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タグチテルヒコ
2023年7月14日 18:16
遠い昔の学生時代。私が卒業制作に描いた絵は「ヒューマニズムと自然」というタイトルでした。ずいぶんと哲学的かつ難解で、今となっては自分でもさっぱり理解できないんですが、まぁ、ずっと過去のことです。きっとあの頃は、少しばかり賢かったのでしょう。で、その高尚なテーマのもと何を描いていたかと言えば、「サル」の絵なのです。いったい何でサルだったかはここには書きませんけれど、もちろん当時の私のなかで
2023年7月10日 18:47
その昔、戯れにボール遊びなどした時であった。誰かが、「キャッチボールができない奴は信用できない」といったことを口走った。わたしはキャッチボールが苦手である。この日のことは、今でもたまに思い出すし、苦い気持ちにもなるので、結構悔しかったのだと思う。キャッチボールが苦手なのにはわけがあって、わたしは生まれつきの弱視で、左目の視力が極端に弱かった。人間は右目と左目の視点のズレから、対象