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熊大迷宮物語(HM)過去ログ

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《1989年7月〜》本編のまとめで・・・はなく、9年前の話です。 第1迷宮発見から完全制覇とその後の物語となります。 熊大迷宮物語HM
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記事一覧

1990年11月24日(土)

1990年11月24日(土)

【道:前田 法重・原田 公司・富田 剛・谷口 竜一・大塚 仁・本田 仁】
「順調みたいやな」
「そうっすね。問題なさそうです」
 鍛錬の進捗について確認した原田 公司の言葉に対して、谷口 竜一が返事を返した。ここは居酒屋『道』。本日もたくさんの客が訪れている。3期冒険者である谷口 竜一と大塚、本田 仁は来年1月の探索開始に向けて日々鍛錬を行っている。戦士の谷口は模擬戦を重ねて実力を積み重ね、罠解除

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1990年11月23日(金)

1990年11月23日(金)

【魔術師鍛錬場:本田 仁・菅野 芳江・鈴川 博之・高橋 恵・田山 美智子・太田黒 佳美】
「おー、さすが本田君。出来てるー」
 本田 仁の前方に出現した光球を見つめて菅野 芳江が多少興奮気味に叫ぶ。ここは魔術師鍛錬場。本日も3期全員と数人の魔術師が鍛錬を行っている。まだ手のひらの課題ができていない高橋 恵以外は、次の課題である空間への光球発現の鍛錬を行っていたが、本日本田が発言に成功した。
「本田

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1990年11月22日(木)

1990年11月22日(木)

【熊大迷宮:私をスキーに連れてって部隊】
「最近幸太郎君も戦い方が安定してきたわね」
 前衛の小林 みゆき、伊達 美樹、渕上 幸太郎が亜獣と戦っているのを見ながら千場 恵梨がこう口にする。ここは熊大迷宮地下2階。私をスキーに連れてって部隊は現在地下2階の西側エリアを探索している。この部隊の罠解除士である森 瑠美がまだ天才の部屋へと続く扉の罠を解除できないので、地下2階を適当にうろつき、遭遇した亜獣

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1990年11月21日(水) 

1990年11月21日(水) 

【罠解除士鍛錬場:大塚 仁・山之内 恵・南 幸四郎・中元 加奈・笹本 真奈美・富田 剛・真田 美和・山口 加奈】
「良し!出来た!」
 目の前に差し出している両手にハンドボール大の光球が出現した大塚 仁が少し大きな声で叫んだ。ここは罠解除士鍛錬場。本日も3期全員と数名の罠解除士が鍛錬を行なっている。数日前から両手課題ができそうな感覚を覚えていた大塚だったが、実際に出来た感動で多少興奮し、大きな声を

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1990年11月20日(火)

1990年11月20日(火)

【魔術師鍛錬場:本田 仁・菅野 芳江・鈴川 博之・高橋 恵・田山 美智子】
「あ、美智子さん手のひら出来てる!おめー」
 田山 美智子の手のひらに浮かんだ光球に気づいて菅野 芳江が叫んだ。ここは魔術師鍛錬場。本日も3期生全員と複数の魔術師達が鍛錬を行なっている。昨日までに本田 仁、菅野、鈴川 博之の3名が手のひら課題をクリアしていたが、本日田山が課題に成功した。
「くー、残るは私だけになったわー」

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1990年11月19日(月)

1990年11月19日(月)

【熊大迷宮:黒髪てへろく部隊】
「あ、やっぱり動くようです」
 先ほどから何かしら確認していた富田 剛がこのように報告した。ここは熊大迷宮地下1階のエレベーター。以前2階に降りる前に1回訪れてそのままになっていた箇所である。まだ地下3階には降りれないので、最近は天才との戦いばかりになっていたが、ふとしたことでエレベーターが動くんじゃないかと思いつき、本日はここへやってきたのである。
「そうか、では

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1990年11月18日(日)

1990年11月18日(日)

【報告:加藤 愛奈】
お疲れ様です。加藤です。
本日時点の各部隊の状況を報告いたします。
 
◆黒髪てへろく部隊
└地下2階 天才チャレンジ中
◆王家の紋章部隊
└地下2階 天才チャレンジ中
◆今週のスポットライト部隊
└ 地下2階 天才チャレンジ中
◆スター千一夜部隊
└地下2階探索中
◆私をスキーに連れてって部隊
└地下2階探索中
◆マクラーレン黒髪部隊
└地下1階 ブッチャーチャレンジ中

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1990年11月17日(土)

1990年11月17日(土)

【熊大教養部:某サークルM】
「じゃあ俺先に行っとくねー」
 同期の数人と話をしている宮川 勘太に声をかけて富田 剛は集会が行われた教室を後にする。ここは熊大教養部。某サークルMが先ほどまで集会を行なっていた教室である。某サークルMの集会が終わってしばらくしたタイミングで某サークルRの集会が始まるので、掛け持ちをしているメンバーは基本的には長居をせずに移動をする。特に喫煙者はその傾向が強いようだ。

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1990年11月16日(金)

1990年11月16日(金)

【熊大迷宮:小室ファミリー部隊】
「最近気がついたことがあるんだけど」
 本日2回目の戦闘が終わり、神田 多香美に回復をされながら、三木 浩司が口を開く。ここは熊大迷宮地下1階。本日も地下1階を探索していた小室ファミリー部隊であるが、遭遇した傭兵4体にやや苦戦し、三木と東堂が軽く負傷していた。とはいえ神田の回復でどうとでもなる程度の負傷なので、これくらいはなんてことない。三木が発した言葉に全員三木

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1990年11月15日(木)

1990年11月15日(木)

【戦士鍛錬場:町田 康祐・谷口 竜一】
「じゃあちょっと休憩しますか」
 軽く疲れた様子も見えるが、相変わらずの爽やかさを醸し出している町田 康祐が鍛錬相手の谷口 竜一に声をかける。この言葉に谷口は頷き、一緒にベンチの方へと歩いていく。ここは戦士鍛錬場。本日も多くの戦士が鍛錬を行なっている。町田は他の3期生と比較すると鍛錬にこれる日が少ない。医学部なのでそれもしかたがないことだが、来たところで鍛錬

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1990年11月14日(水)

1990年11月14日(水)

【熊大迷宮:マクラーレン黒髪部隊】
「さて、いよいよですか」
 目の前に置かれているカエルの彫像を見つめながらマクラーレン黒髪部隊の隊長山川 洋は言葉を発した。ここは熊大迷宮地下1階。通称ブッチャーの部屋がある空間である。冒険を開始してから約4ヶ月。地下1階すべての場所を探索し、すべての亜獣との戦いを経験している。そろそろ挑戦しても良い頃であろう。
「さて、戦士以外はゆっくりしてもらっておくとして

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1990年11月13日(火)

1990年11月13日(火)

【熊大生協:川口 耕輔・藤原 静音】
「いやー、今日もいろいろ手伝いありがとう」
「いえいえ、こちらこそご馳走様です」
 料理をテーブルに置いて椅子に座った川口 耕輔が声をかけ、向かいに座っている藤原 静音が笑顔で返事を返した。ここは夕方過ぎの熊大生協。講義を終えたたくさんの大学生達が夕食を食べにやってきている。川口は現在法学部の4年生であり、現在ゼミを受けながら卒業論文を書いている最中である。そ

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1990年11月12日(月)

1990年11月12日(月)

【原田邸:原田 公司・大塚 仁・本田 仁】
「もう2人は起きてたのか」
「原田さんおそようございます」
 お昼手前ぐらいに目を覚ました原田 公司に対して、本田 仁が朝の挨拶を返した。ここは原田邸。本日は月曜日だが祝日なので冒険者組織も大学もお休みである。そこで昨日は居酒屋『道』で遅くまで飲んだ後、原田の家でさらに飲み直したのである。3人ともかなり飲んだので、昨日の夜は全員が寝落ちの状態であったが、

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1990年11月11日(日)

1990年11月11日(日)

【報告:加藤 愛奈】
お疲れ様です。加藤です。
本日時点の各部隊の状況を報告いたします。
 
◆黒髪てへろく部隊
└地下2階 天才チャレンジ中
◆王家の紋章部隊
└地下2階 天才チャレンジ中
◆今週のスポットライト部隊
└ 地下2階 天才チャレンジ中
◆スター千一夜部隊
└地下2階探索中
◆私をスキーに連れてって部隊
└地下2階探索中
◆マクラーレン黒髪部隊
└地下1階 探索中
◆悪魔の花嫁部隊

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