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今週のお弁当 2022.5.23-

なんとまあ、5月もあと10日足らずとは。道理で日が長くなってきたと思ったわー。

うちのすぐ横には川が流れておるのですが、その向こうにあるお茶畑のみどりが日に日に鮮やかさを増していて、毎朝カーテンを開けるのがちょっと楽しみだったりします。そろそろ新茶の季節ですねえ。


さてさて今週のお弁当は、

・山菜おこわ(わらび、蕗、こごみ、たけのこ入り)

・さばの味噌煮

・わらびと油揚げの煮浸し

・しめじとそら豆と自家製ベーコンのソテー

・キャベツと新しょうがの浅漬け

・ラディッシュの梅酢漬け

以上6品。


今週は我ながら旬の味覚盛りだくさんだな。山菜もたっぷり入ってるし、もはやこれは『ワカナ家初夏の草まつり』と呼ぶにふさわしい弁当ではあるまいか。


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今週のメインはずばり、山菜おこわ!おこわなんて炊いたのは実に百万年ぶり。

先週のお弁当記録で「冷凍庫にこごみとわらび備蓄完了フヒヒヒヒ」って書いたところ、PATAさんが「よろしい、ならば山菜おこわだ」とコメントを寄せてくだすった(※一部音声を編集してお届けしております)。もうそれからね、私の頭の中は寝ても覚めてもおこわでいっぱいよ。週末は百万年ぶりにもち米を買いに走り、冷蔵庫にストックしておいた山菜およびたけのこを総動員……する予定だったのだけれど、もち米ついでにまたわらびを買ってきてしまったので、お弁当には新鮮なわらびを使ってみた。そして冷凍庫の備蓄も増えた。


具材のラインナップは、

・わらび:重曹まぶして熱湯ぶっかけて一晩置いたものをよく洗ってざく切りする

・蕗:先週末下処理して水に漬けておいたものを細かく刻む

・こごみ:先週末さっと湯がいて冷凍しておいたものを細かく刻む

・たけのこ:先週末下処理して水に漬けておいたものを薄切りにして、料理酒と白だしでささっと煮る

こんな感じで用意しました。あとはいつものお米3合に対してもち米1合を合わせてといで、たけのこの煮汁を混ぜながら水加減を決め、昆布も放り込んで1時間ほど吸水。吸水タイムが終わったら、こごみ以外の具材をどーんと炊飯器にぶちこんで炊飯した。炊き上がったらこごみを入れて混ぜて蒸らしてできあがり。

前述の通りおこわを炊くのは百万年ぶりだったのだけれど、我ながら味加減・水加減共にばっちり決まってめちゃくちゃおいしくできた!オールもち米より、普通のごはんがちょっとモッチリ……くらいの食感が好きだ。たけのこはやはり、あらかじめ味つけしてから炊き込むといい感じになる。手間を惜しんではいかんってことですかねえ。わらびも蕗もいいしんなり具合だったし、山菜の香りがほんのり甘くてモチモチのごはんにぴったりマッチしてくれた。

4合炊いたうち、半分は弟一家にお届けさせてもらったのだけれど、「やだーこのごはん、ぼうがはいってる!」としり込みしていた甥っ子(4歳・わらびの茎が枝っきれに見えた模様)が、一口食べるなりモリモリとがっついてくれて、なんとおかわりまでしてくれた。おばちゃんが歓喜に打ち震えたのは言うまでもありますまい。


このごはんに何を合わせようかなーと悩んでいたのだけれど、


美人OL道の先駆者にしてやり手主婦・ケイチェルせんぱいに触発されて、久しぶりにさばの味噌煮を作ってみた。

さばの味噌煮といえば、そう……賢明なる紳士淑女の皆さまにはお察しいただけましょうが、調理が完了してサルベージする際、私に多大なる緊張感を強いてくる鬼メニューであります。


お皿にホイ!時に起きたあの惨劇は未だ我が胸に深く刻まれている


でも今回はサルベージの際、最近我が家に導入された玄人向け調理器具・トング様の叡智におすがりしたので、過去の惨劇を繰り返すことなく……無事タッパーへとエスコートすることができた。トングの実力をようやく体感できた気がする。もう離れられないわ……私が死んだらぜひとも棺桶に納めてもらおう。


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ひとつも崩さずにサルベージできたの、あたいはぢめて……(感涙)


さばの味噌煮は半分恋人のところへお届けさせてもらった。こってり甘めに仕上げたのだけれど、大好評でありました。青魚と甘ーい味噌味ってなんでこんなにおいしんだろ。山菜おこわとの相性もばっちり。


しめじとそら豆と自家製ベーコンのソテーは、石づきを取ってほぐしたしめじと細切りベーコンを炒め、コンソメで味つけを決めたら、あらかじめ茹でておいたそら豆をざっくり混ぜ合わせるだけ。そら豆のホッコリした甘みとベーコンの塩気が相性ばっちりでとてもおいしかった。これは酒の肴にもいいかもしれない。


キャベツと新しょうがの浅漬けは、おてだまさんの美麗弁当記事をヒントにさせていただきました。


おてだまさんは岩下の新しょうがを使っておられたけれど、わらびを仕入れた直売所にぴっかぴかの新しょうがが大袋で売られていたので、これを薄切りにしてさっと湯がいて千切りにしたやつを、同じく千切りして塩振ってしぼったキャベツと合わせて、市販の「浅漬けの素」とお酢を合わせたジルに漬け込んでみた。新しょうがのさわやかな香りとマイルドな辛みのおかげで、とてもいい塩梅の浅漬けになりました。これは定番メニューにしたい!


ただあの、大袋販売だったのでね……キャベツに合わせる分を除いても相当量が残ってしまった。

なので残りも薄くスライスしてささっと湯がいて、お酢と梅酢と砂糖にみりん、ついでに味の素を混ぜたジルに漬け込んでみることにした。新しょうがを漬けるのって初めてだな。


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そのうちきれいなピンク色に染まってくれそうで、わくわくしている。そのまま食べてもおいしそうだし、細かく刻んで混ぜごはんにしてもよさそう。夏は素麺とか冷やしラーメンに載せたりもして……ハァン。わくわく。



本日いただいたお知らせ。


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私の床下奮闘記が大勢の方のお目に止まり、こそばゆくもうれしい。お立ち寄りくだすった皆さま、本当にありがとうございます。


今週は週末までみっちり保育園のお迎えミッションが入っているし、仕事も立て込んできたし……で忙しくなりそうだ。お昼休みに旬の味覚でエネルギーチャージしつつ、はりきって参りたい所存。


ヨッシャヨッシャ、今週もがんばるぞーい!


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