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寧夏夜市で食べ歩き
「寧夏夜市について」
オハコンニチバンハ。どうも羊です。
今回は台北「寧夏夜市」にやって参りました。
MRT赤線の雙連駅から歩いて約10分の場所に位置するこの夜市は、台湾でも有名なB級グルメのコロニーで、現地の方からは「台北人の胃」という名称で親しまれています。
300メートルほどの短い直線通りに隙間なく並んだ出店の中には、半世紀以上の歴史を持つものが20件以上も存在し、伝統的なものからニュースタイルのものまで、台湾全土から集まった様々な小吃を思う存分楽しむ事ができます。
今回はそんな寧夏夜市で羊が食べたものを皆様に紹介していくので、宜しければどうぞご覧ください。
「環記麻油雞」
小学校のちょうど目の前にある環記麻油雞。
赤肉湯、滷肉飯(40元)、乾麵線(40元)を注文。
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この赤肉湯、いかにも「オラオラァ!おめーの胃袋に1発かますぞーっ」的なこってりラーメンスープ系の風貌をしていますが、実はそこからは想像できないほどあっさりシンプルな味わい。
スープは殆ど塩味がなく、飲むと肉の旨みとマー油の香りが口に広がり、胃袋を優しくもみほぐして食欲を増進させてくれる。
このギャップたるや!キュン。
疲れ切った日の夕食、その記念すべき一口目にはちょうど良かった。
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脂身多めのルーロウファン。
炭水化物と動物性油脂は言わずもがなで旨し。
今回は頼んでいないけど、麻油雞湯のスープを少しかけても絶対うまいと思われる。
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こちらも赤肉湯と同じくマー油全開の味付け。
麺は一本一本プツンプツンと跳ね返るような歯切れの良さがあり、食べていて楽しかった。
見た目はよくある素麺のように見えますが、よーーくみると麺が長方形の形をしていました。
これがこの特殊な食感を生み出しているのかも。
次は麻油雞も合わせて食べよう。
「圓環邊蚵仔煎」
1965年創立のこのお店は5年連続ミシュランセレクトに認定された超有名店。
台湾牡蠣オムレツと聞くとまずここが思いつく方も多いのではないでしょうか。
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羊が休日の夕飯どきに行ったこともあり、內用(店内で食べる)ならリアルに1時間くらい並ばないといけなかったので、今回は外帶(お持ち帰り)する事に。
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見たらわかる…美味いやつやん。
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台湾に四年住んでいるけど、これは正直今まで食べた牡蠣オムレツの中で一番美味しかった。
よくある卵少なめ片栗粉多め、気持ち程度の小さな牡蠣が入ったブヨブヨの牡蠣オムレツとは違い、
ここのは大粒の牡蠣たっぷりで、片栗粉部分は限りなく少なく、最初の一口から最後の一口までしっかりと卵と牡蠣の旨みを感じられる。
タレは甘めの味付けで味噌や甜麺醤のコクがあり、これが分厚いオムレツに絡んでまた美味い。
今回は持ち帰りだったため、残念ながら食べた時には既に冷めていました。出来立て熱々はこれより更に美味しかったのかと考えると…。恐ろしい子ッ!
「爆漿脆皮魷魚」
これは見た目のインパクトと行列に魅せられて購入してみました。
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出てきてちょっと食べ方に困った。
イカの中にキュウリを丸々一本ぶっ刺さして油で揚げた商品で、一人前150元とまあまあなお値段ですが、良くも悪くも見た目通りの素材と素材を組み合わせたシンプルな味でした。酒のアテに良いかも。
選べる味付けが何種類かあって、今回はニンニク味を注文したのですが、それだと若干物足りなかったので、がっつりマヨネーズ味とかタイソース味とかだと更に美味しくいただけそう。
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「劉芋仔」
こちらも行列不可避の超有名店。
例に漏れず、5年連続ミシュランビブグルマンマークを獲得しております。
香酥芋丸と蛋黃芋餅(肉鬆と塩漬け卵黄入り)の2種類のタロイモボールが味わえ、この熱々もちもちの優しい甘さが癖になる!
羊は肉鬆が苦手なので香酥芋丸のほうが好みですが、甘じょっぱい系スイーツが好きな方は断然蛋黃芋餅がお勧め!
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「その他もろもろ」
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1人海賊ごっこしながらワイルドに喰らいつけば
美味さ倍増間違い無しの巨大串焼きさん。(海賊ごっこしなくても十分美味しかった)
賑やかな夜市、ネオンの光の下炭火で焼かれる肉はじわじわと浮き出る油で輝いていていて、その芳しい香りで胃袋を誘惑する。
いやあー、こんなの買わないほうが無理ってもんす。
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冷んやり爽やかなレモン愛玉ゼリーは食べ歩きの良きお供。
喉を潤し、お口の中をスッキリとリセットしてくれます。ありがたい。
ジャンキーなB級グルメを食べた後の冷たいドリンク、ストローチュゥウーからの「ハァ〜!!」。
このどんなことも綺麗さっぱり流してくれる魔法のおまじないで、心も胃袋も幸せに今宵の暴食を締めましょう。
「まとめ」
寧夏夜市は羊も約5年ぶりにきましたが、やはりレベルが高い非常に優秀な夜市だと再確認できました。(何様笑)
この背徳感すらもスパイスにしてしまう魅惑のB級グルメコロニー、皆様も台湾に来た際は是非立ち寄ってみては如何でしょうか!
では今回はこの辺で。
また下次見~
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