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図書館の好きなところ。

最近、再び通い始めた図書館は、ないと思っていた所にあった。

車で20分のところにしかないと思っていたのだが、歩いて15分の所にあった。私の調べ不足であった。

散歩道

歩いて15分というのが、散歩には丁度良い距離。

我が家から図書館への行き方は、2通りある。
気分転換のため、行きと帰りで道を変えていたのだが、ふと、帰りの道を行く時に使ってみた。

普段、目にしていた景色が、逆側から見えるだけで、とても面白い。
普段は通らない道だからこそ、新たな発見があるのだ。

今日は歩いてないから、歩かなきゃな。
そんな日に、持ってこいなのが図書館だ。
何か理由をつけなきゃ、なかなか外に出ない私を納得させるには、図書館が丁度良い。

今の気分に合う本を探しにいこう!
そんな理由を付けて、返す本を2〜3冊持っていく。そして、また2〜3冊持って帰るのだ。

空間と時間

私が図書館へ行く時間は、夏場は、夕方の閉館間際が多かった。

図書館は、平和だ。
本好きな人には、大きな声を出す人もいないし、静かだ。
居心地が良いので、閉館間際でなかったら、つい長居をしてしまう。
閉館1時間前に家を出て、40分ほど滞在する。
もう少し見たかった!と思うくらいが、丁度良い。

借り方の理由


まだ、読み終わっていない、借りたままの本が家に何冊もあるのに、2〜3冊返して2〜3冊借りる。ということをしている。
こういう借り方をしている人を、一体、司書さんは、どう思っているのだろうか?
返却のバーコードを通す度に、まだあなた借りてる本ありますよ。って、やっぱり思うのか。
まさか、散歩ついでだとか、居心地が良いからだとか、そんな理由だとは思っちゃいないのかな。

何か、図書館にこんな気持ちで来ています。みたいなことを匿名で書ける場があったら良いのにな。と思う。

図書館の本は全て私のもの

こんなことを書いたら、ヤバいやつだと思われそうだが、ムーミン谷の彗星の中に、スナフキンの好きな言葉がある。

「あれがみな、きみのものなの」
と、スニフは、小声でいいました。
スナフキンは、平気な顔で、
「ぼくが、ここに住んでいるうちはね。自分で、きれいだと思うものは、なんでもぼくのものさ。その気になれば、世界じゅうでもな」

ムーミン谷の彗星

私にとって、図書館の本は、全部自分のものなのだ。
もちろん、市立図書館は市民のためにあるのだから、市民である私のものってことなのさ。
だから、今読みたい本を取りに行って、読み終わった本を元の場所に返すだけ。自分の家の本棚から本を取って、読んで、戻すのと、なんら変わらない。

ただ、読みたいときに誰かが持って行っちゃってる場合もあるけど、その場合は仕方ない。返って来るのを待つだけさ。

なんてね。

そんな風に思っているから、手元にまだ図書館の本があるのに、2~3冊返して、2~3冊持って帰る。という事をしているのかもしれない、、、。

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