ(髙橋圭子)です。

「カウンセリングセンター みらいbloom」という屋号でカウンセリング・ソーシャルワーク業を営む個人事業主として、開業しはじめてから半年。
ちょうど半年の日は、コロナでダウンしてたのでふりかえりを書くタイミングを逸してしまいましたが、改めてこの半年で私自身が一番変わったことをお話します。

それは、出役(でやく)意識が出てきたということです。


「これからは、自分が商品」の意味が分からなかった開業当初

開業までは相談員業務をしてきました、とくに電話やSNSの相談員時代は勤務先を周囲に言っては×だったし、相談者さんにもよほどよほどの例外以外は、私の名前を名乗ることは×だったので、自分らしさが出るような要素はあえて排除していた感じがありました。

個人事業主としては、私自身のできる事や人となりを発信して、「しゃけこに相談してみたい」と思ってくださる人や「しゃけこと何か一緒にやってみたい」「しゃけこは、何かおもしろそうだから、要チェック」と思ってくださる人に出会うことがとても大事。
開業前に、先輩起業家さんからは「これからは、自分が商品だよ」と言われたけれど、当時は全くぴんときてなかったのです。

SNS発信の大きな効果

今は、1日に3~4回程度はX(旧ツイッター)に投稿し、インスタも何かしら毎日アップするようにしています。加えて、週に2回は音声配信サービスのstand.fmの番組配信、週1でLINE公式へのメッセージ作成と動画収録というように、自分の声や顔を出して何かおしゃべりするのが当たり前の生活になっています。しかも、カラオケボックスで撮影したカラオケ動画までYouTubeにアップしているという(笑)

ネットに自分の図書館をつくるようなイメージで、自分の考えや興味関心を公開することによって、私のPR大使がたくさんできて、いつかご縁ある人とつながれる!という風に思いながらやっています。

最近は、いろいろな人とお会いする機会も増えていて、はじめましての前に私のSNS発信を見てくださっていたということも、増えてきています(ありがとうございます)。打ち合わせでは「宣材写真ありますか?」と聞かれることもあるし、何かの集まりやイベントに行けば主催者さんがイベント報告をSNSにアップして、そこに私が写っているという状況も非常にあるあるなのです。
この間も、初めての方だったのに「あー、どこかで見たことがあるわ」と言われて、SNS発信をこつこつやっていてよかったなぁと心から思いました。

「あ、私って知らないうちに出役(でやく)になってる」

しゃべる、文章を書いてみなさんに伝える、歌う、みたいな毎日を過ごしていく中で、「あ、私って知らないうちに出役(でやく)になってる」と、はたと気づいたわけです。
顔と名前を一切出さなかった相談員時代とは、全く違う世界で生きている、と。
そして、知り合いやお友達も増えていろんなところで遭遇することも多いので、今までのようによれよれの服でスーパーに行くということもかなり減りました。
開業によって、ビジュアル面で気を付けるようになったのは想定外でした(笑)

まぁ、一般的なカウンセラーさんやソーシャルワーカーさんと違って、浮足立っているというか、はしゃいでいるようにも見えやすいだろうし、心理学の話もあるわ、福祉のこともしゃべるわ、まちづくり関係に神戸の話題、発達凹凸(発達障害)な子どもの話もする。好きな芸能人の話も・・・というように、あれこれしゃべって、いわゆるマネタイズしづらい発信内容だという認識もあります。要は、バッシングを受けやすい、理解されづらい内容だという自覚ありということです。

さらに、起業して5か月目あたりは、過剰にアクセス数が気になってしまって、自分のSNS発信やスタンスはこれでよいのだろうか?もっと、おしとやかでまじめなカウンセラーっぽい発信でないといけないのではないかとずいぶん悩みましたが、カウンセリングを申し込んでくれる方や、私のことを面白がってくれる人が出てきて、少し自信が出てきました。

私を見つけてもらって、必要なサービスが届くように

私が感銘を受けた、↓にもあるように、

他人の批判が怖いと、目立つことに抵抗を感じてしまいます。SNSで発信したくないし、動画はおろか顔出しもしたくない。なるべく目立たないようにしていたい。有名になりたくないと思ってしまいます。しかし、目立たなければお客様に見つけてもらうことができません。自分が目立つことで、世の中の誰かにとって必要な商品やサービスが届けられるのです。

今井孝「らくらく売る人のアタマの中」P.116より

必要としている人へ私のカウンセリングを届けられるように、私のことをおもしろがってくれ、一緒に何かできそうな人と出会うために、この「出役意識」をずっと持ち続けたいです。



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