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身体能力と技術が必要なハイキックの難しさ

キックボクシングでハイキックを使うことの難しさ。

キックボクシングのスパーリングや試合で対戦相手(たいせんあいて)にハイキックを当てることは、難しい。

ミット打ちとサンドバッグにハイキックを当てるのとは、全く違う。

スパーリングや試合では、対戦相手が動いたり、攻撃(こうげき)をしてきたり、攻撃を防御(ぼうぎょ)するので

対戦相手にコンビネーションからハイキックを当てることが難しい。

それに、対戦相手にハイキックを当てることができてもガードの上からしか当てられなかったりする。

対戦相手にハイキックを当てるために必要な身体的要素。

1つ目は、体の柔軟性(じゅうなんせい)が高いことだ。

特に股関節(こかんせつ)の柔軟性が重要だ。

股関節が固いと足が高く上がらなくてハイキックが上手く蹴れない。

2つ目は、足の筋肉の瞬発力(しゅんぱつりょく)だ。

足の筋肉の瞬発力が弱いとハイキックを強く蹴れない。

3つ目は、体幹(たいかん)が強いこと。

体幹が弱いとハイキックを蹴るときにバランスを崩(くず)してしまう。

ハイキックが必殺技だった伝説の格闘技選手。

1人目は、ピーター・アーツ。

彼は、K-1の試合でハイキックで数々(かずかず)のノックアウト勝利を量産(りょうさん)してきた。

まさに彼の右ハイキックは、対戦相手を一撃(いちげき)で倒す必殺技だ。

2人目はミルコ・クロコップだ。

ミルコクロコップは、元々(もともと)は、キックボクシングの選手でK-1の選手だった。

彼は、ノーモーションで破壊力抜群(はかいりょくばつぐん)のハイキックでノックアウト勝利を連発した。

そして、総合格闘技に転向(てんこう)してPRIDEという格闘技団体でPRIDE無差別級王者になった。

3人目は、現ONEキックボクシング世界フェザー級王者チンギス・アラゾフだ。

彼は、変則的(へんそくてき)で超強力なハイキックで日本人トップクラスのキックボクサーたちや

世界トップクラスのキックボクサーたちをノックアウトした。

以上のことからハイキックは、使いこなすのが難しいが使いこなすと格闘技選手にとって超強力な必殺技になると言える。

最後に。

僕の記事がハイキックを蹴る難しさについて興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。


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