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業について その2

(メインブログ「神様達と共に」で2017年9月13日にアップした「業について その2」の内容を、一部修正&加筆して再アップしております。)


前回の記事からの続きです。

前回は「業」ということについて、大きな二つのポイントをお伝えしました。

ということで・・・まずは、前回のポイントをザックリ簡単におさらいしてみましょう(^^)

ポイント① 業とはマイナスのエネルギー体

「業」はシンプルに僕らが普段からよく触れている・・・マイナス感情やマイナスの信念のことを言っている・・・ということでしたね。

因果応報についても、必ずしも過去世で起こったことが返ってくるとは限らずに、抱えているマイナスエネルギー体の分量によって、現実が変わってくるようです。

ポイント② 業は償うものではなく向き合うもの

自分に「業」があると思うと、つい償いが必要だと思いがちですが・・・それではかえって別の種類の業を大きくしてしまう可能性があります。

「業」とはエネルギー体であり、潜在的なマイナスの感情や信念ですから、それを癒していくためには出来るだけプラスのエネルギーを持って向き合っていくことが望ましいのですね。


はい・・・超ザックリな振り返りです(笑)

より詳しい内容について知りたい方は、前回の「業について その1」をご覧下さい。

「業」と言いますと、元々仏教の言葉というのもあって何か堅苦しい感じがしますが・・・。

もしよかったら、古い観念を手放してみて・・・改めてあなた様のお心が感じる真実に照らし、「業」について一緒に考えてみて頂けましたらとても嬉しいです(^^)

ではでは・・・。

早速ですが「業」について、僕が感じている残り二つのポイントをお届けしてまいりましょう。

ポイント③ 他人の業は受け入れなくていい

前回の記事でもお伝えしましたとおり・・・これまでの宗教や教育の中では、業に業を重ねるような否定的なやり方で人を裁くようなところがありました。

それによって、キチンと反省している人や・・・もしくはそれほど悪いことはしてない人でも、厳しい否定的なエネルギーにさらされ、潜在的に「業」が植え付けられてしまうようなケースも非常に多くあったことでしょう・・・(TωT)

このような場合・・・自分の心が感じている真実に反して、責められるべきではないにもかかわらず「業」として残っていることになり・・・。

そのせいで、本人はどう生きていいかわからず、とにかく生きることが恐くなってしまうケースも多いようです。

この世界全体を見ると・・・このようなケースはまだまだ非常に多く存在しており、そのせいでなかなか前向きになれない方も多くいらっしゃることが感じられます。

でも実は、目には見えないエネルギーの領域の視点で真実を紐解くと・・・「業」に「業」をぶつける教育方法は完全に間違っているため・・・それをマイナスの信念として受け入れる必要は全くないのです。

ただ、もしかすると「業」を他人にぶつけてしまった方も・・・元々はそれを受けてきた被害者であり、それ故に無意識で他人に自分の「業」をぶつけてしまっている可能性があります。

その場合、傷ついたマイナス感情体の上に、もうこれ以上傷つかないために・・・守るかのように理論武装などの攻撃的なマイナスの信念体を持っていて・・・。

そのせいで・・・つい他人の攻撃性や自己否定を感じると、信念体が反応して攻撃的になってしまうのかもしれません。

しかし、そのようなマイナスの信念体も「業」ですので・・・。

いかに社会的には正しく見えても、自分の人生を心から幸せなものするためには、出来るだけ手放した方がよいものです。

そのような方がもし、真摯に自分の心と向き合うことができれば・・・実は奥底には傷ついてきた弱い自分がいることに気付けることでしょう・・・( ,,´・ω・)ノ"(ノ_<)


潜在意識においては・・・そこに新たな気付きの光が訪れることで、古い感情や信念を手放していける側面を持っています。

過去に他人から受けた「業」の影響が、まだ心の奥に残っていると感じられる場合・・・。

たとえば次の様に・・・心の中で新しい理解を染み込ませる様に繰り返していくことで、徐々に過去に先生から与えられた「業」を手放していけるかもしれません。

「もう・・・誰の否定的なエネルギーも受け入れなくていい。

私は私の心を大切に生きていい。」

「本当に正しいことは・・・根本的には肯定的なもの。

当時の学びは終わったのだから・・・もう否定的なエネルギーは受け入れなくていい。」

「私は私の心を信じて生きていく。

もう誰も・・・私の心を否定のエネルギーで覆うことは出来ないし・・・受け入れる必要はない。」

これらの言葉は、あくまでも例ですけどね(^^)

あたたかく寄り添う様に新しい理解を自分の心に投げかけてみたり・・・落ち着いて冷静に新しい理解を深く受け入れるようにしてみたり・・・力強く気高さを持って新しい理解を決心してみたり・・・。

自分なりに肯定的な心理状態を育むように・・・コツコツ信頼して思っていくと・・・少しずつ効果が深まっていくはずです。


「業」のエネルギーが強い場合は、より心の気付きを深めていく姿勢と、根気も必要かもしれませんが・・・。

しかし、少しずつでも肯定的な気付きを重ねながら・・・自分の心に合った言葉を探して、そのエネルギーと共に、自分の潜在的なマイナスの信念にアプローチすることで・・・。

徐々に他人から背負わされた業を癒し・・・自らの徳へと変えていくことが出来ることでしょう。


時に・・・この社会のさまざまな分野で、その秩序を守るために支配的で攻撃的な方法をとることが正しいとされていますが、それはあくまでも最低限の調和維持の目的で用いられるべきものであり・・・。

人の心を扱う時は、まったく違うスタンス・・・例えばより肯定的に、よりわかりやすく理解を届けるスタンスなどが用いられるべきでしょう。

なぜなら、人の魂はあらゆる肯定的なエネルギーの源であり・・・命そのものでもあるが故に、表面的な秩序で管理出来るものではないからです・・・。


尊い価値を持った魂に、支配や攻撃の影響を与えて曇らせることは・・・社会全体から創造的で肯定的なエネルギーを減退させることに繋がり、実は非常に多くのデメリットをもたらすことになっています・・・。

ですから、これからの時代においては、社会全体で「秩序を扱う」ことと、「心を扱うこと」の違いをよりハッキリと認識して、あらゆる分野で改善していく必要があると、僕は感じています。

実は・・・誰の魂も、その本質は愛と英知そのものであり、このようなことをよぉくわかっています・・・。

もし・・・、あなた様が自らの本質に気付き、このような歪んだ社会秩序にも負けず・・・。

もう過去に受けた否定的なエネルギーをもう受け入れなくていいと理解し、その「業」を手放すことで、より大きなお幸せを得ていけたとしたら・・・。

そのことは周囲の人達にも新しい理解や、新しいエネルギーを伴った生き方として伝わっていくことになります。

肯定的なエネルギーは共鳴によって広がっていくものなので・・・知らず知らずより多くの人にも、この理解が広がっていく面があります。

ですから、これは案外大きなことなのです。

(・・・と、書いていますが・・・この辺は実はピース個人ではなく、誰か神様に書かされている感じがしています(笑))


かつてのマヤやケルト、アイヌなど・・・他にも世界各国の古代文化には、自然・・・平等・・・慈悲を重んじた、奥深く・・・あたたかい心が伴った社会が存在していました。

そのような社会は完全に滅んでしまったかのように見えますが・・・その心は今も人々の中に眠っていて・・・。

多くの神々が言うには、今後10年以内に・・・現在の欲望と攻撃性の社会の方向性が破綻していく中で・・・。

また新しい社会を創造する力として、当時の心が再び人々の中から芽生え始めてくるのだそうです。


ということで・・・。

よかったら、共に一歩ずつ・・・これまで受けてきた否定的な言葉とエネルギーを改めて受け止め・・・その傷を癒しつつ・・・(T人T)

心の奥に眠る、新しい芽吹きを大切に育むように・・・アプローチしてまいりましょう。

苦しい時・・・辛い時は焦ることなく・・・ゆっくりでもいいと思います。

その先にはきっと、僕らの新しい時代・・・夜明けがあると思うのです(^^)


ポイント④ 業の共鳴に気をつける

お伝えしましたように・・・肯定的なエネルギーは、よりそのエネルギーが大きいほど・・・より幅広く多くの人に広がっていきます。

幸せそうな人が側にいると、自分も幸せな気持ちになることってありますよね(^^)

それは、肯定的なエネルギーの共鳴が起きているからなのです。


一方で・・・マイナスのエネルギーも、やはり大きければ大きいほど、広がっていく影響力が大きくなります∑(゚Д゚)

そのことを、ここでは「業の共鳴」と言っているわけです。

この「業の共鳴」・・・マイナス感情の共鳴というものは、誰もが経験したことがあると思います。

例えば・・・目の前の人がイライラしていると、つい自分もイライラしてくることってありますよね。

この状態はつまり、お互いの潜在的なマイナス感情が共鳴し合って、表層にエネルギーとして湧き出ているような状況と言えるでしょう。

特にお互いに似たような「業」を持っている場合や・・・「支配と恐れ」など・・・お互いにセットになっている「業」は共鳴しやすい様です。

気がつけば、知らず知らずお互いを意識して、恐れていたり・・・怒っていたり・・・なんてこともあると思います。


もし・・・この状態を自分の心の中で長引かせずに、落ち着いてマイナス感情(業)の存在に気付き・・・謙虚に向き合って癒すことが出来たら・・・。

これはむしろ「業の共鳴」があったおかげで、自分が抱えていた「業」に気付き、消化することが出来たということですよね(^^)

実は、人との縁の中には・・・このようにお互いの「業」を刺激し合い、あえて「業の共鳴」を起こすことによって、「業」を手放し・・・魂的、精神的に成長していくためのプロセスが隠れている場合があるのです。

ですから、もし人間関係の中で、この人と会うと何か嫌な感じがするなぁと・・・そういう場合は、まず自分自身が抱えている「業」が何かあるのかなと探し、その正体を見極めることが大切なポイントなわけです。


ただ、ここで一つ問題があります。

人間関係というのは、時間が経つ中でだんだんと深くなっていくもので・・・途中まではお互いに謙虚に向き合いながら成長することが出来たとしても・・・。

より深い部分の「業」が感じられるようになってくると、次第にギクシャクしたり、もしくは・・・表面的にも問題として現れてくることがあります。

そのような場合は、より深い信頼関係を築くことの必要性や・・・すでにお互いの道が違ってきていることなどを、現実が暗に示しているケースがあるように思います。


もうお互いの歩む道が違う・・・と感じる場合は、お互いの魂が進むべき道筋や、その成熟度などが違ってきている場合で・・・。

そのような場合は、やはり必然的に離れることになったり、もしくは心の距離を置いて接することことが大切になるようです。

よく「大切な縁ほど、距離感を大切にする」というような言葉を耳にすることがありますよね。

あえてお互いが抱えている「業」には触れずに、表面的に肯定的に付き合うことで、その関係性を保っていくことができる・・・というわけです。

それによって、確かに「業の共鳴」はあまり起きなくなり、お互いにいがみ合って「業」を大きくしてしまう様な事態を避けることができます。


しかし、もし・・・「業の共鳴」を恐れるが故に、本来まだしっかりと向き合うべき段階で、相手との距離を置くことは、そこでお互いの成長が止まってしまうことを意味します。

そのため、お互いの心がより深い絆・・・深い信頼関係を望んでいる場合は、やはりお互いに抱えている「業」について、率直に語り合うようなコミニケーションをすることも時に大切になってくるわけです。


では・・・。

このような話し合いをする場合、「業の共鳴」によってお互いの「業」が大きくならないように配慮するとしたら・・・どのような部分に気をつけるべきでしょう?

ここは・・・きっと誰もが悩んだことがあると思います。

僕もこれまで何度も悩んできました・・・(´ω`)

相手と自分のより深いマイナス感情(業)に触れることは、それだけでもとても繊細な心配りと・・・大きなエネルギーを必要とすることで、本当に難しいですよね。

この辺は、僕自身もまだ成長途中ではありますが・・・。

お互いの「業」について話題にする際に気をつけべきことは・・・大きくまとめると、以下の二つのことがあると感じています。


 α.お互いの「業」について、お互いが謙虚に受け止められるか

 β.お互いの心の本音を、お互いが素直に表現できるか

この二つについて、自分と相手の心の状況を自分なりに感じてみて・・・お互いがどこまで前向きに・・・素直に話し合えるか、まずは心の中で確認してみるわけです。

人は心(魂)において非常に多くを感じ取っていて・・・。

お互いどの程度の謙虚さと素直さを持っていて・・・、どこまで話題となる「業」について落ち着いて受け止め、率直に話し合えるか・・・実はなんとなくわかっています。


ですから、心から「あ、話せるな」と思ったら、自分なりに配慮をしながらも、率直に話していいものですし・・・。

逆に、「まだ、タイミングではない」と感じたのであれば、お互いのどちらかが・・・もしくは両方とも、前向きな話し合いをする段階に達してない可能性が高いわけです。


ちなみに、この二つの要素は、どちらも度合いがあり・・・。

例えば、αの謙虚さについて、お互いにしっかりしていれば・・・βの素直な表現がそれほど出来なくても、お互いに不思議な絆のようなものを感じて信頼関係を築けることがありますし・・・。

逆に、お互いにβの素直さがしっかりしていれば・・・最初は怒りをぶつけ合って「業の共鳴」が起きたとしても、最終的にお互いの心の本音(「ありがとう」「ごめんなさい」)が出てきて、信頼関係を築くことが出来るでしょう。


また・・・。

心がまだタイミングを感じてない場合でも、とりあえず少しずつ・・・お互いに謙虚&素直になれると感じる分だけを、話し合いのテーブルに出していくのもよいかもしれません。

それによって、「業の共鳴」を避け、少しずつ信頼関係を築くことが出来る場合もあるでしょう(^^)


ただ、このような配慮は結構エネルギーを使いますし・・・。

なによりも落ち着いて話し合いをにするためには、まず自分自身がその「業」をある程度消化しておく必要があるので、苦しいものですが・・・。

でも、だからこそ、相手に本心が伝わり・・・信頼関係が一段進んだと感じた時は、涙が出るほど嬉しく感じるものです(T人T)


そしてもし・・・そのような信頼関係を築く努力の結果も虚しく、お互いの道が離れていったとしても・・・。

信頼関係を築こうと努力したことは、しっかりと魂と精神の成長として残っているものです。

すると・・・。

その後の人間関係の中で・・・、ごく自然とお互いにもう一段スムーズな、謙虚&素直でコミニケーションできる信頼関係が築けるもののようです。

ですから、たとえ一時的に人間関係の中で、さまざまな困難と別離に遭遇したとしても・・・。

それでも自分なりに一生懸命に信頼関係を築こうと頑張った経験は、ちゃんと人生にプラスとして反映されていくものなのですね(^^)


いやぁ・・・この辺の人間関係のことは、本当に精妙で複雑な領域なので・・・なかなか解説が難しいですね(*´Д`)=з

今回は「業の共鳴」ということを扱う中で、基本的な部分だけを、なんとかお伝えすることが出来ました。

いずれはより深く・・・より幅広く、しっかりと扱っていきたい分野でもあります。


はい・・・。

ということで、今回の「業について」シリーズの説明が全て終わりました!

あえて、多くの人が語りたがらない「業」という事柄ですが・・・。

その奥には・・・これほどまでに多くの重要な問題、重要なエッセンスが隠れているのですね(^^)

僕も書いていてインスピレーションを受け取った部分もあり、思ったよりも長くなってビックリしました(笑)


この内容の中に、少しでもあなた様のお幸せを育んでいくために、必要な情報がありましたら・・・それはとても光栄なことです。

こんな風に理論的に書いてはいますが・・・僕自身まだまだ「業」はありますし、常に発展途上だなぁと感じています。

よかったら、共に一歩ずつ「業」を癒し・・・自分らしさを力強く確立していけましたら、とても嬉しいです!(^^)


長い記事を最後までご覧下さいまして、ありがとうございました!


もしこの活動を支援したいと思って頂けましたら、サポートして頂けましたらありがたいです(^^) (少額でかまいませんし・・・ご負担にならない範囲でよろしくお願いしますm(_ _)m)