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分岐点

現在と今後。
私はマルチタスクを得意だと自負していたけど、やっぱり苦手。
その証拠に私生活と仕事が両立できていない。
それどころか私生活も恋愛活動とそれ以外を並列で全うできない。
結果、当時の恋人を悲しませてしまった。

人生は後悔の連続である。
私も例外なく後悔しかしていない。。
それでも仕事はしなければならない。

ChatGPTを代表とするLLMがやってきて再びAIブームである昨今。
私自身も学生時代はAIについて研究していた身なので日進月歩で進化する技術に驚嘆している日々。社会人になってから一時はエンジニアをやっていただけに、LLMを活用したGitHub Copilot Xの到来によってコーディングやレビューといったエンジニアの仕事の在り方もパラダイムシフトが起こることに期待と不安が入り混じります。(今はエンジニアではないのですが)
この3年、5年。多くの仕事が無くなり別の仕事が生まれてくるだろう。

私は昨年からエンジニアからPMに転向しました。PM:Product Managerとは一言でいうとプロダクトの方向性を決め、プロダクトを成長させる仕事をする役割。私がPMに転向した選択は、正解だと思う。
私にとってPMは人生の天職だ。けど、それでもエンジニアとして一流になれなかった自分に悔いていることも多い。学生の時も一つの領域で勝ち切れる自身がなくなり、掛け算で生きてきた。今も「掛け算」で生きている。
PMは総合格闘技と呼ばれるくらいプロダクトを作る上で様々な分野の知識・経験を掛け合わせることが多い。私の生き方と相性が良かった。
一方でLLM到来によりPMという在り方もエンジニアほどではないが変わることは否めないだろう。
それでも、私はPMとして、プロダクトをよくするために多くの職種と共に対話をしながら作り上げることが好きだ。

だから、仕事については満足している。
むしろ、仕事にのめり込みすぎた自分を罰したい。それくらい仕事にのめり込んでいた。涙が出る日もあったし、忙しい日しかないけど楽しかった。
ハイになっていた。同僚や知人が私をワーカーホリックと呼ぶくらいには。

私生活の後悔。それは仕事と付随する。
仕事にのめり込み、ハイになっていておざなりにした。
大切な人を無下にした。気づいた時には遅かった。
そこからだ。「誰かが私の生きがいになるならその人を幸せにしたい」
そんな気持ちが強くなったのは。
友達でも恋人でもないけれど、私の生きがいになっている「貴方」。
その「貴方」 に今は生かされてるし、支えられている。
今は「貴方」をとにかく好きに思うし幸せにしたい。
自分に廻らないかもしれないとわかっていても。

なぜ、今このような文章を書いているのか? というと何度目かの誕生日を迎え自分と向き合う必要があったからです。
仕事に没頭しすぎて、取り返しがつくかつかないかの「分岐路」にきているのは鈍感な自分でもさすがに自覚する。
この地点、今日が最後のセーブポイントだ。
仕事と私生活 - Life Work balance とはよく言ったものだ。本当にその通り。

私がいつまで生きているかわからないけど、それでも生きている間はこの「後悔や逆境という葛藤と向き合い生きていくんだ」。
そんな決意表明のような文章をここに残す。



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