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自民党案の緊急事態条項を検証

自民党の憲法改正案には『緊急事態条項』が含まれている。この緊急事態条項を分かりやすく説明しながら、検証したい。緊急事態条項に関しては保守層の中でも意見が割れているのが実情だ。
そもそも緊急事態条項とは何なのか?
これは『戦争や災害時に政府の権力を強める怖い法』と説明する人がいるが、説明が恣意的だ。例えば戦争になり、敵のスパイや工作員が、日本の大きな駅で、空気感染する凶悪なウイルスをバラまいたとしよう。政府は即座に、ウイルスをバラまいた箇所から人々を避難させるだろうが、これだけなら今の法でもできる。
このような場合に、政府が行うべき対応は、
・その駅を立ち入り禁止にする
・電車を止める
・駅内にいた全ての人の感染検査

があげられる。感染を広げてはいけないからだ。つまり、その時、駅にいた人を仮に1万人とすると、彼らを自由に帰宅させるわけにはいかないのだ。だが、その1万人を駅の中に閉じ込めておくこともできない。それでは、その一万人の中に感染が広がってしまう。
ならば、どうする?

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