「Ｌ」と過ごした、雨降る日々のこと ～作品紹介～
こんにちは。WK2013です。
３話連載の形式で投稿しました短編 ～「Ｌ」と過ごした、雨降る日々のこと～ の作品紹介をいたします。
お分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、本作は６月に投降した ～「Ｌ」と雨降る日々のこと～ を改作したものです。
改作のポイントは２つ。
１）ヒロインの人格が希薄だったこと
２）セクシャルマイノリティの方々への配慮に欠けていたこと
１）は、ヒロインの現実味を薄くすることでファンタスティックな雰囲気を出せないかと目論んだのですが、成功したとは言えず、逆に「実質６ヶ月間、こいつら（ヒロインと主人公）は、何の話をしとったんや？」という疑問が浮かんできてしまったので、ヒロインのライフヒストリーをしっかりと盛り込み、最後に実体ある存在の証として手紙を残す、という形で書きなおしました。
２）については、一つのパラグラフに決定的な問題があり、その他にも配慮に欠ける部分が散見されました。原作の決定的なパラグラフについて削除しようかとも思いましたが、自戒のためにもそのまま残すことを選びました。１か月ほど資料を読み、自分なりに理解したところをもって、書き直し、加筆を行った次第です。
さて、どうなったか。ぜひ、お読みいただければと思います。
よろしくおねがいします。
追伸
本作の舞台は、「東京から新幹線で１時間半ほどの距離にあり、国立大学と名門私立女子大学がある城下町」。あれ？ どこかで聞いたような？
気になられたらこちらをどうぞ。
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