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生い立ち〜 いつか飛び立てる日を夢見て生きた日々の記憶

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臍の緒がついたまま、置き去りにされた私は不必要な子ども 何の存在意義もないのではないか・・思春期の頃はそんなことも感じていました。 だからこそ、生きる意味が欲しかったのかもしれ…
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#苦難

「誰も僕を見ていない」・・・昔読んだ本の中から思う事など徒然に

「誰も僕を見ていない」・・・昔読んだ本の中から思う事など徒然に

新聞記者が綴るノンフィクション
『誰も僕を見ていない』祖父母を殺害した少年

その本を最初に読んだ2017年だった。

2014年、17歳の少年が祖父母を殺害…10代の子どもにそんな事をさせてしまう状況にはどんな事があったのだろう…そう思い手にした本。

私はどんな事件であろうとも被害者、加害者両方の立場に想いを馳せる癖がある。

特に未成年の子が犯罪に手を染める状況にならざるをえない環境…なんと

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あの頃までの人生は…確かに茨の道だった

あの頃までの人生は…確かに茨の道だった

2009年のブログを読み返してみたら

そこまでの人生が、ほんと大変だったんだなって思い出した。

そして、13年間の辛い結婚生活から解放されたばかりの私が、そのページにいた。

それまでの人生観は…生きていくって茨の道で、時折花も咲くけれど…耐え忍ぶ事が多いものだと、そういうものだとも思っていたのかもしれない。

若い頃は特に宿命とか運命という言葉の呪縛に囚われていたように思う。

あえて苦難の

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