【ベンチャー女子】マネージャーの葛藤

こんばんは!
ゆるりる。です。

某ITベンチャー企業 デジマ関連の新米マネージャーです。新卒4年目になりました。
(私のこれまでの職歴はこちらの記事をお読みください✍️)

さいきんふと思うこと。
改めてマネージャーのスタンスはチームメンバーに直で影響するし、
彼・彼女たちの将来を大きく変えてしまうような、そんな立場だなと自覚することが増えた。

マネージャーとしての葛藤


私の管轄しているチームは正直今まで自分がやってきた分野では全くない。
抜擢人事により、リーダー経験もなかったがマネージャーに上がったようなものだった。

私は元々新規事業の立ち上げ・実行だけをしてきたキャリア。
0→1は得意、明日のことはわからない毎日で、収益化やフロー化をして事業が継続するために必死に我武者羅に働いてきた。

それが、
新規立ち上げ▶︎グロース
自己バリューの最大化▶︎自分以外の育成
CS立ち上げ・UXデザイナー▶︎Ads

フェーズも、バリューの出し方も、分野まで違う中でマネージャーになった自分は、
正直に言うとここ半年がとってもキツい日々で、何度も何度も辞めようと思ったかわからない。

何をやっても手触り感がなく自信も生まれるわけもなく、新卒の人生を抱えながら半年間ただひたすら走り続けた。

こうやって文字にすると、しゃーないな、よく頑張ったなとすら思える自分もいるが...

当時は正直なところ
「なんで自分が人のためにこんなに頑張っているのか」
「そもそもわからん分野の事業計画なんて立てられんわ、私に聞かんでくれ!」
とすら思っている自分もいた。
(※当時の上司、メンバーにはこんな奴がマネージャーで本当に心から申し訳ないです。)

心境の変化

去年の10月から半年間は、ずっとスランプで先の見えない戦いをしている感覚で。
少なくとも自分は全くバリューをだせていなくて、落ち込んでいた。
ただ、事業に関しては達成していたし、自分自身の評価も平均より上だったので幸いなことにお荷物事業部にはなっていなかったらしいが、私は毎日のようにグレード降格通知を受け取る準備をしてたくらいには自信が地の底すぎた。

いつもそう。自分が納得出来て働けているかどうかが私の仕事においては1番大事で。
少なくとも腹落ちできていなかった。

ただ、そんな私のチームにもフレッシュな新卒ちゃんが入ってきてくれたのだ。
23卒の子が2人とも来てくれて、それぞれ明確な夢があって、なりたいビジネスマンの像がはっきりしている子達。

ここ半年は自分の解像度が無さすぎるが故、事業戦略1つたてるにしろ自信がなかった。
また、新卒ちゃんの業務内容に関しては専門職のため、育成に関してはメンバーに任せていたがスペシャリストメンバーすぎたが故にスキルは伝授してくれるものの育成ロードマップや振り返り、将来への期待等に関して考える人がいなかった。

しかもここからは完全に私の落ち度なのだが、それが全く検知できておらず、育成が上手く進んでいると思っていた。
そして本人の口から「私の育成に向き合ってくれる人がいない」とまで言わせてしまった。

この時自分の無力さや申し訳なさ、自分の背負ってる責任の重みをハッキリと感じる。
自分の新卒時を思い出すと、いつも隣に大好きな上司がいてなんでも聞いてなんでも着いていってたくさん不安を話して解消して毎日仕事日慣れていった。

それが自分ときたらどうなのか。
解像度がないから育成をしない?
そもそも育成に対する考え方自体が甘くないか。
たしかに専門的なスキルは私は教えることはできないが、育成とは他にもあること、自分もしてもらったことがすっぽり抜けすぎていた。

仮説検証の考え方、社会人としてのタスクカンリ、ビジネスメールの打ち方、ショートカットキー、関数、事実と解釈の違い、色々こんな自分でも教えられる、教えなきゃならないことがあっただろうに。

痛烈に反省した。
マネージャーとして背負うべきものを、任せると便利な言葉を使いながら無意識に責任回避してた自分を殴りたい。

メンバーの汗を無駄にしない

わたしのチームメンバーはみんなひたむきで一生懸命でいい子たちしかいない。
そんな子達の挑戦機会を作り出して渡していって、出来るように併走するのが私の役目だと捉え直している。

まずは根本の事業戦略、それに耐えうる組織体制、その為にはどんな育成スケジュールになって本人への期待はどうかけていくのがベストか嗜好性を踏まえて考える。実行する。

絶賛私も自分がどんな風に立ち回るのが1番組織がレバレッジするのかを模索中だ。
ジュニアのメンバーが多いので、ステップを踏んだ機会提供とサポートがメインになりそうだが、実践積める案件が足りないので、営業側面も強くならないといけない。
メンバーから学んでばかりの頼りない上司だけどメンバーでいてくれてありがとうね、いつもありがとう。もう弱音吐かずに頑張る。

メンバーは宝である。


メンバーの存在がマネージャーを強くすると、前自分がメンバーだった時に誰かに言われたことがある。
その時はメンバーの自分にそんなバリューがあるだなんて全く思えなかったけれど、
マネージャーになった今、それをヒシヒシと感じるよ。

世の新卒1年目の皆さんも存在が宝だから、ひたむきに頑張ることがバリューです、本当に。

私もずっと大好きな上司のためになりたいと思って働いてきたけど、それが少しでも上司の心の支えになれてたらいいなとしみじみと思う。
前までは自分自身が嫌いで、育ててくれた上司に顔向け出来なかったけれど、今はまた自信もって言えるなあ、追いつきたい、また仕事したい、憧れです、って。
今年の目標はチームを強くして皆ですごいでしょって大好きな元上司に言いに行けるようにがんばるよ!

みんなの人生背負って、頑張る

2023.04.29

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