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47歳、はじめての転職_046_転職活動を継続するって難しい

転職活動中は様々なことがあります。ZOOMとはいえ、エージェントさん含め『初めまして』を幾度となく繰り返して結構疲れます。もちろん面接にも気力体力を使います。私は途中少しだけですが中断した事もありました。就業中に転職活動をしていましたので仕事の忙しさを理由に中断していた時もあります。中にはちょっとだけ休憩、中断するつもりが予想以上に止まった方もいらっしゃるだろうなと思います。

一旦止まってもまた再開する方と止まったままの方との差は何なのか?自分の振り返りも含め理由を考えてみました。私が転職活動をやりきれたのは、

『転職する動機の強さ』が活動を支えてくれる。


これだった様に思います。動機の強さが上下することもあれば、転職動機の強さは変わらず、他の要因が上がる事によって相対的に転職動機が下になる事もありました。でも、要所要所で転職動機を強く意識する事によって何とか内定まで辿り着けたと思います。

『では、どうすれば「転職動機を強く保持出来る」のか?』という方法論になるのですが、私の場合は、



1.細かいゴール設定をする

2.転職動機を手帳に書き、常に見返し更新する

この二つをしていました。

細かいゴール設定というのは、「納得出来る応募先を今週は3件見つけて応募しよう」とか能動的にできる事を細分化してノルマにしました。(一次面接を○社突破!というのは、自分でコントロール出来ないので却下としました)




手帳に書くというのは、転職用のノートを1冊買いまして、ノートの最初に何故転職を考えたのか?を書き、常に見返していました。常に見返すクセをつけるとエージェントさんとの面談や応募企業との面接を通じて内容が少しずつ変わっていきます。その都度書き直していきます。この時に、前の転職動機は消さずに残したままで新たに書き足していくようにしました。そうする事により、自分がこの短期間で思考がどの様に変化したのかを知る事が出来ました。『初心を忘れず常に更新』をしていく事で、自分の軸がどう揺らぎながらも太くしなやかになっていくかの変化を知る事が出来ました。

さて、これだけやれば順調なのかと言うとそうではなく、もう1人の自分がささやいてきます。


『別に今転職しなくたっていいじゃないか?』


この気持ちが定期的にやって来ます。受けても受けても書類選考に通過しない。やればやるほど、少なからず自分にダメージが来ますので、そこから目を逸らす為に『別に今急いで転職しなくってもと…』いう発想がでてきます。47歳でも情けない事に出てきました。今考えると自分自身をアホかと思うのですが。ひょっとしたら後半年待った方がもっと良い企業の求人があるかもしないという、何の根拠も無いものに寄りかかろうとする自分。最低です。この気持ちを抑え込む為に、ノートの最初に書いた転職動機の更新履歴を読んでいく事で、『いつやるの?今でしょ!』の気持ちを維持できたと思います。


何でも継続するって難しい。続ける事が習慣になる!というのは真実だと思いますが、転職活動はいつか納得いく形で終わらせなければならない。


『継続が必要でありながらも終わらせる必要のあるもの』


という両極端の性格を持つ厄介なものですね。厄介だ。でもあんまり深く思い込まずに、

1.簡単なノルマ設定して継続意識を持ち、
2.へこたれそうになれば初心に帰る。
3.そして初心は定期的にアップデートする。


こんな事を参考にして頂ければ幸いです。頑張ってください。

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