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【読書メモ】幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論4

再起力

何か不幸に見舞われた時、「それよりもっと最悪のことが起きてたかもしれないしな」と想像をする人は、意外と運が良かったなとその悪い出来事を受け止めることが出来る。

「そもそもあそこに行かなければ・・・」などと考えてしまうと物事がもっと悪く見えてしまい、気持ちも落ち込むので、出来ればもっと悪いことが起きてただろうと反事実を想像できる方がよい。

その他、逆境が訪れた時にそのことについて「楽観的な説明スタイル」を持つ人は、よい結果を出しやすい。

楽観的な説明スタイルとは「大したことじゃないし、一時的なものですぐに回復するだろう」と逆境や悪い状況を捉えること。

ある会社は人を採用する際、楽観的な説明スタイルを持つ人を採用するようにしたところ業績が大幅にアップしたとのこと。

ゾロサークル

自分がコントロールできる小さなゴールを達成していき、範囲を広げていくこと。

人にとってコントロール感覚を持つことは、幸せと成功をもたらす大きな推進力になる。

このコントロール感覚については、「実際にどれだけコントロール出来るか?」ではなく、「自分が物事をどれくらいコントロール出来ると思っているか?」というマインドセットが関係しているのが意外なところ。

仕事や人生で最も成功している人というのは「内的統制感」、つまり自分自身の行動が結果に直接作用するという信念を持っている人。

内的統制感を持つ人であっても時にはコントロール感覚を失うこともある。コントロール感覚を失った時は、自分が影響出来る範囲の小さなところから手を付けていく。

その最初の一歩としては「自己認識」から始めるとよいらしい。実験では、ひどい落ち込みから一番早く回復するのは、自分の気持ちを認識してそれを言葉で表現できる人なんだとか。

気持ちを日記や紙に書きだしたり、人に話したり、感じてるストレスや無力感を言葉で表現することでコントロール感覚を取り戻す助けになる。


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