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憂いの篩〈海遊び編・古き良き日本〉

憂いの篩(うれいのふるい)とは
思い出を語る回です(^^)

子供達は
夏休み真っ最中ですねー

なんか最近私は昔の自分を思い出す事が多いんです
子供の頃すごしたのは
海に近い場所で
毎日が「となりのトトロ」の世界観そのものの暮らしでした・・・

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夏の蝉しぐれ
入道雲を横目に飛行機
真下でそのおへそを眺めながら
私は海で浮き輪に寝そべって
両腕を頭の後ろに
ぷかぷか漂う
直射日光なんて気にしない
おやつはさっき裏の畑でもいできた
ぬるいトマト2個

夕焼けと共にひぐらしの声
昼間遊び尽くしたダルさ
蚊取り線香の
いつもの夏の香り

古き良き故郷の夏休みの頃を思い出します
黒光りするくらい毎年日焼けして
毎日のように目の前の海で遊んでたなぁ

親戚のおじさんに
「真っ黒だけん、どっちが前か分からんなぁ」と
毎年恒例のようにからかわれていました、笑
しかも私は男の子とよく間違われたんです。子供の頃。

なんせ4人乗りの黄色いゴムボート(結構な大きさと重さ)を1人でかかえて海まで運んで遊んでましたからね。小学生の女の子がなかなかそんな事しないですよね、今考えてみると、笑。

なぜかお爺ちゃん家の小屋に大きなボートが眠ってるのを知ってから、私は夏になると1人でシュポシュポ足踏みで空気を入れて、海へ持ち出して友達とキャッキャ遊んでました

無謀なのかバカなのか、または男勝りなのか肝が据わってるのか⁈
どうやって200メートル先の海まで1人で運んだか?

答えは、暑い国の人達がよく頭の上に重い水カメや荷物を乗せて運んでますよね、それです(笑)バカでかいゴムボートをバランスよく伏せてかぶって1人で運んでました~しかもオール2本持って。
大好きなテレビ番組「なるほど!ザ・ワールド」の影響ですね
一歩引いて見たらきっと、
ボートに足が生えて勝手に歩いてる感じですよねー(^^)

他の学年は誰も海で泳がなかったのに(目の前に綺麗な海があるのに!案外現地の子たちはそんなもんなんですよ)私と仲の良い同級生と一個下の子達は毎日一緒に疲れるまで海で遊んでましたねー

防波堤から飛び込んだり。
私は足から鼻をつまんで飛び込むけどw運動神経のいい女友達はキレイなフォームで手を伸ばして頭から行ってましたね。彼女はいまだに運動神経が良くて、ママさんバレーやってるみたいです

ボートでちょい沖まで出たりして
「ジョーズが来るー!キャー逃げろー」とか言って
親には湾の外の沖に出るなと言われてたけど、ちょっと冒険してみたりして

途中で安否確認に見に来てたらしいけど、
その時はちょうど友達と波止(はと、波止場の事)でおやつを食べてる時だったらしく
「おとなしくしちょったな」と褒められて
「うん・・・」みたいな、笑

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そんな感じで、
皆さんにもそれぞれ遠い夏の記憶はあるのではないでしょうか
今は台風で大変ですが、お盆の頃には4年ぶりに帰省する方もいるかもしれませんね(明日は過去の悲しい歴史に黙とうをして過ごします)

最後まで読んでいただいて
ありがとうございました


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