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週刊少年ジャンプ2024年2号感想

前回のあらすじ。


ONE PIECE

 くまとボニーの親子愛が見ていてそろそろ辛くなってきたな…。手紙を執拗に出して、届く前に破られてしまうというのはめっちゃオーソドックスなあるあるだけど、普通の作品よりキャラクターに愛情があるのでよりキツい。褒め言葉とも言えるが。
 腕をデカくしてニカを模した攻撃も良い。くまの過去があるからこそ光って見える。

鵺の陰陽師

 なんかわちゃわちゃしている。血の繋がらない妹の登場で一気に恋愛色も進んできたな。相変わらず底抜けに良いやつであるのはわかるんだけどねえ。ハーレムすぎる。明らかに気持ち別ベクトルだけど転移装置はOKなのかしら。転移装置の直後に明らかに怪しい声もあったし。
 そして滝の裏側暗がりの結界の中で乳がポロリかけのJK2人と水着で3人きり!?来週は5人から始まらないだろうな!?(とてもストレートなセクハラ)(良くない)

SAKAMOTO DAYS

 シン君の機転でどうにかなったかと思いきや殺連サイドからの猛攻。シン君のあの頭痛はなんだったんだろう。ORDERは多少なりとも勘づいていそうだね。虎丸も顔割れちゃってるし、どちらにしろめちゃくちゃ敵対されちゃうんじゃないか???
 そして大ピンチの時に元推しが助けてくれるというのは胸熱。でも、大ピンチで自分の選択に後悔をしているのに助けを求めるのはまだスラーなんだ…。オタ復帰はあるのかな?

累々戦記

 第二話。今話で漫画内におけるバディの扱い方と学級委員君の立ち位置を示したという点ではお手本のような回だと思う。もちろん良いんだけど、「自主性を重んじる学校」というのはもう大王道になりつつあるな。そこで設定詰めても仕方ないしね。
 本当に見て欲しい人には見てもらえない苦悩によって累なってしまった先輩と、それを助けるバディの構図も良い意味で王道。
主にバディの役割紹介回だったから仕方がないけど、バトルが淡白だったのと異形の形がシンプルめだったのが次に期待。それこそ、主人公の戦闘能力とか、異形の異形さをもっと魅せて欲しいので楽しみ。

アオのハコ

 インターハイに向けて。針生先輩?だっけ?も猪股の特訓に一家言あるみたいだけど…?普通だったらこのくらいで猪股君の大挫折があっても良いくらいだけど、彼女は3年生だし、どうなるんだろう…。
そして、毎週俺の心を心配させてくれる妹ちゃん…。兵藤さんもその気になっちゃってるじゃん、そりゃ妹がこんな健気だったらな…猪股も慕ってくれてるし、まだ間に合うぞ、猪股。

僕のヒーローアカデミア

 ついに、AFO陥落の兆し。2,3ページ目からのコマ割何!?!?新しい試み?パロ?でも絵的に面白いし見応えがあって凄かった。超初期からある爆豪はセンスの塊という設定を最後に活かしてくるというのは流石にアガる。ハウザーインパクトvs爆破でページを大胆に使ったパワーも見応えがあるし、なんというか王者の余裕なのか…?
 最後、ホークスがファンミと茶化して?崩壊させるのも面白い。爆豪も序盤はヴィランに誘われたこともあったが結局は皆の力でAFOに報いたし、ヒーローの撲滅を悪の観点から見る「AFO」の恐怖による支配と、ヒーローの撲滅を平和の観点から見ているホークスの優しさによる人気との対比で軍配が上がる感じがとても面白い。なんかうまく言語化できてないけど。

キルアオ

 ドキドキ二人きりの練習。大狼が冷静に分析できているのはとても良い。なんで俺が!?ではなく、「俺の無関心さがかえって心地良く、〜」と初めからわかってくれているのは普通にストレス無くて良い。
 乙姫ちゃんの二重人格がどんどん受け入れられていって良いものの、マジで試合どうなるんだろう…。あんまり天童君の時は過去に触れられたことはなかったけど、乙姫ちゃんは過去に触れる場面があるのかな?来週の肝試しでうっかり交換しちゃって、みたいなことは普通にありそう。暗いと無条件で寝ちゃうとかね。

僕とロボコ

 なぜ同窓会回なんだろ…。
 登場人物全員20歳なんじゃないかと言わんばかりの大盤振る舞い。トリコの最終回か人気対象回でしかないぞこんなの…。あと、ロボコ、バイトしてるんだ。そんな設定あったっけ?まああんまり設定がという漫画でもないのだけど。
 普通にキャラクター大集合回かと思ったらヒスパニックあたりで別ベクトルからクスッとさせてくるのもニクいところ。まさかベンジャミンバトンなの?も年齢層どう見てるんだ…。まあこれまでのパロディから見てもそんなこと今更なんだけど…。

夜桜さんちの大作戦

 「ふたご大作戦」をずっと考えていたひふみ。あるふぁの陰に隠れてアホの子みたいな立ち位置だったけど、ちゃんと戦略家だったか…。大分甘いけど。パパの手紙をヒントにこれまで動いていたんだな。パパの存在、デカすぎる。あんなに宿敵だったのに。「ふたご大作戦」…!のときのひふみ、大分雰囲気不穏だがどうした…?今の所、「悪ふぁ」は出て来てるんだけどひふみの凄さがあんまり出て来ていないんだよな。「悪み」がいるのかもしれない。まあその前でも「超悪い子」って言われてるし、悪はデフォなのかもしれんし伏線なのかもしれん。家族を守る為の作戦の発表で出て来ていたから悪というわけではないんだろうけどね。
 これから3チームに分かれるとはね。実際、六美は夫婦チームでどのような活躍を?次回も楽しみ。

グリーングリーングリーンズ

 バイトが始まり、同僚との交友を深めよう回。主人公君の要領の良さと人当たりの良さが格別なのがよくわかった。萩尾君にも良いやつではあると言われているし。実際、1話で失言をしてヒロインに凄い目で見られているわけだけど、悪いやつではないよな。そういうこと言っちゃう人も。なんとも言えない塩梅だ。進退をかけて対決するのも熱い展開だ。ルールわからないので教えてくれるかわかりやすいやつだと尚嬉しい。

アンデッドアンラック

 アンディの地力が凄い。本当に創生からこの時、そしてこれからのために耐えていたんだな。火傷等のダメージは治りにくいというのも太陽の火が消えてすぐに再開!とならない布石となっていて良かった。ちゃんと前のループが活かされているのは話作り大変そうだけど見応えがあるので頑張ってほしい。(上から。)
 そしてアンディによる新たな味方探し。最後の女の子誰かと思っていたけど前リーダーか。若いからわからんかったけどそう言えばおらんな。

魔々勇々

 (新連載三弾の中ではイチオシなので甘いです)

新連載の中で推しているからもあるけど、伸びんなーアンケート。今のアンケート反映されるのを待つしかないのか?というか、新連載3連で流石にこれは早期打ち切りだろ…という作品は正直ないのだけど、1番人気のありそうなカグラバチでさえアンケート高くはないしな…。うーん。

2024年1号感想より

ちょっと回復、ありがてえ…。実際はテコ入れの部分も大きいだろうけど。今回、逆にカグラバチが低いな…。中間層が厚すぎるのか…?
本編。
 目を覚ましたラルフ。これからは強い味方となってくれるだろうな。そもそも悪人ではないので、延焼しないような火を建物には使っているのも許しやすくて良い。と思ったら味方が壊しちゃったけど。
 ちゃんと食い逃げのフォローもしてくれてありがとうな。「勇者は無償奉仕が原則だ。代わりに飯と宿の代金は…」が一瞬意味わからなかったけど、「勇者は(民衆に)無償奉仕が原則だ。代わりに飯と宿の代金は無料」ってことね。読解力が低くてすまねえ。
 そして、ラルフの台詞により一気に場面が展開し、一対で送られて来ていること、かつての宿敵がこちらに来ていると察された瞬間に戦いになるのはテンポ感あると思うがどうか。エスカバがラルフと対になっていると言うのも、前回までの回想に色がつくようで良かった。
 仲間集めは一旦終わったので大バトル大会やね。まあ、グリシャ君隊長のあの強さを見て戦力逐次入れてくるのはあんまり意味わかんないけど。
 大バトル回でも良さそうなキャラクターが目白押しだ。魔々勇々、キャラクターが唐突に出て来てもそれを受け止められるだけの基礎がなぜかあるんだよな…。基本的にキャラが尖りつつも万人ウケも持ってるからなのか?右下の帯刀ケモちゃんきになる。

なんか犬とか出てきて、「こ、こいつも勇者???」みたいな、

2023年48号感想

こういうのも欲しているんだよなーーー。獣人はもちろん好きだけど、完全な獣も来て良いんだぜ。

ウィッチウォッチ

 この1話でドラゴンのキャラクター設定とプチ伏線を回収して仲間になるのは流石ベテラン。
流れるようにニコの状況説明とドラゴンの良い奴感を引き出す手際、お風呂の話題から髪を乾かす時の伏線まで滑らか。特技のブレスもドラゴンらしくて良い。炎上オチという超王道ネタもできるようになるし。結局性格のいいギャルがみんな好きだもんね。ドラゴンブレスを火力だけの一発ネタにするのではなく、髪を乾かす時にも使うことでプチ伏線として回収されるのも見事。流石でした。(上から)

あかね噺

 大盛況の勉強会。あかねだけじゃなくからしの成長も、もちろん朝がお先輩の格も落とさずやり切っていて良かった。朝がお先輩は特に性格上難儀していたようだけど、仲間がいるって素晴らしい。
 そして、師匠の回想にこれから絡んでくるであろう2人がしっかりと刻まれているのも伏線というわけではないけれどしっかりと筋が通っていて良い。

逃げ上手の若宮

 ついに開戦。今回の大きな壁となるであろう土岐頼遠はもちろん、これまでの宿敵たちも勢揃い。一回敗北を喫したようなものなのに、小笠原をはじめたする武士達の格も落ちていないのは凄い。
 また、北畠顕家もさらっと前回までの禊について触れ、略奪したとは言え主人公サイドを応援しやすくなっているのも良い。とにかく因縁のある関ヶ原対決。どうなるか見もの。

アスミカケル

 二兎くんの苦悩と奈央さんの思いが判明。国崎とのキャラクターは知っているから悪気のない娘なんだろうなとは思うけど、なかなか強火なキャラクターだな…。国崎父はすぐに鬼丸との対決で禊があったしね。一狼がなんか想像よりいいやつでモチベーションが難しいという感想を書いていたら、ヒロインの方で補完してくるとは。次週からは2人が試合をするということで、どういうふうに見せてくれるのか楽しみ。
 あと、メモ食べる???

暗号学園のいろは

 242階。大統領専用機フロア。大統領専用機フロア???前回の畳のエリアでいろはくんが何か思惑に勘付いていたけど、そこで大統領専用機フロアとかいう意味深なフロアは何かしらの何かしらが何かしらであるんだろうな。裏切りも裏返しも得意な匿名さんとのコンビネーション技が光る。
 普通に盲牌できるんかい。鷲巣麻雀だったら手袋だが。そしてついに出て来た仮想通貨の実物。新しい詐欺か?この騙し騙され暗号学園において人柄で魅了するのは才能だよね。いろは君においても。

ツーオンアイス

 フィギュアペアはエキシビジョン等で少しは見たことがあるが、こんな感じで別れていたんだ。大味で面白いよね。
 ペアになって初めての触れ合いは、そらまあそうなるよな…。忘れてたけど、中学3年生同士だもんね。言い方キツいと思ったが、仕方ないかもしれん。ただ、露骨に恋愛要素を除いてきたのは驚いた。「男だから、女だから」みたいな枷を最初に持って来ていたので女の子として見られるのはすごく嫌というのはわかるが、なかなかコントロールの難しそうな題材を選んだな…。
 次回は元恋人カップル。どっちもどういう気持ちなんだ…。男の方が引きずりそうなイメージだけど。その通りになりそうな予感。

カグラバチ

 双城と神奈備再戦。こちら側に妖刀の手数が分かっている点でそんな予感はしていたけど、やはり持ち主によってその特色を変えるタイプだったか。実際、それなら何人か伏兵を隠しておいて追い詰めるまで取っておいた方が良いとは思うが。
やはり、戦いの描写においては迫力もあるし、妖刀側の力がわかった上でもドキドキのバトルなのは素晴らしいと思う。妖術サイドがちょっとわからないところはあるのでもっと妖術側も見てみたい。
 そして主人公。単騎突入はイカしてるけど大体1人で先走ってというパターンが多いから、戦術を組んだ上で単騎突入となると、どんな策略があるのかしら。

つくも小町の年末

 可愛らしいショートストーリー。付喪神のストーリーはたびたびあるけれど、キャラクターも可愛いし、龍灯様も絵が綺麗で良かった。連載に向けた枠というわけではないのだろうけど、連載に向かうならほのぼの日常ギャグ系になるのかなあ。ショートでコメントも難しいのでこのくらいでご勘弁を。

以上!!!

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