「私がいなければダメな男」みたいな男がいい
先日、「片思いをしていた男、友人、私」の3人で、台湾旅行に行ってきた。
(片思いをしていた男に関しては、固定記事参照)
彼ら2人は大学院の卒業旅行。
私は、社会人2年目での退職の旅行である。
旅行中、相変わらず彼は格好よかった。
慣れない海外でも臆する事無く、私達2人をリードし、場を盛り上げ、終始笑顔なのだ。
はぁぁ。眩しすぎる。
彼への気持ちは無くなったとはいえ、やっぱり
「かっこいいなぁ」と正直思う。そしてもう1人の友人。
思うに、私が出会ってきた中で一番賢い人。
話していると、
「こんな視点があるのか」
そういつも感心させられる。そんな彼だが、人間関係においては要領が良い方では無い。
言葉数が少なかったり、自分の意見をあまり主張しなかったり。
旅行中も、店員さんから声を掛けられたら逃げられず、結局物を買う始末。
好きだった彼は「アイツあほやなぁ笑」とニコニコ。
さて、そんなちょっと不器用な友人に、
私は
「かわいいな」
と思ってしまったのだ。そして彼は、ちょっとだげネガティブ。俺が居てこそ、俺が元気づけてこそ、彼を高めてあげる事ができる。
彼の凄さを知っている。
きっともし完璧な彼を持ってしまった場合は、
「私がいる意味あるの?」
そう思ってしまう。
他の誰かで代替可能な存在である気がしてしまう。
対して、後者のような不器用な友人だと、
長年の付き合いよる情や、僕しか知らない強みを知っているという事。
「私が居てこそ彼が輝ける」という、
自分の存在意義も感じる事が出来るのだ。
結婚は「相互補完」というが、
そんな相互補完を実感できる相手がいいなぁと思ったりもする。
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