隣のゴミ屋敷

この記事はいつもより長いです。
2000字を超えてます。

すべては、
「隣のゴミ屋敷について書こう」、
と思ったのが始まりです。

「目次機能」を使ってみましたが、
あまり読みやすさにつながっていません。

一貫したテーマを持たせることもできませんでした。
ご了承ください。


隣のゴミ屋敷

我が家の隣には、ゴミ屋敷があります。

そのゴミ屋敷には、
80歳くらいのおばあさんが一人で住んでいます。

また、15匹以上の猫を放し飼いしています。

おばあさんの息子が、
外から捨て猫を持ってくるからです。

その息子は、車で生活しているようで、
車内は、ゴミでパンパンです。
月1くらいでやってきます。

もちろん、猫たちは、
我が家の、庭、屋根、倉庫を散歩していて、
玄関のドアを開けたままにしていたら、侵入してきます。

猫たちは、去勢手術なんて、
もちろんしてもらってないので、
お腹が大きくなっている個体も、ちらほら。

畑を荒らしたり、
猫同士のけんかがうるさかったりするので、

最近、地区の自治会も動き出し、

市役所の協力を仰いで、
去勢を行う段取りを進めているようです。

潔癖な私

話は変わって、私は、割と潔癖です。

一方で、私の父親、祖母は、
衛生観念が、劇的に低いです。

モノは捨てられず、整頓はできず、
掃除という行動ができない。

母親がいなかったら、
確実にゴミ屋敷になり果てると思います。

汚い実家を、
そして、そのことに自覚のない
父親と祖母を見られるのが、
恥ずかしかったため、

私は、一度も友達を家に呼んだことがありません。

不衛生でも、散らかっていても、
そのせいでネズミやゴキブリが住み着いていても、
彼らは気にしません。

私と、私のきょうだいは、
清潔or不潔の感覚があります。

私は、ほぼ先天的に、
いらないものを捨てることや、
モノを同じ場所に置くこと、
自分のものと他人のものの区別や、
身だしなみの清潔さについて、
敏感でした。

私のきょうだいは、
私と同じように、ほぼ先天的にこれらができる人もいれば、
すこしづつ、後天的にできるようになった人もいます。

ですが、父親と祖母は、なんど指摘しても学びません。

思春期のころは、もうイライラしまくって、
なんども、彼らに指摘していましたが、
「あぁ、彼らは脳みそが普通じゃないんだ」、と
いつからか、悟った私は、
指摘するのをやめて、距離を置くことにしました。

自分の部屋

私は、高校を卒業するまで、
自分の部屋がありませんでした。

そのため、衛生観念の低い彼らと、
距離を置こうにも、
プライベートな空間がなかったので、
物理的にも心理的にも距離を置くことが難しかったです。

不衛生な環境と、
その原因である彼らと同じ空間で生活させられる毎日は、
思春期の私にとって、もはや拷問でした。

実家に戻りたくない

私は新卒で入った会社を、
いろいろあって退職し、
転職活動をしている中で、体調を崩しました。

ですが、それでもなお、
親には相談せず、退職のこともすべて内緒にしたまま、
転職活動をつづけました。

理由は、不衛生な実家に戻りたくなかったからです。

ですが、なんやかんやあって、
実家に戻らざるを得ない状況になりました。

幸い、今は、私のきょうだい皆、実家を出ており、
なんとか自分の部屋を確保することができています。

不潔な環境での、潔癖な生活

ってなわけで、
不本意にも、実家に戻ることになり、
それでも運よく、自分の部屋を持つことができた私。

あの頃と変わらず、
実家は不衛生。

昼でも天井裏をネズミが這う音が聞こえるし、
夜には台所にネズミが現れるけど、
父親と祖母は気にしていない。
同じ人間とは思えない。

ノミだらけ(たぶん)の猫が、
ときどき、家の中に侵入してくる環境を
作り出してる元凶である、隣のゴミ屋敷おばあさんも、
同じ人間とは思えない。

もうこうなったら、
原因となる人間自体が、
この世からいなくなることでしか、
解決しないと思われますが、

その実現に向けて、積極的に行動すると、
いろいろ問題なので、

防御的に、立ち振る舞うことで、
なるべく潔癖な生活を維持しています。

室内では基本、スリッパをはいています。
もちろん家族で私だけ。
基本、床が汚いので、
素足で歩きたくありません。

自分の洗濯物は、自分でします。
家族とまとめて洗われるのが、生理的になんか嫌。
洗濯物を任せると、靴下とか、
たまにどっかいったりするのも嫌です。
他人に任せてイライラするくらいなら自分でする。
そして、基本的に、自分の部屋で干します。

私のモノは、ほぼ全部、
私の部屋に置いています。

私は、私のモノを自分で守らないといけません。

衛生観念が低い彼らは、
自分のものと他人のものの区別ができません。
他人のモノを平気で使います。

また、モノを使ったら元の場所に戻す、
ということができません。

バスタオルは自分専用です。
もちろん、共有しません。

ストレス源はストレスを感じない

で、ここまで話して、
なにが言いたいかというと、

ゴミ屋敷おばあさん、その息子、
私の父親と祖母のような、

「衛生観念が低い&発達障害」が、
うらやましいということです。

彼らは、他人のストレス源にはなれども、
ストレスを感じません。

私のような、
「感覚過敏&発達障害グレーゾーン」からしたら、
「天敵」です。

無理やりですが、まとめます

特に自分の父親が、
「言ってもわからない」人間だと、悟ったとき、

私は、とても悲しくなりました。

私の父親は、小学校で習うようなことができない。

いまでも、
自分の部屋を出て、共有スペースを行くと、
悲しいし、情けなくなるので、
なるべく視界にいれないように生活しています。

実家に戻ってきて6か月、
ドアの外の不衛生と戦う私でした。


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