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15 能登半島地震 ボランティア報告 高岡市 令和6年7月20日

最近、震災ボランティアに石川県ばかり行っていました。
他の県から来られたボランティアの方に尋ねると、富山県内の震災ボランティアをしておられる方が散見されました。自分の住む県なのに氷見市以外の募集を把握しておらず、知らなかった自分が少し恥ずかしくなりました。

地震から半年を過ぎ、富山県内のボランティア募集も少なくなってきていますが、今回高岡市の登録をしていたところ募集があり、しかも活動前に家具の解体やロープワークの研修をするとあり、早速申し込みました。

左の建物が高岡市社会福祉協議会館
円筒形の建物は清水町配水塔資料館


さて相棒の軽トラックを運転し、40分ほどで到着。8:30から受付。ガイダンスのあと、8:45より研修が始まりました。

最初に南京結び(トラック結び)。先生が実演します。参加者の半数ができましたが、何人かは先生の指導で練習。

南京結びの研修


次に家具の解体。先生がバールやハンマーを使って簡素な構造のタンスをバラバラにして見せます。どこにハンマーを当てるかなどアドバイスしていただきました。

これらの研修内容は動画に撮影して今後youtubeにアップする予定だそうです。

ガイダンス中


さて研修は30分ほどで終わり、いよいよ本番です。1月1日高岡市の最大震度は5強でした。地震被害と言えば伏木の液状化が多く報道されていましたが、今回は高岡市の市街地で公費解体の決定した高齢者のお宅の被災物の搬出です。

ボランティアと社会福祉協議会で家財を搬出する人、トラックを寄せる人、交通整理をする人合わせて10人以上が従事。中心市街地に近いため交通量の多い細い道路での作業となると、交通渋滞を起こさないようにこれだけの人数が必要のようです。

どんどん運ぶ


軽トラック4台をフル稼働で入れ替わり立ち替わりお宅の前に寄せ、家具や家電、衣類や布団などをどんどん載せて行きます。気温は32度。

軽トラック4台勢ぞろい


高岡市のストックヤードへ災害廃棄物を置きに行き、とって返す。昼休憩は一度高岡市社会福祉協議会に戻り、冷房の効いた部屋で凍ったタオルの提供を受けながら体を冷やす。
持参したおにぎりにパクつく。

昼ごはんと冷やし手ぬぐい


参加したボランティアさんと車の中や休憩中に男性1名女性1名と会話。いずれも富山県内の方で(というか募集案内は富山県在住者にのみ送付しているので当たり前か)、すでに石川県の輪島市や珠洲市、七尾市にもボランティアに行っておりました。

男性は長野県の水害にもボランティアに行って濡れた畳を搬出したり、床下の泥かき、石灰を撒いたりなどをしたそうです。

高岡市ストックヤード


休憩を終了して午後も引き続き軽トラックによる搬出。4台とも本日3往復し、今日の活動を終了。残りはまた後日。

高岡市の社会福祉協議会に集合し、また凍ったタオルで冷を取ったあと解散。

和風カフェ次元
左利きのエレンの作者さんのポスターが目印


恒例の自分へのご褒美。
暑いので冷たいものを食べようとカフェを選択。
和風カフェ•次元の抹茶パフェに誘われてGO!
至福の時を過ごす‥。

抹茶パフェバニラDX


万葉線のドラえもんトラムとすれ違いながら帰宅しました。
写真ではわかりにくいですが、扉がピンク色でどこでもドアになっております。
藤子不二雄Fさんは高岡市出身です。


高岡市内を走るドラえもんトラム

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