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Photo by
shinsukesugie
ハリネズミの短編感動アニメを見て違和感を覚えた。
SNSで流れてきたこの動画。
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転校してきたハリネズミくん🦔
彼の背中にある針のせいで誰も近寄れない
みんなも仲良くしたそうだが、距離を取るしかない
だからハリネズミくんは遠足のバスでもひとりぼっち。
ある雪の降る日、
授業が終わってハリネズミ君が帰ろうとした時のこと。
皆んなは、いそいそと足早に帰っていく。
一人教室に残されたハリネズミ君。
その顔はとても悲しそう。
俯きながら学校を出たハリネズミ君を出迎えてたのは、
クラスメートの動物達だった。
実は、ハリネズミ君にサプライズプレゼントを用意していたのだ。
ハリネズミ君はその箱に入っているプレゼントを開ける。
でも、中身は空っぽ。
小さな緩衝材が沢山入っているだけ。
妙なプレゼントにハリネズミ君が首を曲げて不思議がっている。
すかさず動物の仲間達は、ハリネズミ君の針ひとつひとつに緩衝材を刺していく。
ハリネズミ君の針は、緩衝材で無くなった。
彼に、皆んな近づけるようになったのだ。
そしてみんなでハグをする
そう言った物語。
SNSは感動の嵐だった。
「なんて心温まる話なんだろう。」
対して私は、この動画にものすごく違和感を覚えてしまったのだ。
ちょっと嫌な気分になってしまった。
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ハリネズミにとって、背中の針は彼のアイデンティティ。
緩衝材によって針を無くすという行為は、
「彼の針を無かったことしよう」
と言っているようにも見える。
「周りにとって不快な針」
こんなものは、緩衝材で無くせばいい。
私はその感覚をどうしても受け付けなかった、、、。
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