安息亭小鳩

セカンド・エクソダス推進。オーガニックチャーチ系。 https://into-deep…

安息亭小鳩

セカンド・エクソダス推進。オーガニックチャーチ系。 https://into-deep-flow.hateblo.jp/ @BushuPigeon

最近の記事

地においての証言者②

前回の記事において、「Ⅰヨハネ」と表記されるヨハネの手紙第一は、人であるイエスがキリストである、という明確な意図をもって執筆されている、と書いた。 今記事は、その適用。 エクレシアは、イエス・キリストの肢体とされている存在。 TR底本にある「彼の肉であり、また骨である」という記述により、創世記2:23のアダムの言葉が想起され紐付けられるのだが、NA底本では欠落しており、業界聖書(新改訳系、共同訳系、他)には記述されていない残念。 では、エクレシアにおいて、地の証言者「

    • 健全な教え

      使徒パウロは、自分の「子」と呼ぶ、テモテ、テトスというふたりの同労者に、「健全な教え」、また「健全な言葉」の大切さを伝えている。 「健全」とは、健康的、衛生的の意味。 以下、協共訳を引用。 @Ⅰテモテ1:8-10 1テモ 1:8 私たちは、律法はふさわしく用いるならば良いものであると知っています。 1テモ 1:9 すなわち、律法は、正しい者のためにあるのではなく、不法な者や不従順な者、不敬虔な者や罪を犯す者、神を畏れぬ者や俗悪な者、父を殺す者や母を殺す者、人を殺す者、

      • バプテスマの際に問う、7つ。

        聖書の提示する「救い」は、ひとつではない。 霊の救いは、罪の刑罰からの救い。 魂の救いは、罪の作用からの救い。 体の救いは、罪の存在からの救い。 人の構造にふさわしく、霊、魂、体に、救いを与えてくださる。 そして、イエス・キリストにある「霊の救い」を受けたことを公にすることが「水のバプテスマ」であり、それは魂の救いへの励ましになり、拡大となる。 「水のバプテスマ」は、イエス・キリストにある救いを得たこと、の表明。 エクレシアとされていることを、見える世界と、見えない世

        地においての証言者②

          ローマ12:2 翻訳比較

          【口語訳】 あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。 【新改訳改訂3】 この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。 【新改訳2017】 この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、

          ローマ12:2 翻訳比較

          ローマ12:1翻訳比較

          【口語訳】 兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。 【新改訳改訂3】 そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。 【岩波訳】 そこで、兄弟たちよ。わたしはあな

          ローマ12:1翻訳比較

          質問:キリスト教会の中の人間関係が大変です。

          7年前のQ&Aに、今日も共感された方がおられました。 「キリスト教の会」の枠組みに苦しみ方は、現在もおられるということでしょう。このブログにてご紹介します。 質問者さんは、匿名の方。 回答者は、ブログ執筆者です。 匿名さん キリスト教会の中の人間関係が大変です。 プロテスタントの教会です。 罪人の集まりだから、いろいろあるのが当然ですよね。 みなさんは教会の人間関係で悩むことはありますか? どのように解決してらっしゃいますか? 「互いに許し合いなさい」など聖書の言葉だけ

          質問:キリスト教会の中の人間関係が大変です。

          父性的愛

          @ヨハネ伝14:7‐10 聖書協会・共同訳 ヨハ 14:6 イエスは言われた。「私は道であり、真理であり、命である。私を通らなければ、誰も父のもとに行くことができない。 ヨハ 14:7 あなたがたが私を知っているなら、私の父をも知るであろう。いや、今、あなたがたは父を知っており、また、すでに父を見たのだ。」 ヨハ 14:8 フィリポが、「主よ、私たちに御父をお示しください。そうすれば満足します」と言うと、 ヨハ 14:9 イエスは言われた。「フィリポ、こんなに長い間一緒にいる

          なにがしたいんだろうね

          2022年11月27日の記録を見返しつつ、今の心情で加筆。 なにがしたいんだろうね、って考える。 若い時は、神様の為に~、という取り繕いで、「キリスト教の会」活動を志したりもしたけれど。 今の動機は、なんだろう、って。 僕は、小学一年生のとき、イエス・キリストを、救い主、そう認めた。 なんで、認められたのか、わからないけれども。 三歳上の姉から、あんたも信じるんだよ、と命令があったことは覚えてる。 小学1年生にとって、三つ上の姉は権力であり、服従の対象です(泣)

          なにがしたいんだろうね

          初歩の教え1⃣キリストについての教え

          @へブル6:1 聖書協会・共同訳 ヘブ 6:1-2 ですから私たちは、死んだ行いの悔い改め、神への信仰、種々の洗礼(バプテスマ)についての教え、手を置く儀式、死者の復活、永遠の裁きといった教えを今さら学び直すようなことはせず、キリストの教えの初歩を後にして、完成を目指して進もうではありませんか。 以下、聖書協会・共同訳を引用。例外は個別に。 1⃣キリストについての教え 2⃣死んだ行いからの回心 3⃣信仰 4⃣清めの洗い 5⃣手を置く儀式 6⃣死者の復活 7⃣永遠の裁

          初歩の教え1⃣キリストについての教え

          三重のバプテスマとエクソダスの対比

          先の記事、三重のバプテスマと、エクソダスを対比して考察。 @Ⅰコリント10:1ー2 1コリ 10:1 きょうだいたち、次のことはぜひ知っておいてほしい。私たちの先祖は皆、雲の下におり、皆、海を通り抜け、 1コリ 10:2 皆、雲の中、海の中で、モーセにあずかる洗礼(バプテスマ)を受け、 1コリ 10:3 皆、同じ霊の食物を食べ、 1コリ 10:4 皆、同じ霊の飲み物を飲みました。彼らが飲んだのは、自分たちに付いて来た霊の岩からでしたが、この岩こそキリストだったのです。 @

          三重のバプテスマとエクソダスの対比

          エペソ4:11「四役」に思う

          @エペソ4:7-13聖書協会・共同訳 エフェ 4:7 しかし、私たち一人一人に、キリストの賜物の秤に従って、恵みが与えられています。 エフェ 4:8 そこで、こう言われています。/「高い所に昇るとき/捕らえた者を引いて行き/人々に贈り物を分け与えられた。」 エフェ 4:9 「昇った」というのですから、低い所、地上に降りておられたのではないでしょうか。 エフェ 4:10 この降りて来られた方ご自身が、すべてのものを満たすために、あらゆる天よりもさらに高く昇られたのです。 エフェ

          エペソ4:11「四役」に思う

          たびたびの「先生」話題

          日本は、義務教育が9年。 小学校6年、中学校3年。 少なくとも9年は、先生、という存在の下に置かれる。 その義務教育で刷り込まれた「先生」への盲従。 それは「キリスト教の会」のおいても、牧師の生徒、といった無意識の思考また無自覚の感覚となって、キリストの聖徒を惑わしている。 師は唯一、イエス・キリスト。 他はみな、兄弟。 それが、聖書の提示するところ。 業界聖書では、マタイ23:8ー9にこう書かれている。 【聖書協会・共同訳】 マタ 23:8 だが、あなた

          たびたびの「先生」話題

          オーガニックチャーチ考察

          オーガニックチャーチについてのご紹介。 「ペイガンクリスチャニティ?」の日本語訳が出版される予定とのこと。 そこで、キリストにある友であり先達である、TokyoMetroCommunutyを運営される、カズさん、のブログをご紹介。 本文は記載できませんが、どのような内容なのか、ざっくりと伝わると思います。 「ペイガン・クリスチャニティ?」その1 「ペイガン・クリスチャニティ」 その2 「教会を再イメージする」 1 「教会を再イメージする」その2 教会を再イメー

          オーガニックチャーチ考察

          叩き台

          ひとりひとりが自分の聖書理解を建て上げ、他者の聖書理解を尊重し、互いに学び合い、仕え合い、「キリストの弟子」また「新約の祭司」、そして「十字架者」として、キリスト生活を、喜び、楽しむことを意図し、実践するよう願っています。 このブログ記事はその意図に基づき、各々御自身の聖書理解を建て上げるための「叩き台」として、ご活用くだされば幸いです。 キリストの御支配が豊かにありますように。

          Ⅰヨハネ 2:24ー27

          @ヨハネ伝1:1ー4 協共訳 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。 この言は、初めに神と共にあった。万物は言によって成った。言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に成ったものは、命であった。この命は人の光であった。 @ヨハネ伝17:3 恊共訳 永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。 @ヨハネ伝16:13 恊共訳  しかし、その方、すなわち真理の霊が来ると、あなたがたをあらゆる真理

          Ⅰヨハネ 2:24ー27