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【1分で読了。即興小説】罪深き青年たち

【お題】


罪深き青年


【本文】



残響の欠片が胸に刺さり 遠くの方でこだまする

野蛮な感情は心に支配され 行き場を失い

眠気と戦いながら豪雪の中をゆっくりと歩く

一歩一歩 後悔を踏みつけて

私は今 氷の中でじっくりと 涙に覆いかぶさり

懴悔する 罪深き人生を呪って





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