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営業職で頑張るちょっとしたコツ_006_業務の流れ、仕組みを知る

会社の業務の流れ、仕組みを知る事は大事です。自分の仕事の前後の工程はどうなっているのか?且つ会社の業務の流れを理解する事。自分の仕事の説明が出来る人というのは当たり前。自分以外がどの様に会社の業務を回しているかを知る事。

アライアンス営業をされている方は特に。

クライアントとの擦り合わせが必要になった時に対応出来るかどうか即座に肌感でわかる為には業務全体を知っている事が肝要です。出来る事、出来ない事、社内での交渉事になる事くらいは商談の場で答える必要があります。(所謂、風呂敷の広げ方)業務全体を何にも知らない上司が『出来ます!』と風呂敷広げるだけ広げて、その後の商談に参加しない。部下は風呂敷の畳み方に苦戦する…とかよくあるやつです。大変困ります。私も困りました。親会社から上司が来て、同行営業して、風呂敷広げるだけ広げてその後、商談がまとまらなかったら「俺同行したのになんでや?」と。「社内システムで対応出来ない箇所があります」と答えたら、「それを何とかしろ。それがお前の仕事だ!」という人。いや、やってもいいよ、社内システム変えること。でもその対価の売上と利益率がこんなに低くて、社内システム変えにいったら、会社潰れるよ…。ああ、上司が自分より視座が低いと辛い…とまぁ、こんな上司いますね。会社の業務を知らないからです。こんな上司にならない為にも。それ以外にも有用な事はあります。


1、他の職種を知る機会になる。

営業が嫌だから企画が良い、とか経理は楽そうとか、自分の今いる部署の仕事にネガティブな感情があって隣の芝生は青いと思う方、本当に他の職種をご存知ですか?将来転職する時に職種を変えてみたいと思った時、その判断を何をもって正しいかと自信を持って言えますか?異動以外で他の業務を知る事は、将来未経験職種に応募する時に役に立つはずです。動機をブレにくくしてくれます。


2、業務改善案に対して建設的な意見を出せる。

会社って突然に『何がある?何かいい案ない?』と聞いてきます。突然言われた事に対して的を得た回答なんてよほどの人でないと出来ません。常日頃から考えていないとダメですね。でも、これは評価が変わる機会です。こういう時に「あの人は案外○○だ」と評価が変わる時があります。建設的に意見を出せる人は視野が広い、視座が高いと評価され、マネジメントに向いてるかもと思ってもらえる可能性も出てきます。営業が出来るから営業課長が出来るかといえば、相関は弱いです。こういう視座は必要です。システム開発時に意見が出せる人というのは、普段の仕事の能力評価以外のところで評価されます。(賞与評価のところには直接反映されないので悩ましいと思う方もいらっしゃると思いますが)



3、将来、転職した時に『前の業界では?』と聞かれた時に答えられる。

これは、重要です。異業種に転職した時、以前の業界の知見を求められることがあります。その時に適切に言えるか?これも、評価が変わる機会で重要だと思います。

これら3つは『未来にあるかもしれない事』に対して準備する事なので、なかなか動機としては弱いかも知れません。

でも将来の自分を守ってくれる知識になると思います。

その業界に○年いました!というのはある程度知ってると思われています。試しに異業種交流会の様なもので世間話をしてみたらいいです。どこまで客観的に自社を説明出来るか?転職面接でも自社の業界の課題や展望やら話す機会があるかも。人によってこれ程回答粒度がバラける事はないと思います。ご参考になれば幸いです。

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